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せんばの釣り日誌

山形生活17年に終止符を打って埼玉に転勤。山や渓流に行く回数は減りましたが、釣りだけは細々と続けていきます。月に一度行くかどうかの釣りの備忘録。たまーの更新だと思います。たまーに遊びにいらしてください。(笑)

秋のLTアジ釣り(11月11日)

 芋煮オフから一週間。秋も深まるなか、行ってきました今年最後の釣り。有給を使って休んだ長男と1年ぶりのLTのショートアジです。一年に一度は長男も釣りをしたくなるらしく、けっこう乗り気で休みを申請していました。まあ、父ちゃんに仕方なく付き合ってくれているのかもしれませんが。それでもゆっくり起きて、電車で行って、半日釣るお気楽なコース。場所はいつもの金沢八景の「黒川丸」さん。ここはお得意様ハガキがあると2人で1万円というお安い金額で楽しませてくれるのです。


 

 今回は前回の反省からマイロッドを携えて、ビシだけ借りる予定。長男は完全レンタルタックルです。受付を12時に済ませ、船に乗り込みます。天気は良く波も穏やかそう。12時半に岸払いです。長男はおにぎりを食べています。波が無さそうなので余裕なんですね。ところが沖に出てみると、大きなうねりが入っており、ちょっとだけ後悔してました。(笑)次回から酔い止め必須です、息子。




 

 10分ちょい走り、ポイントが決まります。船頭さんの「始めてねー。26mで棚2mくらいだよー。」昨日好調だったポイントのようです。さっそく我々右舷の反対側でアジが上がった様子。型も良いようです。せんばはイソメ、長男は赤たんにパワーイソメ。今の時期、どちらでも食うそうです。数回こませを巻いているとさっそくのアタリ。今日のスタートは20センチを軽く超えるまずまずのサイズでした。




 

 それからは割とコンスタントにアタリがあります。バラシもありましたが、順調に数を伸ばしていきます。しかし30分ほどやっても長男の方はアタリも出ず。からんだ糸を直してたりしているうちに横ゆれが段々ダメージになって、気持ち悪くなりかけている様子。せんばが6匹くらい釣ったあたりでおかしいなあ?と竿をチェック。何とリールの糸がからみ底に着く前に止まってしまいます。息子はそれで底と勘違いしてかなり上の棚をやっていたことになります。慌ててロッド交換してもらい、仕掛けを直します。




 

 すると今度はちゃんと底を取れたようで、アジの引きを楽しんで釣り始めました。去年のアジよりも二回りほど大きくて、引きも強く船酔い気味の息子もいきなりの復活となりました。これでせんばも安心して釣れる・・・と再開しましたが、今度はせんばのリールが巻きにくくなりました。(汗)いよいよ寿命なのか・・・。ということで、せんばもレンタルタックルにチェンジ。それでも時間はまだ半分以上あり、アタリも続いているのでお土産は大丈夫そうです。



 

 息子も10匹ほど釣って数を伸ばしましたが、2時半ころにアタリがピタリと止まりました。一旦船頭さんがポイント替えのため、これまた昨日良かった場所に小移動。これも正解で、再びアタリが増えます。こませを詰めて投入してこませを振るとすぐにアタリ。まさに入れ食い状態。いやいや、アジはこうでなくっちゃ。いきなり大きなアタリで、引きも強く尺超えか?というのもあったのですが、あえなくハリス切れ。それが続き、仕掛けは残り少なく1本針での釣りとなったせんば。



 

 一方、最初の不調から復活した息子は2本針でダブルも連発。楽しそうに釣っています。昨日は4時の竿納め30分前にはアタリが止まったそうですが、今日は順調に釣れ続き、ラスト10分でもまだまだ食ってきます。反対側で船頭さんが何か叫び、指示しながら、お客が大物と格闘している様子も伺えますが、我々もラストスパートでアジを上げていきます。ラスト5分でせんばは終了しアジの数を数えます。息子はラスト一投。クーラーが半分以上アジで埋まって、最後の1匹を息子が釣り上げ終了。2人で48匹!3時間半でこの釣果はなかなかナイスです。



