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せんばの釣り日誌

山形生活17年に終止符を打って埼玉に転勤。山や渓流に行く回数は減りましたが、釣りだけは細々と続けていきます。月に一度行くかどうかの釣りの備忘録。たまーの更新だと思います。たまーに遊びにいらしてください。(笑)

盛岡で爆釣(5月23日)

 今年も新緑の季節がやってきました。渓流のシーズンです。埼玉住まいのせんば、渓流に行けるのは年に数回。今年は盛岡の師匠と相談をし、去年の反省をもとに「釣れる」時期に遠征を組みました。GW直後は場荒れするかも、ということで少し間をおいて5月23日に盛岡まで弾丸ツアーで行ってきました。結果、師匠も私も満足する釣果。久しぶりにダブルつ抜けとなりました。

 出発はいつも通り、夜行バス。今回は餌のドバみみずを土曜日早朝に採ってきたので、2日前から準備が始まりました。で、日曜日の夜行バスで新宿を出て、盛岡駅には朝5時着。苦手な夜行バスなので、うつらうつらしたかどうかで、若干の寝不足気味。それでも師匠に駅まで迎えにきてもらい宮古方面に向かいます。自動車道が出来たため、釣り場へは1時間弱で着くようになりました。

 6時にはいつもの川に到着。5月ということで、師匠がウェーダーを貸してくれました。水が冷たい時期は助かります。最初に入った川はいつも様子見の川。大体いつも空振りして、次の川へ向かうのですが、今回もやはり20分ほどやって師匠がヤマメ1匹釣っておしまい。反応が薄く、ここは釣り人が入ったようで、次の川へ向かいます。次の川は師匠が今日メインで攻めるつもりのところ。せんばも毎回そこそこ釣っている川でした。

 さっそく反応があり、師匠もせんばもイワナを釣り上げます。サイズはこの川では平均サイズ。あいにく水量は少なめ。ただ、曇天なので魚に影を見られることが無くて何とかポツポツと拾っていけます。師匠は浮き釣りなので、瀬に出ていた魚をポンポンと。どばのせんばは、たるみや淵で誘う感じ。それでも同じ淵で数匹上げたり、順調に数を伸ばします。川辺にはコゴミやミズが出ていますが、この川ではアイコ(深山イラクサ)が多く、気になって仕方ありません。が、車に軍手を置いてきてしまい、トゲトゲが嫌なので後半に取っておこうとスルー。実はここのアイコが一番成長が良かったのは後から分かりました。

 2時間ほど釣り上がって師匠は10匹、せんばは7匹。師匠はサイズ的には少し不満げ。尺近くのものが出ない!って言ってましたが、せんば的にはかなり良いスタートでした。一度車に戻り、もう少し上流へと向かいます。餌も補充してさっきの川の上流部に入ります。今回どばミミズを40匹以上持参していたのですが、早くも半分近く消費。かじられたり取られたり、反応が多くて楽しいです。上流では釣り始めはそれほど反応が良くなかったのですが、30分ほど釣り上がってからいきなり釣れ始めます。師匠も私も一流しごとにアタリをとらえます。まさに1淵1匹って感じ。二人で?マークで「きっと竿抜けポイントに当たったんだねー」としゃべりながら釣ります。サイズも7寸、8寸と徐々にアップ。あっという間につ抜け達成です。師匠は「あーっ!」と声を。どうしたのか聞いたら尺近いものを落としてしまったとか。うーん残念。それ以降、しばらく師匠は小さめのイワナ、せんばは満足サイズのイワナが釣れてきてちょっと不思議でした。

 それでも1時間ほど釣れる時間帯があったものの、しばらく釣り上がると再び元のペースに。釣れないわけじゃないけど、足で釣る感じ。更に上がるとピタッとアタリも無くなったので、この先は人が入ったと判断。川を変える決断です。ここではせんばは10匹、師匠は8匹でした。
 「あと3匹で20だね!頑張って」って師匠に言われ、着いたのが3つ目の川。ここは以前師匠がクマに遭遇した川で“熊の川”なんてあだ名の川です。(笑)二人でピストルを鳴らしながらいけば大丈夫だろうとそれからも通っているとのこと。この川では浮き釣りの師匠のペース。ポンポンとイワナを上げていきます。せんばもどばミミズの威力でたるみや、淵で拾っていきますが、さっきの川よりは小さめのイワナ。逆に師匠は7,8寸サイズを上げていきます。

