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せんばの釣り日誌

山形生活17年に終止符を打って埼玉に転勤。山や渓流に行く回数は減りましたが、釣りだけは細々と続けていきます。月に一度行くかどうかの釣りの備忘録。たまーの更新だと思います。たまーに遊びにいらしてください。(笑)

鹿島港公園のアジ(4月10日)

 新年度が始まりました。桜が散り、花粉症の季節が終わり、気づくと1月以来釣りに行ってません。今年は東北遠征や、新しい狙いものを釣るために前半は抑え目にして限りある予算を有効に使わないといけません。と言いながらたまには海も見たいし、釣りを始めた友人と陸っぱりの釣りも行こうと約束もしていたので、鹿島の港公園に鯵釣りに行ってきました。

 ここはSNSつながりの「よっさん」のHG的な鯵釣り場。そこで数カ月前からレクチャーを受けて準備をしておりました。陸からのサビキ釣りは本当に久しぶり。もしかしたら埼玉に引っ越してきてからは初めてかも。友人もついに竿を購入したので、そいつに魂を入れなければなりません。まあ鯵ならボウズもないだろうと月曜日に行ってきました。
 レンタカーを浦和で借りて、友人とは浦和駅で待ち合わせ。自宅で道具を積んで出発です。今回は高速も使い鹿島まで3時間ほどのドライブ予定です。前日までに餌や仕掛けをそろえ、当日は向こうで食べるお昼だけ買う予定。途中事故渋滞もありましたが、買い物を済ませ現地には1時45分ころ到着。10分の差で第一希望の場所に入ることが出来ました。


 とりあえず竿を準備して、コマセの用意。今回はトリックサビキを使った磯竿での鯵釣りです。と言ってもマヅメ時が本番なので、まずは腹ごしらえ。帰りはせんばが運転手なので、友人には海を見ながらのビールを満喫してもらいます。快晴で風も思ったより無くて、コンディション的には最高です。4時ころまではたまにコマセをまきながら、まったりと過ごします。

 反対側にはベテラン風のおっちゃんが竿を出していたので、情報収集。磯竿3本の気合入った方。我々の所に入りたかったけど、ちょっとの差でこちらに来たとか。すみません~っと謝っちゃいました。(笑)聞けば、ここでも釣れボウズは今までないとのこと。それでも昔ほど釣れなくなったなあ、なんて。今日はオールナイトでの釣りだそう。色々教わりました。

 4時半ころになって日が傾いてきて、そろそろ本気モード。コマセの量も増やします。反対側のおっちゃんを見ると、竿を上げていてどうも鯵が釣れた様子。ポツリポツリと上がっています。これはこっちもそろそろかなあ、と更に気合が入ります。でも5時を過ぎても沈黙が続きます。で、ようやく5時半になってから友人の竿にアタリ。ようやく最初の1匹がかかりました。それほど大きくはありませんが、貴重な1匹です。

 確かに釣れることが分かり、安心と期待が高まります。せっせとコマセをまくものの、沈黙再び。6時になって完全に日が沈み、ゴールデンタイムに。するとせんばの竿にも待望のアタリ。で、竿を上げるとふっと軽くなり、バレてしまいます。でも魚はいます。やる気も増すばかり。
 薄暗くなってきてからは友人の竿がまたもや曲がります。さっきよりもサイズアップした鯵。10分後にはもう一つ友人が追加。なぜかせんばの竿には音沙汰なし。わずか3mほどの距離なのですが不思議なものです。反対側のおっちゃんは引き続きポツポツと拾っている感じです。辺りが暗くなり、街灯も消え竿先も見えなくなってきたころ友人にまたまたアタリ。けっこう重そうで、見たら2匹ついてます。水面で1つ落ちちゃいましたがこれで4匹目。

 今日の目標が最低4,5匹と言っていたので、これで何とか満足して竿をしまいます。せんばは結局この日はボウズに終わってしまいましたが、友人の竿に魂が入ったので良しとしましょう。真っ暗になっても釣れてきたし、おっちゃんも夜8時ころまでは釣れるんだ、と聞いたので次回は夜から朝までの釣りも良いかもしれません。オールだと力水も飲めますしね。

 友人も今度は一人でサビキ釣りに挑戦したいと言っていて、嬉しい限り。今のうちに色々な釣りを体験してみて、好きな釣りを増やしてほしいものです。昔からの友人とのんびりドライブしてからの釣り。贅沢な1日を過ごすことが出来ました。次回の海釣りは船に乗る予定。いよいよ本格的な釣りのシーズンが始まります。
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銚子港でどんこ釣り(1月9日)