 

 仕掛けを片付けているといよいよ反対側での大捕り物は大詰めに。何とワラサがかかったそうです。アジ仕掛けのイソメを食ったって言ってたけど、アジをそのままにしておいて食わせたのかも。それでもタモに収まると一同で拍手喝采。いやー、良いものを見せてもらいました。大満足で帰港しましたが、途中からけっこうな雨に。終わってからなので、助かりました。後からHPを見るとアジ午後船24~71匹と。24は我ら2人の平均。今日は大当たりの日だったようです。同じ11月でも昨年は15,6センチの小アジ主体で数も今一つだったので満足度が大違い。



 

 自宅に7時ころ戻って、刺身と塩焼きだけ作って取り合えず乾杯。サクッと食べてからアジの処理にかかります。明日の刺身に、〆アジ、フライ用にとさばき、一夜干しを8枚干したところでギブアップ。(笑)半分の24匹は翌朝早く起きて処理しました。これでしばらくはせんば家、アジ三昧の生活が出来ます。干物は冷凍して物物交換要員です。22センチ~28センチのアジなので、食べ甲斐があります。平均25センチという感じでした。長男もまた次回、今度は酔い止め飲んで行きたい、とのこと。来年はもう少し釣行回数を増やすのが目標です。

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河原で芋煮オフ会(11月3日)

 9月にヒラメ釣りに行って以来、しばらく釣りからは遠ざかっているせんばです。予想通りですが、やはり昨年同様海が遠いので、釣行は減ります。そんな中、サイト「こどもパパ」さんのメンバーで芋煮オフを再びやろう、という声をいただき、せんばの休みに合わせて連休の真ん中の夜に第2回鹿島芋煮オフを予定して下さいました。芋煮を食べて、そのまま鹿島で夜釣り・・・っていう美味しい企画です。


 

 ところがなかなか思い通りにはいかないもの。(笑)ずっと晴れの予報がなんと数日前に夜だけ雨になる予報に。しかも風も強く釣りも芋煮もちょっと無理っぽい感じになってきました。当日ギリギリまでラインでやり取りをして、予報をチェックしながらの相談が続いていました。(仕事中のせんばは全てお任せ)




 

 最終的には鹿島での開催は中止。一旦そこで話は切れましたが、諦めきれない面々が(笑)何と場所を埼玉に移して芋煮メインに集まろう、飲もう、という流れになりました。そもそも芋煮で飲んでグダグダになるだけの自信はあったワタクシ、喜んで賛同いたしました。


 

 ということは、釣りは行っていないので、釣りの備忘録にはならないはずなのですが、せっかくなので記事にしちゃいます。今後にもちょこっと影響するかもしれないので・・・。というのは、この場所はチーム埼玉のメンバーが夏になると飲み物片手に「うなぎ」を狙う場所だからです。きっと来年(かもっと先?)にせんばもウナる場所かも、だからです。




 

 当日のメンバーは6名。パパさんチームのまんすりーさん、茶太郎さん。サイト「投げマン」のぬこさん、おけらさんです。一応分担は芋煮がせんば。おけらさんが焼き鳥。その他アウトドアグッズはそれぞれ分担して持参ということになりました。せんばは仕事が終わってからご近所のまんすりーさんに迎えに来ていただき、同乗して向かいます。打ち合わせをラインでしてそれぞれ車で埼玉某所の河原に集合。午後6時前にオフ会スタートです。


 

 着いた時にはすでに他のメンバーは到着して、タープも張っておいてくれました。これで予報通り雨が降っても大丈夫です。降り始めまで数時間あるので、サクッと焼き鳥、芋煮を作り始めます。もちろん乾杯して、つまみの品を楽しみながらの作業です。最初からおけらさんの“マハタの刺身”まんすりーさんの“牡蠣のくんせい”せんばの“わらび”とそろいます。



 