 アイコが採れるように軍手も持参していたのに、何故かこの川のアイコは小さいものが多く、採っても味見くらい、という程度でした。半分山菜に目を奪われていたのか釣れるペースは若干落ちます。それでもあっという間に3匹釣って20匹をクリア。更に2人で釣り上がり7匹釣ったところで竿をたたみました。結局この日、せんばは24匹で師匠は26匹という結果。2人で50匹は6,7年ぶりかもしれません。

 師匠も忙しくいつも3時間程度で釣りを終えることが多いそうで、これだけ長時間釣ったのは久しぶりだと喜んでいました。帰りには日帰り温泉で汗を流し、盛岡の師匠の自宅へ。新幹線の時間まで休ませてもらい、庭にあるフキをお土産にいただきました。駅まで送ってもらい次回のお約束をして握手。午後6時過ぎの新幹線に乗って、自宅には9時前に到着。新幹線はホント早いですね。当日は後片付けをしてすぐにダウン。翌日からイワナと山菜の渓流定食が楽しめました。80歳をとうに超えている師匠。1回でも多く一緒に川を上りたいと改めて思いました。
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鹿島港公園のアジ(4月10日)

 新年度が始まりました。桜が散り、花粉症の季節が終わり、気づくと1月以来釣りに行ってません。今年は東北遠征や、新しい狙いものを釣るために前半は抑え目にして限りある予算を有効に使わないといけません。と言いながらたまには海も見たいし、釣りを始めた友人と陸っぱりの釣りも行こうと約束もしていたので、鹿島の港公園に鯵釣りに行ってきました。

 ここはSNSつながりの「よっさん」のHG的な鯵釣り場。そこで数カ月前からレクチャーを受けて準備をしておりました。陸からのサビキ釣りは本当に久しぶり。もしかしたら埼玉に引っ越してきてからは初めてかも。友人もついに竿を購入したので、そいつに魂を入れなければなりません。まあ鯵ならボウズもないだろうと月曜日に行ってきました。
 レンタカーを浦和で借りて、友人とは浦和駅で待ち合わせ。自宅で道具を積んで出発です。今回は高速も使い鹿島まで3時間ほどのドライブ予定です。前日までに餌や仕掛けをそろえ、当日は向こうで食べるお昼だけ買う予定。途中事故渋滞もありましたが、買い物を済ませ現地には1時45分ころ到着。10分の差で第一希望の場所に入ることが出来ました。


 とりあえず竿を準備して、コマセの用意。今回はトリックサビキを使った磯竿での鯵釣りです。と言ってもマヅメ時が本番なので、まずは腹ごしらえ。帰りはせんばが運転手なので、友人には海を見ながらのビールを満喫してもらいます。快晴で風も思ったより無くて、コンディション的には最高です。4時ころまではたまにコマセをまきながら、まったりと過ごします。

 反対側にはベテラン風のおっちゃんが竿を出していたので、情報収集。磯竿3本の気合入った方。我々の所に入りたかったけど、ちょっとの差でこちらに来たとか。すみません~っと謝っちゃいました。(笑)聞けば、ここでも釣れボウズは今までないとのこと。それでも昔ほど釣れなくなったなあ、なんて。今日はオールナイトでの釣りだそう。色々教わりました。

 4時半ころになって日が傾いてきて、そろそろ本気モード。コマセの量も増やします。反対側のおっちゃんを見ると、竿を上げていてどうも鯵が釣れた様子。ポツリポツリと上がっています。これはこっちもそろそろかなあ、と更に気合が入ります。でも5時を過ぎても沈黙が続きます。で、ようやく5時半になってから友人の竿にアタリ。ようやく最初の1匹がかかりました。それほど大きくはありませんが、貴重な1匹です。

 確かに釣れることが分かり、安心と期待が高まります。せっせとコマセをまくものの、沈黙再び。6時になって完全に日が沈み、ゴールデンタイムに。するとせんばの竿にも待望のアタリ。で、竿を上げるとふっと軽くなり、バレてしまいます。でも魚はいます。やる気も増すばかり。
 薄暗くなってきてからは友人の竿がまたもや曲がります。さっきよりもサイズアップした鯵。10分後にはもう一つ友人が追加。なぜかせんばの竿には音沙汰なし。わずか3mほどの距離なのですが不思議なものです。反対側のおっちゃんは引き続きポツポツと拾っている感じです。辺りが暗くなり、街灯も消え竿先も見えなくなってきたころ友人にまたまたアタリ。けっこう重そうで、見たら2匹ついてます。水面で1つ落ちちゃいましたがこれで4匹目。

