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せんばの釣り日誌

山形生活17年に終止符を打って埼玉に転勤。山や渓流に行く回数は減りましたが、釣りだけは細々と続けていきます。月に一度行くかどうかの釣りの備忘録。たまーの更新だと思います。たまーに遊びにいらしてください。(笑)

竿納イシモチ釣り(12月6日)

 早いもので今年も年末。釣り納めの季節となりました。2か月前から予定していた、友人のHくんとイシモチ釣りを今年最後の釣りに定めていました。彼は鯵に続き2度目の船になります。ビシ鯵とは違い、アタリを待つ釣りも体験してもらおうと思いました。いろいろな釣りを体験するのが最初は大事ですからね。ということで、12月6日の月曜日に休みを合わせてもらい、電車釣行です。


 上野東京ラインを使い、京急に乗り換え、金沢八景へ。いつもの黒川丸さんです。以前に比べて格段に電車が混雑しています。コロナが落ち着き、出勤の方も増えたのでしょうか。それでもちゃんと7時半にはお店で受付。10分後には岸払いです。お客さんは13名。これまた以前より賑やかに。人流が多くなってきたのを実感する朝でした。


 Hくんに一通り説明をして、自分の竿の準備。今日はお客さんも多いので、2本竿は無理そう。30分ほど走り、本牧沖でスタートです。レクチャーがてら仕掛けを降ろし一斉に釣り始め。5,6分したところで船頭さんが場所を変えます。様子見だったのでしょう。また数分走って仕切り直し。するとあちこちでイシモチが上がりだします。せんばにもアタリ。ちょっと待ってダブルを狙って巻き上げるといきなりのダブル。幸先良すぎです。まあ、これがこの後響いてくるのですが。(笑)


 Hくんは最初慣れるまではぎこちない感じでしたが、15分くらいやっているうちに、要領をつかんだ様子。30分ほどして初イシモチ。今日はポツリポツリとアタリが来る感じ。アタリはあるのですが、なかなか食い込みません。で、ダブルを狙ってしばらく待っていたらせっかくの魚がはずれてしまったりで、数が伸びません。Hくんもポツリポツリとイシモチを拾います。


 船は同じところを何回も流す感じ。今日は本牧沖一本のようです。1時間ほどしたところからアタリの回数が少し増えます。それでもダブル狙いをしてしまい、途中でバレたり、乗らなかったりで5,6匹止まり。逆にシンプルに言われた通りに釣るHくんはポツポツと地道に釣り続けます。半分ほど経過した時点で数匹彼の方が釣果は上がっていました。ここで1つずつ丁寧に釣ることに。


 と、いきなり強いアタリがあり、けっこう引っ張られます。ドラグを緩めておくのを忘れプツリ。もしかしたら鯛かなあ・・・とがっかり。数時間後また同じようにアタリがありますが、今度は重いだけで引きはありません。船頭さんにエイかサメじゃない?と言われましたが、案の定のエイ。ドラグを緩めたこともあり楽々上がってきました。もちろんすぐに海にお帰りいただきました。


 左右のベテランさんを見るとやはり釣れるペースは上。何かが違うのでしょうね。それでも潮どまりで沈黙の30分ほどを過ぎたらまたアタリが出だします。Hくんに比べ唯一早い手返しで差を縮めていきます。ラスト一流しで上がったのは外道のアジ。これはこれで嬉しいゲストです。結局イシモチ18匹とアジ1匹で終了。ビギナーの彼も18匹。なんと同点でした。(笑)言われた通り素直に釣った彼と、ダブルを狙ってけっこうバラシたわたし。なかなか示唆に富んだ釣りとなりました。

 お隣のベテランさんに聞いたら28匹と33匹。最高は48匹だったとか。いやいや上には上が。それでもちゃんと血抜きをしたイシモチは18もあれば、万々歳。二人とも刺身や塩焼き、一夜干しなどで堪能しました。朝からの釣りだと家に戻ってからも時間があって楽。次回も約束しましたが、さてアジにするか、キス釣りという新しい獲物も魅力的。楽しみが増えました。ともかく今年の釣りはこれでおしまい。来年も楽しい釣りが色々方と出来る事を祈っております。


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秋のアジ釣り(10月11日)