 これだけでもビールが進みますが、ふと見ると炭火がおこっていて、おけらさんが自分で打った焼き鳥を焼いているではないですか。次々にお皿に出てきます。んまい!至福のひとときのスタートです。芋煮の方は山形産里芋→ごぼう・キノコ類→火を入れ味付けしてあるこんにゃく・黒毛和牛→長ネギの順で鍋に投入していきます。もちろん飲みながら。いやー、極楽です。



 

 途中やはり雨が降ってきて、アウトドア設営舞台の皆さんが、雨よけ、風よけ、レイアウト変更と全てして下さいます。せんばはただ鍋のお守り。(笑)小一時間で芋煮の完成です。もちろん仕上げは「味まるじゅう醤油」です。これをとりわけてせんばのお仕事は終了。あとは次々出てくる日本酒を飲むだけ。イワナの骨酒の元・・・これもなかなかで、懐かしく骨酒を思い出しました。

 

 〆のカレーうどんを煮込んで食べ終わったら見事に鍋は空っぽ。6人で食べつくしました。なんか後半は酔ってグダグダでしたが。時間の感覚は飛んでますが、おそらく午後11時回ったころに撤収に入ります。皆さんテキパキとお片付け。私はまんすりー車でお休みなさい!あっという間に夢の中でした。



 

 翌朝、5時半ころに皆さんガヤガヤ。起きると何とパパさんの車がバッテリー上がり。茶太郎さんの車はドアが閉まらず・・・。恐るべし雨。(なのか?)それでもGSの助けも借りて、無事復旧。午前7時前に早めの解散となりました。お二人とも無事に帰宅できたそうで、一安心。朝の河原には鯉釣りのおっちゃんが2人。1時間半ほど見てましたがアタリは0でした。やはりここはウナギの場所なのか。次回にはここでウナギ釣りと洒落てみたいものです。楽しい、美味しい一晩を皆さん、ありがとうございました。また芋煮会やりましょうね。


1年ぶりの仙台ヒラメ(9月2日)

 今年も暑い夏が過ぎ、秋の気配が近づいてきました。1年に一度のお楽しみ、仙台ヒラメのシーズンです。山形時代は秋に2回行けましたが、さすがに関東からは1回が限度。それでもきくしん丸さんの回数券がある間は通わないといけません。(笑)前回はレンタカーでの遠征でしたが、帰りの運転がかなり辛い。眠気との戦いなのでした。今年はちょっと工夫して安く新幹線と在来線を組み合わせ福島までJR、そこからレンタカーという作戦を立てました。おそらく浦和でレンタカーを借りて高速代・燃料代を考えると2割ほどお安く行ける計算です。とは言うものの電車だと移動が大変。ブロ友の「さっか」さんに教えてもらったキャリーカートを引っ張っての遠征となりました。

 

 前日9時に福島でレンタカー確保。そこからゆっくりご飯を食べながら亘理に11時過ぎ着。コンビニの駐車場で車中泊。当日はきくしん丸さんに4時前に到着。今回も残り物に福、の比較的好きな右ミヨシの3番目。でもお隣は空きなのでミヨシ2番目です。両隣の方にご挨拶して、岸払いは4時20分。そこから約1時間の行程です。両隣りのおっちゃんと話しつつ釣り場に向かいましたが、なんと左のおっちゃんは山形の鶴岡から。右のおっちゃんは仙台ですが、庄内に良く釣りに行くとか。懐かしい山形話でした。「で、あんちゃん、どこから?」「埼玉っす」「あれまあ!」とびっくりされてしまいました。(笑)




 

 釣り場着が5時半前。エサのイワシが配られて、開始の合図。水深は40mほど。今年のイワシは13センチ~15センチと例年より小さ目。せんば的には使いやすく好きな大きさです。イワシが大きいとなかなか針がかりしないんですよねー。孫針を腹側にセットして、釣り開始。でも最初のポイントはアタリが出ずに場所替え。数か所探りますが、開始30分でノーバイト。これは厳しい戦いかも、というスタートでした。