 快晴が続く関東の1月。今年も穏やかなお正月となり、子供たちや私の兄弟家族と楽しい集まりとなりました。あわよくば息子とイシモチ船に乗れたらなあ、なんて考えていましたが、釣り友まんすりーさんから9日の成人の日にドンコ釣りのお誘いをいただき、釣り初めは久しぶりのドンコ狙いに決定。場所はまんすりーさんお勧めの銚子港となりました。朝出発して、途中で食材を買って昼に港で焼き物をしつつ美味しい飲み物を飲む。まったりと過ごして夕方から準備をして夜釣りでドンコ狙い。寒くなったら芋煮からのカレーうどんで温まろう、という作戦です。


 

 午前7時半にせんば家に迎えに来てもらい埼玉から下道で銚子を目指します。何度か行った鹿島方面に向かい、途中から南下して銚子を目指します。距離は120キロほど。山形から日本海酒田くらいまでの距離で、遠征気分になります。連休最終日で道路は渋滞がなく11時前には銚子に到着。スーパーで食材を仕入れ、魚市場で焼き物にするイカを物色。更に餌の青イソメを買って釣り場に着いたのは昼過ぎ。そこから荷物を広げ、炭を起こしてお昼の準備です。


 

 まんすりーさんは手慣れたもので、火を起こしてイカを捌き、焼く準備。せんばはとりあえず1本竿を出して、釣りをしてますよ、というアピールを。小一時間ほどでイカ焼きにウインナー、買って来た枝豆と良い感じで出来上がりお昼がスタート。と、イソメ餌ではぜ狙いで出していた竿が「チリリン!」となります。巻いてみると何か付いている感じ。10センチを超えるハゼが釣れ、二人で「いるじゃん!」と真剣に釣りを始めます。このサイズのはぜが揃えば天ぷらが待っています。でも小さいアタリはあるものの、乗りません。仕方ないので今度は焼き鳥を焼き、食べつつまったりです。


 

 途中漁船の水揚げがあり、生け簀から良い感じのヒラメがたくさん出てきます。観光の方もちらほらいて、我々をのぞきにきます。風もなく穏やかな港ですが、漁師さんも穏やかで優しい方が多いそうで、ニコニコ対応です。釣り人とのトラブルから厄介顔する漁師さんもいるそうですが、ここはそんなことはないみたい。他の釣り人の様子も見てきましたが、サビキでイワシ、泳がせでヒラメを狙っている方が多いように見受けられました。


 

 結局昼の部ははぜ1匹。一度大きなアタリがあり、乗った感じがしたのですが、貝棚に糸が擦れてプツン。ちょっと残念でした。少し場所を移動してドンコを狙います。明るいうちに仕掛けをセット。ヘチ狙いで胴付き仕掛け、餌はサンマが理想だったのですが、品薄で今回はサバの切り身です。まんすりーさんは4本、せんばは3本竿を出します。


 

 薄暗くなってきた4時半ころに釣り開始。薄暗いうちはアタリもなく、まったりと時間が流れます。周りにはイワシ狙いのサビキの方が一人。ポツリポツリとイワシを上げています。聞くと群れが入ると入れ食いになるものの、あとはポツポツらしいです。それでも50匹ほどは釣っている様子。我々は残念ながらサビキの準備はなし。ドンコ一本です。うーん、ダメかなあ…と思い始めた5時半ころせんばの竿に待望の「チリリン!」。上げると生体反応。20センチほどのドンコゲット。


 

 まんすりーさんの竿にもチリリン!いよいよ時合到来か?さば餌で食い込みが悪いのか、チリンだけで乗らないこともしばしば。それでもまんすりーさんが2つ連続で上げ、せんばも同様に連続。しかも1匹は25センチオーバーの刺身サイズ。ところが30分ほどの活性化タイムの後はまたまた落ち着いてしまい、せんばもまんすりーさんも8時の終了まで一つずつ上げておしまい。暇な時間は芋煮を温め、〆のカレーうどんを食べる時間に。これはこれでおけ、でした。(笑)


 

粘ればまた魚にスイッチ入ることがあるかもですが時間切れ。二人とも4匹ずつ。年末にも来ていたまんすりーさんは刺身サイズの1匹をクーラーボックスに入れ、残りは全てせんばにくださいました。ありがたやー。久しぶりのドンコ釣りを楽しめ帰りも埼玉までのドライブ。3時間ほどで自宅まで送ってもらえました。その日は遅かったので、風呂に入ってダウン。翌朝にちょっと早起きして、処理に入ります。大きいのは初めて挑戦したナメロウ。2匹は一夜干し。残りは肝と一緒に煮つけ。どれも間違いない味でした。特にミソ・しょうが・ネギで作ったナメロウは初めて食べましたが、最高でした。リピート決定です。常磐の海でもなかなか釣れなくなってきたと言われるドンコ。関東での少ない冬場の釣りとしてこれからも行きたいと思います。今回もまんすりーさん、お世話になりました。