 今日の目標が最低4,5匹と言っていたので、これで何とか満足して竿をしまいます。せんばは結局この日はボウズに終わってしまいましたが、友人の竿に魂が入ったので良しとしましょう。真っ暗になっても釣れてきたし、おっちゃんも夜8時ころまでは釣れるんだ、と聞いたので次回は夜から朝までの釣りも良いかもしれません。オールだと力水も飲めますしね。

 友人も今度は一人でサビキ釣りに挑戦したいと言っていて、嬉しい限り。今のうちに色々な釣りを体験してみて、好きな釣りを増やしてほしいものです。昔からの友人とのんびりドライブしてからの釣り。贅沢な1日を過ごすことが出来ました。次回の海釣りは船に乗る予定。いよいよ本格的な釣りのシーズンが始まります。

銚子港でどんこ釣り(1月9日)

 快晴が続く関東の1月。今年も穏やかなお正月となり、子供たちや私の兄弟家族と楽しい集まりとなりました。あわよくば息子とイシモチ船に乗れたらなあ、なんて考えていましたが、釣り友まんすりーさんから9日の成人の日にドンコ釣りのお誘いをいただき、釣り初めは久しぶりのドンコ狙いに決定。場所はまんすりーさんお勧めの銚子港となりました。朝出発して、途中で食材を買って昼に港で焼き物をしつつ美味しい飲み物を飲む。まったりと過ごして夕方から準備をして夜釣りでドンコ狙い。寒くなったら芋煮からのカレーうどんで温まろう、という作戦です。


 

 午前7時半にせんば家に迎えに来てもらい埼玉から下道で銚子を目指します。何度か行った鹿島方面に向かい、途中から南下して銚子を目指します。距離は120キロほど。山形から日本海酒田くらいまでの距離で、遠征気分になります。連休最終日で道路は渋滞がなく11時前には銚子に到着。スーパーで食材を仕入れ、魚市場で焼き物にするイカを物色。更に餌の青イソメを買って釣り場に着いたのは昼過ぎ。そこから荷物を広げ、炭を起こしてお昼の準備です。


 

 まんすりーさんは手慣れたもので、火を起こしてイカを捌き、焼く準備。せんばはとりあえず1本竿を出して、釣りをしてますよ、というアピールを。小一時間ほどでイカ焼きにウインナー、買って来た枝豆と良い感じで出来上がりお昼がスタート。と、イソメ餌ではぜ狙いで出していた竿が「チリリン!」となります。巻いてみると何か付いている感じ。10センチを超えるハゼが釣れ、二人で「いるじゃん!」と真剣に釣りを始めます。このサイズのはぜが揃えば天ぷらが待っています。でも小さいアタリはあるものの、乗りません。仕方ないので今度は焼き鳥を焼き、食べつつまったりです。


 

 途中漁船の水揚げがあり、生け簀から良い感じのヒラメがたくさん出てきます。観光の方もちらほらいて、我々をのぞきにきます。風もなく穏やかな港ですが、漁師さんも穏やかで優しい方が多いそうで、ニコニコ対応です。釣り人とのトラブルから厄介顔する漁師さんもいるそうですが、ここはそんなことはないみたい。他の釣り人の様子も見てきましたが、サビキでイワシ、泳がせでヒラメを狙っている方が多いように見受けられました。


 

 結局昼の部ははぜ1匹。一度大きなアタリがあり、乗った感じがしたのですが、貝棚に糸が擦れてプツン。ちょっと残念でした。少し場所を移動してドンコを狙います。明るいうちに仕掛けをセット。ヘチ狙いで胴付き仕掛け、餌はサンマが理想だったのですが、品薄で今回はサバの切り身です。まんすりーさんは4本、せんばは3本竿を出します。


 

 薄暗くなってきた4時半ころに釣り開始。薄暗いうちはアタリもなく、まったりと時間が流れます。周りにはイワシ狙いのサビキの方が一人。ポツリポツリとイワシを上げています。聞くと群れが入ると入れ食いになるものの、あとはポツポツらしいです。それでも50匹ほどは釣っている様子。我々は残念ながらサビキの準備はなし。ドンコ一本です。うーん、ダメかなあ…と思い始めた5時半ころせんばの竿に待望の「チリリン!」。上げると生体反応。20センチほどのドンコゲット。


 

 まんすりーさんの竿にもチリリン!いよいよ時合到来か?さば餌で食い込みが悪いのか、チリンだけで乗らないこともしばしば。それでもまんすりーさんが2つ連続で上げ、せんばも同様に連続。しかも1匹は25センチオーバーの刺身サイズ。ところが30分ほどの活性化タイムの後はまたまた落ち着いてしまい、せんばもまんすりーさんも8時の終了まで一つずつ上げておしまい。暇な時間は芋煮を温め、〆のカレーうどんを食べる時間に。これはこれでおけ、でした。(笑)