 先月は遠征やら旅行やら移動が多い月でした。その中で友人と自宅で飲んだ時に、鯵を釣りたいという家内と共通の友人のリクエストもあり、家内と3人でアジ船に乗る相談をしていました。潮の加減と午後船という条件だと18日の月曜あたりがベスト。それでも全員都合がつくのが11日ということで、初めて3人での釣行となりました。家内が2度目、友人が初めての釣りなので、お世話をしながらの釣りになると準備をしました。



 いつもの黒川丸さんに正午過ぎに到着。受付を済ませ、それぞれカッパや長靴をはきます。女性は割引がきいて、4千円という安さ。半日船とは言い、コスパ良すぎです。せんば家は二人で1万円。これくらいだと年に数回は家内と釣りができそうです。
 さっそく竿を準備・・・・と思ったらなんと持参した竿が上下違います。(泣)これでは繋げず、釣りになりません。急きょレンタルタックルを追加。無料なのがありがたいです。とはいうもののやはり自分の竿の方が使いやすいです。ちょっと不安なスタートとなりました。


 席は左舷のミヨシから3人。せんばが真ん中に入り、家内がミヨシ。友人のひろみさんが胴の間近くです。今日は月曜ながら、10人くらいの釣り客。緊急事態宣言が解除されてにぎわっているのでしょうか?コマセをまくアジ釣りには好都合です。中乗りさんにレクチャーを受けつつ、二人の仕掛けをセット。いよいよ岸払いです。


 15分ほど走り、八景沖で釣り開始。20mほどの深さです。1時半ころに潮が止まります。釣り初めて15分ほどで家内、そしてひろみさんも釣れちゃった状態でスタート。南風が吹いてちょっと波もあります。順調に2匹ほど上げた家内が急に黙り込みます。(笑)顔色もなんだか・・・・。あれ?やはりミヨシだと揺れが強いみたいで30分くらいで船酔い。あれまあ。


 慌てて場所をせんばと交代。せんばがミヨシへ。家内は少しお休み状態。ところがひろみさんと離れてしまい、アドバイスが出来なくなります。横のおじさんとおまつりしたり、何だかんだやっているうちに、お隣のおじさんが色々と親切に教えてくれるみたい。やはり釣り人は親切な方が多いです。せんばも数匹釣りあげますが、ポツリポツリ。やはりレンタルタックルだとバラシも多いような気がします。(まあ、ウデですけどね)

 2時を過ぎると案の定アタリが遠のきます。この時点で家内と二人で6匹。そこから30分くらいはひたすらのコマセまき。ようやく潮が動き出して再びアタリが出始めます。幸い前半は20センチを超えるまずまずのサイズのみ。復活した家内も再び竿を出し始めます。
 数匹追加して、ダブルも達成。さあこれから!と思っていたら船頭さんが「お土産取れたから最後1時間深場へ行きます」とアナウンス。やはり常連さんは大物狙いの方もおられるのでしょう。家内もひろみさんも「もう終わり?」といぶかしげ。説明すると納得。船酔いの家内はどちらでも・・・という感じ。(笑)

 水深25mのポイントを2か所。30mの場所1か所。反応はあるみたいですが、アタリが出ません。船頭さんも「なんか海が変わったなー」と不思議そう。結局深場は諦めて、最後浅場でお土産拾いに。残りは20分ほどです。そこでようやく小ぶりなアジが釣れてきます。
 常連さんはその小アジにヒラメが食いついて、ヒラメゲット。場所により大きめのアジも出て、にぎやかに。せんばも家内もそこで5匹追加。それでも数回バラシ。何かリズムに乗れない日です。ひろみさんもそこで5匹追加。お隣のおじさんのおかげでかなり慣れてきたようです。

 4時で沖上がり。結局せんばと家内で16匹。ひろみさんは初挑戦で11匹。ひろみさんの先生のお隣さんは20匹。さすがです。常連さんのトップは40匹突破。一体何が違うのでしょう。各段の差ですねー。まあでもこの波と風の中でほぼ初心者の2人は良く頑張りました。
 家内も陸に上がってしばらくしたら復活。次回からは胴の間が良い!と言ってますので、まだチャレンジしたいようです。帰ってからも16だと処理も楽。さっそく叩きと塩焼きでいっぱい。ひろみさんの所もなめろうと焼きをしたようで、この新鮮さを味わうと、もうアジが買えない・・・とか。(笑)また来年一緒に船に乗る約束をして別れました。