 

 それでもやがて右のおっちゃんが竿を曲げて35センチほどのヒラメを釣ります。左手、ミヨシの鶴岡のおっちゃんも数回アタリがあったようですが、早すぎて乗らず。そんなせんばにも初のアタリが。しかしじっくり待っているうちに離してしまいました。残念。それでも次には同じようなアタリをじっくりまって竿が引き込まれて軽く合わせ。今度は乗りました。比較的楽に上がってきたのは右のおっちゃんとほぼ同じサイズ。35センチスタートです。今回はしっかり血抜きしようと小出刃ととがったドライバーを。キリのようなところで脳を突いて、エラとしっぽ近くを出刃で切って、桶に入れる。数分ですが、桶が真っ赤になるくらいでした。




 

 ポイントを変えつつ少ないアタリを拾っていく感じです。次のアタリは30分後。これもしっかりと待って乗りました。若干サイズアップの40センチ。両隣のおっちゃんもポツリポツリをアタリながら数匹ゲットしています。潮の関係か活発なアタリはこれからのようです。それからかじられたり、乗せたりしつつ2時間半ほどで6打数3安打。この時期としては予想外にアタリが少ないです。釣れているヒラメも3,40センチがメイン。一時の大物ラッシュがありません。

 



 後半戦は15分ほど戻ったところ。やはり砂地のようです。このポイントで釣り出してから15分くらいしたころからアタリが出始めます。どうも潮が動き始めたようです。右のおっちゃんは70センチサイズを上げます。左手のおっちゃんは連続してあげますが、すべて小さいサイズ。苦笑いしながら釣っています。せんばにもアタリ。一度離すも、再び食ってきてゲット。これも35センチサイズ。で、場所移動のブザーと同時にアタリがあって、少し待ってもらいつつ食わせる場面が。以前もあったのですが、どうも焦って早めに合わせてしまいます。今回は焦りつつもじっくり待ったつもりでしたが、合わせたとたんに手ごたえがあったものの「ふっ」と軽くなってしまいました。




 

 それでもアタリの頻度は両隣に比べ少し少ない感じ。聞いてみたら、底いっぱいで待っているとか。1m弱上げているせんば、すぐに50センチほど下げます。するとアタリが増えてきて1枚追加。ここまでで10打数5安打。順調に数は伸びています。また少し走って今度は根の上での釣りになりました。残り2時間、今回の目標はひそかに昨年プラス1の「つ抜け」。時間的にはギリギリでしょう。

 

 船頭さんから根があるので今度は1m棚を上げてくださいー、とアナウンス。毎年根にもぐられるので、ちょっと苦手な岩場です。ここでは最初からアタリ。すぐに本アタリがあって乗ります。今日一番の抵抗を見せる魚。果たして…と期待したら50センチオーバーの納得サイズ。ちゃんと計ったら53センチでした。このサイズがそろうと万歳なのですが。ここはアタリも多いのですが、やはりお約束通り根化けされちゃいます。底近くでいきなりアタリ、少し上げたのですが間に合わず。2回根がかりしましたが、どちらもアタリの処理の間違いでした。次回は修正しなければなりません。




 

 ようやくもう1枚追加。12打数6安打。5割はまずまずか。そこからバラシにエサ外れ、根化け、で3連続失敗。残り1時間は更に集中します。続いたアタリは徐々に少なくなり朝一のペースに。潮止まりが近づいたようです。一回のアタリを慎重にとり、35センチサイズと40センチサイズをゲット。17打数8安打。そこでラスト10分の声。

 

 きくしん丸さんでの釣りはラスト10分からの成績は6割ほど。何かが起こる気配あるのです。今回も残り5分でラストのアタリ。じっくり待って、本アタリまで確認して合わせます。よし!乗りました。サイズ的には小さ目ということが分かりますがとにかく昨年の9枚に並びました。18打数9安打とヒット率も5割。1年に一度の釣りならまずまずではないでしょうか。ここで終了して片付けに入ります。