 

粘ればまた魚にスイッチ入ることがあるかもですが時間切れ。二人とも4匹ずつ。年末にも来ていたまんすりーさんは刺身サイズの1匹をクーラーボックスに入れ、残りは全てせんばにくださいました。ありがたやー。久しぶりのドンコ釣りを楽しめ帰りも埼玉までのドライブ。3時間ほどで自宅まで送ってもらえました。その日は遅かったので、風呂に入ってダウン。翌朝にちょっと早起きして、処理に入ります。大きいのは初めて挑戦したナメロウ。2匹は一夜干し。残りは肝と一緒に煮つけ。どれも間違いない味でした。特にミソ・しょうが・ネギで作ったナメロウは初めて食べましたが、最高でした。リピート決定です。常磐の海でもなかなか釣れなくなってきたと言われるドンコ。関東での少ない冬場の釣りとしてこれからも行きたいと思います。今回もまんすりーさん、お世話になりました。


 


晩秋イシモチ釣り(11月28日)

 ここ数年、年内最後の釣りはイシモチ船なのですが、今年も友人と一緒に黒川丸さんの船に乗ってきました。昨年イシモチデビューした友人、釣れすぎては困る、とのことで最後は加減して釣っていたとか。今年は翌日もお休みを取り、たくさん釣る気まんまん。もちろん私も安定のイシモチ、という感じでお土産をたくさん持って帰る気でした。

 月曜日に友人に有給を取ってもらい、電車釣行。前回のキス釣りの時はJRのトラブルで何とか間に合った朝の集合。今回は辛いですが、もう1時間早い電車で行くことにしました。無事7時前に黒川丸さんに到着。余裕で準備をして7時半には岸払いです。いつも待たせてしまうので、今後はこのパターンかな。
 本牧沖のいつものところでスタート。8時の釣り始めから30分後くらいに満潮の潮どまり。なので、10時過ぎころからの後半勝負です。それでも投入第一投、着底いきなりのアタリ!それでも食い込まず。周りでも上がり始めました。数分後に再びのアタリで上がってきたのは刺身サイズのイシモチ。なかなか幸先良いスタートです。

 最初のうちは数投ごとに船頭さんがポイント移動。潮が止まるので、ポイントを探すとのこと。天気は曇りでそれほど寒くはありません。波もそれほどでもなく、コンディションは最高です。スタートは調子良かったものの、やはり20分ほどでアタリが激減。あってもかじられておしまい、ということも多々。我々は右舷側でしたがなぜか全くアタリがなく、左舷側のみ15分くらい釣れたようです。
 それから1時間半ほどはポイント探しをしながら釣りますが、アタリは少なく、ポツリポツリ。イシモチ釣りとは思えない感じ。それでも友人は1匹釣りあげてちょっと安心。後ろのお客さんとお祭り数回。私も一回ありましたが、どうも後ろの方は初心者さん。友人もビギナーなのでちょこちょこお祭りがあるようです。


 9時半ころからようやくアタリが増えましたが、やはり渋いのでしょう、かじられておしまい、とか途中でバラしてしまう方も多いようです。船頭さんも「5人そろって当たって2匹しか上がらなんだよー」とボヤいてます。(笑)10時半の折り返し点でせんば5匹で友人2匹。後半の追い上げを期待したいところですが、肝心な潮の動きは相変わらず。魚探には反応あるものの、食いっ気がないそうです。
 今回はイサキ用に購入したカウンター付きのリールを始めて使いました。今回の深さは大体35m~40mほどのところでした。使い勝手も良いので、来年もう一度イシモチで使ったらいよいよイサキデビューかも。アジでもヒラメでも問題なく使えそうです。

 で、イシモチはずっとポツポツで12時を過ぎて残り1時間を切ってもつ抜けしていません。何とか頑張って11匹まで伸ばしますが、タイムアップ近し。でも船頭さんも残業してくれ15分ほど延長。残り3分で最後のアタリがあって「最後の1匹!」って宣言したものの、途中でふわっと軽くなりバラシ。なんか今日を象徴する出来事でした。

 結局せんばは11匹、友人は5匹で終了。それでも釣った人は20を軽く超えているし、隣のベテランさんは20数匹。キスまで2匹釣っているし。腕もありますねー。でも刺身サイズの型が数匹混ざったのは幸いでした。帰ってからの処理の早いこと。(笑)1時間もかからず、刺身や干物、塩焼きの段取りが出来てしまいました。