 次回は年末にかけて、もう一人の友人とイシモチ船に乗って今年を締めくくることになりそうです。

最終渓流とキノコ(9月27日)

 9月はせんば的には一年で一番忙しい釣りの季節。今年も行くことが出来なかった仙台ヒラメ。渓流のシーズン最終。釣り仲間の船に乗って楽しいオフ。いろいろな予定が入る時期なのですが、今年はこのご時世。ヒラメは中止だし、船も台風の余波で中止。渓流だけは!と最後の月曜日に弾丸ツアーで盛岡の師匠にお世話になり、渓流&キノコ狩りツアーに行ってきました。

 今回も夜行バスと新幹線の併用。往復で11000円ちょい。これなら年に数回は可能です。夜行バスが盛岡に着いたのは6時。駅でピックアップしてもらい、宮古方面に向かいます。今回は弟子2号のHくんも一緒。二人まとめてお世話になっちゃいます。天気は晴れ。土日も天気が良かったので、コンディション的には?マークです。この予感はズバリ的中します。

 
 川には7時ころに到着。せんばは新たに探り当てたドバみみず採取場で30匹のどばを用意。これで半分イワナを釣った感じなのです。シーズン後半の月曜日ということで、渋いのは想定内。どばの威力を発揮するだけ・・・・と思っていました。さっそく最初のポイントでは見えていたイワナが餌を食いますが、横の枝にからまりバラします。うーん、幸先悪い。

 師匠もさっそく1匹釣りあげますが、それからピタリと魚の気配が消えます。弟子は二人とも苦戦。ところがそこから先は師匠まで苦戦。「いやー、かなり人が入って荒れちゃったなあ・・・」と嘆きながら釣り上がります。30分ほどで川を変えることに。そこは今年かなり実績があったところらしいです。しかし、イワナは見えるのですが、ドバを流しても見向きもしません。それどころか、餌をよける始末。

 師匠の分析は例年より早く産卵シーズンに入ったかも、とのこと。産卵になると餌を追わなくなるそうです。山形時代には9月末でもそんなことはなかったのですが、今年は川の変化が早いそう。それでも数匹師匠は釣りあげます。せんばも餌をかじられますが、小さいのかすぐ放してしまうみたい。Hくんは初心者なので、更に苦戦しています。

 二つ目の川も場所を変え、上の方を狙ってみたり、餌を大きくしたり、小さくしたり工夫しますが、やはり見向きもしません。ドバみみずが効かない、なんて渓流釣りを始めてから初めての体験です。それでも9月ということで、ちょっと期待していたキノコが所々に出ていました。師匠に教わり、モダシ(ナラタケ)を採りながら登ります。


 結局釣れないまま、3つ目の川へ。おそらくここが最後のポイント。今年初めて狙う川ということで、ちょっと期待。なぜ初めてか、というと2回ほど熊を見かけた川だから。(笑)今日は3人だから行こう!ということで挑戦です。この川でもイワナが走るのが見られます。
 Hくんもかけますが、残念ながらバラシ。ようやくせんばにもアタリ。じっくり食わせてようやくのイワナ。これは7寸サイズでまずまず。師匠も数匹追加。それでもかなり小さいのばかりらしいです。結局昼過ぎに終了。せんばはこの1匹。師匠が7匹。Hくんはボウズ。師匠が一桁、というのは数年ぶりらしいです。

 まあ、産卵シーズンに入ったら仕方ありません。しっかり孵化して来年も育ってほしいです。帰りがてらせんばのリクエストのキノコ採り。何年か前に山形から来た時に連れていってもらった山へ。その時は大シメジをメインに採りましたが、今回も同じ時期なので大シメジ狙い。Hくんは興味ない世界なので、車で留守番。30分ほど採りに。前回よりは少ないものの、しっかり大シメジを採りました。

 釣りの途中ではナラタケと畑シメジを採ったので、キノコ3種がお土産です。温泉に入って汗を流し、結局師匠から釣ったイワナもすべていただき、キノコを持って新幹線で浦和へ。2時間足らずで大宮まで戻れます。えきねっとの半額予約は使えます。来年は家内と旅行を兼ねて2泊くらい計画しても良いかもです。師匠、今回もお世話になりました。

まったりと?江戸川ハゼ(9月19日)