 

 帰りに聞いてみるとけっこう釣っていたような左のベテランさんは11匹。(それでもイナダ2とマトウダイ1も釣っている)右の鶴岡のおっちゃんも11匹。1枚だけ50センチクラスがありましたが、総じて小さいって嘆いてまいした。それはそうです、この方先月に89センチを釣ったばかり。今回も大き目のクーラーかついで釣る気満々だったらしいですから。



 

 帰りは40分くらいで港に着きました。氷をもらって2匹は発送。小さいけど山形の知り合いに送ります。山菜と物物交換ですね。レンタカーで福島に向かう途中、白石で温泉に入り、汗を流します。福島で車を返してから新幹線・在来線と乗りついで浦和には8時前。電車だと寝てこれるのでその辺は楽。移動の辛さか、運転の辛さか・・・。これはちょっと検討の余地ありです。まあ

来年は秋の連休に山形遠征を考えているので、そこに仙台ヒラメを組み込めば解決かな。今年も恒例の釣り、「ゆずれない釣り(笑)」が出来て良かったです。あと、しっかり〆て血抜きしたヒラメは初日から硬くなりすぎず良いアンバイでした。連日のヒラメ三昧、堪能中のせんば家でした。


関東秩父の管理釣り場へ(7月29日)

せんばの釣り仲間で埼玉在住のA山さん。山形時代には仙台や山形に遠征してくれたり、一緒に盛岡まで渓流釣りに行ったりしました。こちらではあまり渓流はしなくなったそうですが、以前通った管理釣り場に一度行こうと誘われていました。秩父の川とのことですが、ここは自然の川を利用した管理釣り場で、初心者用と中級者用があり、中級者もけっこう楽しめるそうで、それなら一度行きましょう、と29日の月曜日、行ってきました。

 




 自宅まで迎えてきてもらい、そこから車で約2時間。秩父の有名なスポット三峰神社のそば、大血川渓流釣り場です。A山さんの仕事仲間の集まりに混ぜていただき、皆さんが三峰神社に行っている間も渓流釣りを楽しむという作戦です。ここは1日券が4500円。1人15匹まで持ち帰りOK。魚はイワナとヤマメのようです。



 

 2人で入場し、それぞれお金を支払いますが、A山さんは2時間ほどで皆さんのお世話があるので短時間勝負のようです。ポイントになる淵を決めるとしばらくしてバケツにイワナを7匹入れてそこに放ちます。それを釣ってからポイントを移動して放流後野生化?した魚も釣ってしまおう、という感じです。何と言っても管釣り場は初めてのせんば。とにかくまずは経験です。

 

 渓相は確かに自然のままで、水もさすがに秩父まで来ると綺麗。清流と言っても過言ではありません。東北の川で釣っている感じです。エサはドバを使いますが、お客さんは現地でぶどう虫かイクラを買って使うようです。放流したイワナが目の前でゆらゆら泳ぐなか、エサを流す不思議な感じ。(笑)それでも30分ほどで3匹釣り上げます。A山さんはエサが合わないのかバラシが多いようです。


 

 少しポイントを休ませようと、魚籠を置いたまま少し上の淵へ上がります。やはり釣り残しがあるのでしょう、すぐにイワナが釣れました。またアタリはあるものの警戒しているからか、食いが浅い魚もいて、それなりに楽しめます。A山さんが他のメンバーのお迎えで居なくなり、すぐに会社の仲間を連れてきて自分のところで釣らせます。必然的にその方のお世話はせんばがすることに。イクラを餌に何とか二つ釣ってもらいます。

 

 様子もわかったようなので、あとはお任せして、昼までせんばは上流の方を攻めることに。さすがに管釣り場だけあって、淵がうまいこと出来ていてその淵ごとに釣れ残りがいるようでポンポンと釣れて8匹のイワナが釣れました。どばの数も減ってきたし、午後からも楽しみたいので昼前に一度休憩することにしました。今回の集まりの皆さんともご挨拶して、食堂でラーメンを食べいっぷくです。先ほどのお世話したおっちゃんは釣れた2匹を塩焼きにしてもらい食べたようです。これは美味しいだろうなあ。