 今年ははぜにも2回行けたし、遠征も出来ました。来年も願わくば楽しい釣りが出来、また仲間とも楽しい時間が過ごせることを願っています。皆様も良い釣りを楽しんで下さいね。

晩秋の落ちハゼを求めて(11月7日)

 今年も残すところ2か月。紅葉前線が南下してきましたが、まだまだ埼玉は暖かい日が多いような気がします。山形仕様になっているのか、周りの方から「寒い!」という声は聞きますが、せんば的にはまだ秋の入り口。(笑)季節も良いので、今年2度目のボートはぜに行ってきました。そろそろ落ちていく大型のはぜを釣って天ぷらにする。そんな楽しいことを考えながらの釣行です。




 同行はいつものご近所、まんすりーさん。9月に続いて2度目のはぜ釣りです。4時半に迎えに来てもらい、江戸川放水路までドライブ。前回の反省から今回はお尻が痛くならないように、クッションを準備。まんすりーさんは折り畳みの椅子を持参です。6時半の朝いちばんでボートをこぎ出します。朝もめっきり冷えてきて7,8度の予報。寒がりのまんすりーさんは防寒対策をしながらの釣り。せんばはまあ、秋の感じ。心地よい朝の気候だったりします。




 林遊船さんにお世話になりましたが、情報を収集。対応してくれるお兄さんは前回同様、丁寧にポイントや狙い方を教えてくれます。ただ、お話が好きなのか情報量が多すぎる。(笑)なんとなく理解して最初は近場のポイントからスタート。それでもちょっと沖目の3mくらいの深さから狙います。針は前回4号袖から5号にアップ。それでもアタリがあり、釣れてきたのは7,8センチの夏場サイズ。ひんぱんにアタリはあるものの、乗りが悪い感じ。それでもポツリポツリと釣れます。


 まんすりーさんはスタートからしばらくはアタリがあってもなかなか乗らず、苦戦。それでも段々ヒットするように。数匹目には12,3センチを超える今日のねらい目サイズをゲット。順調なスタートに見えましたが、それも続かず、小ぶりなはぜが多いです。数回場所を移動するものの、どこも同じ。お兄さんが教えてくれた通りどこも同じようです。




 1時間ほどで10匹。時速10匹はまずまずですが、何せ型が小さい。9月の時は10匹に1匹ほど天ぷらサイズが釣れたのですが、今回は全てから揚げサイズ。まんすりーさんは数匹天ぷらサイズを釣り上げています。これは前回と逆のパターン。2時間ほどで下流へ移動します。8時を過ぎても気温はそれほど上がらず。それでも私の特権、朝からビールをしちゃいます。うーん、最高。問題は飲みだすと止まらないので、釣りに集中できないのですよねー。


 ようやくそのポイントで天ぷらサイズをゲット。やはり10センチを超えると引きが違います。これが10匹ほど揃うということなしです。それでも一つずつアタリをとりながらはぜを拾っていきます。ペースは相変わらず時速10匹。別の船頭さんが来て様子を聞きますが、どこも様子は同じようです。後半は更に河口へ向かうことにして、ボートを下流まで引いてもらいます。帰りも迎えてきてくれる、ということで安心して下流を攻められます。

 びっくりしたのはそこに乗り合いの船が居たこと。はぜ狙いとのことですがはぜ釣り乗り合いあるんだー!とびっくり。遠目で見ていますが、やはりそれほど大きいのは釣れていない様子。アルコールという燃料も入れたので、釣りに集中して数を狙います。とにかく数を上げれば天ぷらサイズが混じる・・・・。と思いながら数を伸ばします。沖上がりの2時の1時間半ほど前に様子を見に来た船頭さんに60くらいかなー?と報告したのですが、しっかり数えてみると85匹の釣果でした。

 残念ながら天ぷらサイズのはぜは5つほど。残りは全部から揚げ、南蛮サイズ。まんすりーさんは天ぷらサイズをつ抜けほど釣っていたようです。帰りにお兄さんにボートを引いてもらいながらいろいろ情報を聞きました。水温が高いこと、はぜがなかなか下流に落ちないこと、サイズも上がらないこと、等々。やはり温暖化の影響ではないか、との見立てでした。

 ハゼ釣りは手軽で楽しいので、来年もチャレンジしたいのですが、少し工夫して、小さいはぜを減らしてそこそこのサイズが増えるよう、時期や道具なども考えてみたいと思います。100匹も釣ると処理からして大変なので・・・。(笑)ということで、来年もボート、乗りましょうね。>まんすりーさん