 今年は珍しく日曜日に夏休みを1日取る事ができ、釣り仲間の船に乗せてもらい、4人で泳がせ釣りで大物を・・・という予定を立てていました。ところが台風14号が狙ったかのように日曜日にかけて関東を通り、置き土産の強風により、ボートは出ないことに。自然には勝てませんから、これは仕方ありません。それでも天候は回復するので、竿だけは出したい!ということで一緒に行く予定だったまんすりーさんと相談。この時期テッパンの江戸川ボートハゼに行くことになりました。


 始発電車だと貸しボートがいっぱいになるかも・・・ということで、まんすりーさんの車でピックアップしてもらい、5時半には現地着を目指します。順調に到着し、台風一過の晴天のもの大きめのボートに乗り込みポイントまで引っ張ってもらいます。去年の10月にご一緒して以来約1年ぶりの再会です。釣り物も去年と同じハゼ。ちょい投げの天秤仕掛け、針はまんすりーさんに分けていただき、スタートです。





 最初のポイントはけっこうボートが集まっているところ。空いている場所にアンカーを落として釣り始めます。朝一番から入れ食いタイム。乗ったり乗らなかったりですが、小さいハゼが次々に釣れてきます。明らかに去年より食いが良い。一カ月早いと違うのでしょうか。まんすりーさんも仕掛けを落としてすぐにアタリ。次々とハゼを拾っていきます。





 時速20匹を超えるペースで釣れますが、何せ小さい。(笑)たまーにちょっと大きめが釣れますが、それでも天ぷらサイズにはなりません。明日のお客さんにはぜ天を出したいので、7,8匹は天ぷらサイズが欲しいところです。1時間くらい釣ったところで、まんすりーさんから場所替えの提案。今日も船長さんはまんすりーさん。もうすべておまかせです。


 少し移動して、人が少ない橋の下流へ。潮は下げなので、段々沖へと逃げる算段で、深さ1,5mくらいからスタート。と、ここでは10センチを超える念願の天ぷらサイズが続けて釣れてきました。二人でにんまり。それでも小さいのと中サイズと色々ばらつきがあります。しばらく楽しんでから力水をプシュッとあけます。入れ食いが続いていて、ゆっくりする間もありませんでした。

 潮止まりの10時ころには少し暇に。それでもポツリポツリとハゼが釣れてきます。既にこの時点で二人とも50匹は超えています。これはから揚げに、南蛮に、処理が忙しいかもしれません。それから今度は上げ潮なので、ポイントを変えます。今日の場所替えの成功率はほぼ100%。船長、今日も冴えてます。コンスタントに釣れるのは、7,8センチのスモールサイズ。たまに10センチを超えるのが混じる感じ。それでも去年の10月よりは数も型も揃います。

 今日最後の場所はカキ場の近くか、けっこうカキに針を取られます。魚影は濃いのでそこで粘ります。場所が場所だけに、フグやイシモチなど外道の顔も良く見ました。昼過ぎから天気は快晴。日焼け止めを忘れてきたせんば、ちょっと顔が日焼けで痛い感じです。


 2時の納竿ギリギリまでせっせと釣ります。1時間ほど前に束釣りを達成。久しぶりの束です。数えながら釣りましたが結局122匹で終了。天ぷらサイズも10匹は超えたと思います。片付けて再び船で引っ張ってもらい、岸へ。気づくと8時間ほど座りっぱなし。ちょっと腰が痛いです。(笑)
 車で自宅まで送っていただき、解散。まんすりーさん、今回もお世話になりました。次回の釣りもぜひ、と約束してお別れ。その後家内を招集してハゼの処理タイム。明日のお客さんがあるので、今回も快く手伝ってくれます。それでも束越え。やはり2時間ほどかかってしまいました。この日は南蛮漬けに。翌日の飲み会にはから揚げと天ぷらなりました。ハゼはあまりお店に出ない魚なので、友人たちも珍し気に食べて味も大好評。年に一度は手軽に楽しみたいハゼ釣りです。

再び隠密釣行(8月30日)