 


 午後からは皆さん三峰神社へ。せんばは先ほど止めた場所に戻り釣りを再開します。ところが20分もたたないうちにゴロゴロ・・・と嫌な音。雷が段々大きくなり、空が急に暗くなります。と、ポツポツの雨が、大粒に。ありゃ。雷は怖いし、雨も強いので岩陰に避難します。まあ本当の源流ではないので、増水もそれほど無いだろうからちょっと余裕でしたが。


 

 それでも30分以上避難して、雨が小降りになってから釣りを再開。再開後にはニジマスが釣れてしまいました。これは初級者用のポイントから逃げてきたやつでしょう。それから家族連れがいるポイントを通り過ぎ、イワナ釣り場最後のポイントへ。どばも最後でしたが、そこで1匹イワナを追加。残り30分ほどでしたが、A山さんのイクラをもらって少し流してみますが、ちょっと感じが違うようで、そのまま終了。


 

 結局この日はイワナ9匹にニジマス1匹の10匹で終了。どばをもう少しとっていれば追加できたかなあ・・・。それでもお店の人に魚籠を渡すと数をチェックしつつちゃんと捌いてくれるのでこれは帰ってから楽ちんです。まあ、東北迄行く交通費と入漁料を考えたらお手軽にここで練習するのも「ありよりの有り」って感じでしょうか。(笑)

 

 A山さん、お世話になりました。今度は釣りに専念しましょうねー。


年に一度の盛岡遠征へ(7月22日)

 浦和に来て1年以上。海には年に何回も釣りに行けますが、渓流釣りはホントご無沙汰しちゃっています。盛岡の師匠と話すと師匠も高齢となりなかなか一人では山に入るお許しが出ないとか。(笑)年に一度位なら・・・というせんばの希望的遠征の話をしたら、話がとんとんと進み、今月に弾丸ツアーを組み渓流に行くことになりました。経費節減のため、往復夜行バス。盛岡駅到着が朝5時。22日の月曜の朝、せんばは盛岡のバスターミナルに立っていました。
 
 師匠が車で迎えに来て下さり、さっそく宮古方面に車を走らせます。途中休憩を入れながら、1時間ほどでここ数年通っている川に到着。今年も師匠はこのあたりの川で良い釣りをしているそうです。渓流ブーツなどをつけてエサの準備をして、と1年ぶりの釣りでちょっともたつきますが準備完了。怖いのでクマよけのおもちゃピストルも首にかけます。


 
 最初に入った川は以前来たことのあるポイント。川に降りてみると水量が少ない。梅雨なのですが、ここ数日は雨が降らなかったようです。幸いこの日は曇りベース。水量が少なく快晴だと釣りには不利ですが、何とかなるでしょう。どばを今回は浦和で40匹ほど採ってきたのでエサの量的にも安心。さっそくどばをつけて流してみます。


 
 やはりシーズン中盤で、釣り人も入っているようで、居るだろーというポイントでは全くアタリがありません。30分くらい師匠と川を上ります。するとちょっとした岩の陰に流したら、イワナが出て食ってきました。じっくり待って上がったのは7寸サイズ。その後師匠も1匹ゲット。数回アタリがあったものの、小さいのかかじられて終了。師匠もこの川では2匹と少ない結果です。


 
 場所を変えよう、ということでもう1本の川へ。堰堤の下と上を攻めようということで、最初は下の方へ。ところがここも渋い状況。今度は小さいサイズも当たってきません。30分ほど歩いてようやく竿抜けポイントで7寸サイズのイワナをゲットしました。師匠はここで数匹ゲット。さすがです。


