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せんばの釣り日誌

山形生活17年に終止符を打って埼玉に転勤。山や渓流に行く回数は減りましたが、釣りだけは細々と続けていきます。月に一度行くかどうかの釣りの備忘録。たまーの更新だと思います。たまーに遊びにいらしてください。(笑)

40年ぶりのキス船(6月27日)

 去年から釣りを始めた友人がアジ・イシモチについで、3種類目のキスを釣りたい、と言っていたので先月作戦会議をして、今月船でのシロギス釣りに行くことになりました。梅雨時なので天気が心配でしたが、なんと猛暑。何なら今日にでも梅雨明けしちゃうんじゃないの?というお天気でした。(実際本当に梅雨があけました!)それでも風が怖かったので、ボートではなく乗り合い船で狙うことに。いつもの金沢八景、黒川丸さんです。



 電車釣行の我々、いつもギリギリになってしまいますが、今日は特に横浜駅で非常ボタンが押され、6分ほど遅れて到着。京急にわずか乗り換え3分ないくらいなので2人でダッシュ。朝から大変です。何とか船の出発には間に合いそうでしたが、やはり皆さんを待たせていたようす。船頭さんから急かされ、慌てて乗船、岸払いです。自分の仕掛けを作り、友人にレクチャーとなかなか忙しい。次回からは工夫してもう少し早めに到着したいものです。



 釣り場までは30分ほど。幸い風も波も無い条件です。シロギスはボートやちょい投げでやったことはあるものの、乗り合い船は中学生以来40年ぶり以上。まあ、何とかなるか、と20号錘で私は天秤、友人は胴つき仕掛けでスタートです。朝は干潮の潮止まり前。予想はしていましたが、反応は今一つ。周りではポツポツ上がっているようですが、我々2人には来ません。船頭さんにはしっかり投げて広範囲を探ること、餌は長めに5センチほどつけること。タラシは短め、と思っていたのですが、船によっては違うのですね。




 そんなこんなしていたら、あっという間に1時間経過。最初にイシモチを狙った時の再現だなあ、と思ってしまいました。それでもようやくプルプル・・・とアタリの後にシロギス登場。1匹目ゲットです。しばらくするとアタリ。今度は引きが違います。トルクの効いたシロギスならではの引きを楽しんで上がったのは23センチのキス。これは刺身決定です。



 それでも潮止まりになり、アタリが減るものの少ないアタリを拾って4匹のシロギスを2時間ほどで釣ります。時速2匹かあ・・・。メゴチも1つあがりますが、船頭さんからはダメだし。(笑)仕掛けをもっと動かさないと、と。ようやく友人にもアタリが来て、1つゲット。アタリがあるものの、乗らなかったりバラしたりと苦労している様子。確かにアジやイシモチみたいに向こう合わせでしっかりかかってくれませんから、難しいのかも。


 それでも後半はアタリも取れ、自分でしっかりと釣って引数を稼いでいます。ようやく潮が動き始めた10時ころからアタリも増えます。時速5匹ペースとなり、天ぷらサイズのキスが増えていきます。目標は20匹なのでペースを上げたいところ。友人にも刺身サイズが来たり、釣ったキスがサメにかじられながらも上がってきたり、忙しそう。おまけに「ホシザメ」を釣って船頭さんに美味いから食べてみな、と言われクーラーに入れてました。ちなみにせんばも小さいホシザメを釣ってお持ち帰り。釣り仲間には驚かれましたが、それなりに美味しく食べました。


 このあたりからダブルも増え、4回ほどダブル達成。特に11時から1時間ほどは入れ食いタイムもあるほど。お昼を回って残り1時間の時点で18匹。ところが大潮なのかその後潮の流れが急になり、アタリや底が取れにくい状態に。友人も苦労しているようでした。仕掛けが絡まったり、ポイント移動したりで4匹釣った時点で終了。結局キスが22匹、メゴチ1匹、ホシザメおまけ。友人もキスは12匹上げましたが、目標には届かず。奥の深さは感じたようです。


 トップは33匹と載っていましたので、やはり釣る人は釣る。(笑)それでも船のキスは大きなものも釣れるのでたまに乗るのもアリかもです。このくらいだと帰ってから処理するのも楽です。さっそくキスの刺身と天ぷらで飲みました。こう暑いとビールの進むこと。夏の釣り、今度は一度ボートでもキス釣りをしてみたいと思いました。
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