 譲れない釣りの、仙台ヒラメ。一カ月以上前から、半額の新幹線チケットを予約しており、準備万端。と思ったら予想外の緊急事態宣言の延長、拡大。仙台の船も関東圏からのお客さんはお断りになってしまいました。さて、それではと第2案の釣りを決行することに。仙台行きのレンタカーを一路山形に走らせ、懐かしい川へ入ることにしました。そうと決まれば問題は餌です。どばみみずを今年初めて採りに行きました。9月になる前なのでまだ大丈夫だろうと思っていましたが、数はいるものの大きさは今一つ。イワナが喜びそうなぶっとい物は数匹。あとは全て師匠がお好みの縞みみず程度の細さ。まあ無いよりはましでしょう。40匹くらいゲットして、いざ出発です。




 いつものように福島まで新幹線。そこからのレンタカーです。午後10時過ぎには物産館の駐車場に。ここで朝方まで仮眠です。外気温は20度。やはり東北、秋が進んでいます。4時過ぎに起床して顔を洗い出発。20分ほどでいつもの川に到着。5時には車を出て川に入ります。まだ日の出直前で川は暗くて目印も見にくい。段々老眼になり、年を取った自分を思い知ります。
 それでも30分くらいすると明るくなり、ポイントも分かるように。ただ、けっこう人が入っていて叩かれているようです。うんともすんとも言いません。ふと見ると、いつもミズが群生している場所に。ムカゴはどうかな?と思って見てみるとムカゴをたくさんつけているものがあります。そこからはしばしムカゴ採り。やはり季節は確実に秋です。




 それから懐かしい渓流を上りつつ、竿を出しますが、当たっても小さいのがつつく程度。2時間ほどしたら雨が降ってきました。今日は曇りの予報でしたが、1日降ったりやんだりでした。最初はカッパを持って来なかったので、早々に切り上げ一旦車に戻ります。


 そこから車を移動して、去年釣りを終えたあたりまで上ります。そこからカッパを着て、再び川に。そこでようやくしっかりとしたアタリ。食わせて釣れたのはニジマスでした。けっこう上流にまでいるんだー、と感心しながら釣り上がります。その少し上流でまたまたヒット。再びのニジマス。(笑)さらにチビニジマスに針を飲まれ三連発。いつからニジマスの川に?




 ここで休憩。おにぎりを食べながら雨がやんで、霧にかすんだような渓流を見ながら命の洗濯です。再び釣りを始めたのは9時過ぎ。もう一つ川を見たいので、残り1時間程度と考え釣り上がります。淵よりも川の流れの方がアタる感じがして、エサを流すとその通り食ってきました。あまり大きくは無いですが今日の1匹目のイワナ。約1年ぶりのご対面です。しっかりと腹が黄色い天然もの。そこのちょっと上でも同じようなアタリでイワナ2つ目。これはけっこう食べごろサイズ。7寸というところでしょうか。


 10時前に一旦魚をさばき、場所替え。記念写真は、針を飲まれたチビニジマス入れて5匹。そこから今度は釣り仲間と何度か行った、もう一つの川に向かいます。ここは転勤後には訪れたことはなく、4年ぶりに来ました。昼まで1時間半くらいですが、懐かしい川にご挨拶です。


 こちらの川は岩が大きくて、こけもついており、フェルトの渓流ブーツだった以前よりスパイクタイプの今の靴が滑る滑る・・・。歩きにくいことにびっくりです。それでも餌を流すも、反応なし。それどころか、餌を流したら、魚影がサーっと散っていく状態。よほど人が入っているのでしょうね。

 それでも春にはよく通ったこの川、ポイントを数か所探ってみます。と、ようやくのアタリ。上がってきたのは6寸でしょうか、ヤマメです。これまた懐かしい魚。1時間ほどで数回こけたので、この1匹で満足してしまい納竿。次回はフェルトの渓流ブーツにしようと思ったのでした。


 昼過ぎには片付けて、山形市内へ。おいしい蕎麦を食べて帰ろうと、狙っていた蕎麦屋に向かうも駐車場が一杯。仕方なく、去年と同じ一寸亭で冷たい肉蕎麦を食べました。安定の美味しさ。あまり長居することなく、八百坊温泉へ。570円の入浴料も埼玉価格に慣れた私にはそれほどお高くありません。(笑)

 そのまま東北中央道を走って福島へ。大体1時間半あれば余裕で山形まで来れてしまいます。新幹線を使えば楽に来られます。コロナ禍ではありますが、あまり人とも会わず、自然に親しむ貴重な1日となりました。来年は仙台ヒラメ、そして懐かしい山形の友人たちとも交流できるようになっていることを願っています。

        
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