 
 ここも1時間半ほどで諦め、今度は少し戻って堰堤から上に入ります。最初の100mほどは狭くて、流れが多く、浮き釣りの師匠の有利な場所。前回はこの短い間で爆釣したとか。でもその時にかなり釣れてしまったのか、最初は師匠に7寸サイズが来ただけ。しばらく沈黙の時間が流れます。今日の目標はつ抜けと思って来たのですが、目標変更もあるなあ・・なんて思っていました。


 
 ところが500mくらい進んだあたりから、ポツポツとイワナが出てくるようになりました。水量が少ないため、川を歩くとさーっとイワナが逃げることも出てきて2人とも更に慎重に進みます。魚を驚かせなければ、イワナが喰ってきますが、いかんせん釣り人も多いのでしょうか、食いが浅い。師匠でさえ数匹バラシ。せんばもじっくり喰わせてから上げるのですが、エサをくわえていただけ、ということ数回。面白いのは同じポイントにエサを流すと再びくわえること。最大3回バラシました。(笑)


 
 それでもやはりドバの威力はあり、目の前にゆらゆらーっとみみずが流れてくると、隠れていた岩からすーっと出てきて「ぱくり」という瞬間を3,4回見ました。師匠もそれを見て「どばはすごいねー」って驚いていました。師匠は太いみみず自体が嫌いで、細めのシマみみず愛用です。それでも浮き釣りだと流れや浅い場所に強くこの川だけで7,8本あげていました。この川はじっくり攻め、1キロ以上歩いて終了。11時近くでしたがここで腹を捌くことに。数えてみると師匠が12匹、せんばは8匹。


 
 それから車まで歩いて戻りますが、かなりの距離を歩いたようで、なかなか車まで到達できません。結局20分くらい歩いてしまいました。もう昼前ですが、「どうする?」って師匠に聞かれ、つ抜けのために「もう1本行きましょう!」って泣きのもう1時間。(笑)車で10分ほど走り、最初の川から分かれた川に入ります。師匠もここで〆ようとは思っていたそうですが、ちょっとお疲れモード。「車を上に置いてから来るから、ちょっと釣っててね。」と言われそこから一人で釣り上ります。
 

 やはり竿抜けポイントかなあ、と小さい場所を狙って流すと、1投目からアタリ。そこはかじられて終わりましたが、次の場所からは1淵1当たり。まさに入れ食い!30分もかからず師匠が降りてきましたが、その時点で5打数3安打。師匠も驚き2人でそこから釣り上がります。交代で釣りますが、やはり今日一番の魚の多さ。目の前で遊ぶつがいのイワナもせんばのドバがきかず、師匠のテクで釣り上げます。30分くらいで師匠とせんば3つずつ上げて竿をしまいます。久しぶりに渓流パラダイスを堪能しました。この1時間でせんばは6匹、師匠が3匹。合計せんば14匹に師匠15匹。まあ、大体はポイントを譲ってもらったので、釣らせてもらったのですが。
 



 今回は採れたらミズも少し持って帰ろうと思っていましたが、思いのほかイワナ釣りに熱くなってしまい、ミズを探すのを忘れてしまいました。それでもこの水量で人も入っている中、大したもんだと師匠に褒められてちょっと嬉しいせんばでした。帰りは1時間ちょいで盛岡に戻り、師匠ご夫妻お気に入りの温泉、網張温泉へ。雫石の街並みが見え、牛を放牧している山も天気が良ければ眺められ最高のロケーションです。温泉もあったまり湯で肌に優しい感じ。川を歩いた疲れも取れるってもんです。そのあと師匠ご夫妻が常連の定食屋さんでご馳走になって夜行バスに。この定食屋さん、メインの他に小皿料理が出るのですが、地元の野菜の味付けがグッド。美味しくいただきました。師匠も久しぶりの長時間の釣りだったようで、ご機嫌。来年も行く約束をしました。この川は5月後半あたりが最も良いらしく、山菜の時期でもあるのでその方向で計画しましょう。でも来年は帰りはせめて新幹線。そろそろ夜行バスが身体に応える年になってきたせんばでした。
 
 師匠、今年もお世話になりました!!
 

 


        
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