 


晩秋イシモチ釣り(11月28日)

 ここ数年、年内最後の釣りはイシモチ船なのですが、今年も友人と一緒に黒川丸さんの船に乗ってきました。昨年イシモチデビューした友人、釣れすぎては困る、とのことで最後は加減して釣っていたとか。今年は翌日もお休みを取り、たくさん釣る気まんまん。もちろん私も安定のイシモチ、という感じでお土産をたくさん持って帰る気でした。

 月曜日に友人に有給を取ってもらい、電車釣行。前回のキス釣りの時はJRのトラブルで何とか間に合った朝の集合。今回は辛いですが、もう1時間早い電車で行くことにしました。無事7時前に黒川丸さんに到着。余裕で準備をして7時半には岸払いです。いつも待たせてしまうので、今後はこのパターンかな。
 本牧沖のいつものところでスタート。8時の釣り始めから30分後くらいに満潮の潮どまり。なので、10時過ぎころからの後半勝負です。それでも投入第一投、着底いきなりのアタリ!それでも食い込まず。周りでも上がり始めました。数分後に再びのアタリで上がってきたのは刺身サイズのイシモチ。なかなか幸先良いスタートです。

 最初のうちは数投ごとに船頭さんがポイント移動。潮が止まるので、ポイントを探すとのこと。天気は曇りでそれほど寒くはありません。波もそれほどでもなく、コンディションは最高です。スタートは調子良かったものの、やはり20分ほどでアタリが激減。あってもかじられておしまい、ということも多々。我々は右舷側でしたがなぜか全くアタリがなく、左舷側のみ15分くらい釣れたようです。
 それから1時間半ほどはポイント探しをしながら釣りますが、アタリは少なく、ポツリポツリ。イシモチ釣りとは思えない感じ。それでも友人は1匹釣りあげてちょっと安心。後ろのお客さんとお祭り数回。私も一回ありましたが、どうも後ろの方は初心者さん。友人もビギナーなのでちょこちょこお祭りがあるようです。


 9時半ころからようやくアタリが増えましたが、やはり渋いのでしょう、かじられておしまい、とか途中でバラしてしまう方も多いようです。船頭さんも「5人そろって当たって2匹しか上がらなんだよー」とボヤいてます。(笑)10時半の折り返し点でせんば5匹で友人2匹。後半の追い上げを期待したいところですが、肝心な潮の動きは相変わらず。魚探には反応あるものの、食いっ気がないそうです。
 今回はイサキ用に購入したカウンター付きのリールを始めて使いました。今回の深さは大体35m~40mほどのところでした。使い勝手も良いので、来年もう一度イシモチで使ったらいよいよイサキデビューかも。アジでもヒラメでも問題なく使えそうです。

 で、イシモチはずっとポツポツで12時を過ぎて残り1時間を切ってもつ抜けしていません。何とか頑張って11匹まで伸ばしますが、タイムアップ近し。でも船頭さんも残業してくれ15分ほど延長。残り3分で最後のアタリがあって「最後の1匹!」って宣言したものの、途中でふわっと軽くなりバラシ。なんか今日を象徴する出来事でした。

 結局せんばは11匹、友人は5匹で終了。それでも釣った人は20を軽く超えているし、隣のベテランさんは20数匹。キスまで2匹釣っているし。腕もありますねー。でも刺身サイズの型が数匹混ざったのは幸いでした。帰ってからの処理の早いこと。(笑)1時間もかからず、刺身や干物、塩焼きの段取りが出来てしまいました。

 今年ははぜにも2回行けたし、遠征も出来ました。来年も願わくば楽しい釣りが出来、また仲間とも楽しい時間が過ごせることを願っています。皆様も良い釣りを楽しんで下さいね。

晩秋の落ちハゼを求めて(11月7日)

 今年も残すところ2か月。紅葉前線が南下してきましたが、まだまだ埼玉は暖かい日が多いような気がします。山形仕様になっているのか、周りの方から「寒い!」という声は聞きますが、せんば的にはまだ秋の入り口。(笑)季節も良いので、今年2度目のボートはぜに行ってきました。そろそろ落ちていく大型のはぜを釣って天ぷらにする。そんな楽しいことを考えながらの釣行です。




 同行はいつものご近所、まんすりーさん。9月に続いて2度目のはぜ釣りです。4時半に迎えに来てもらい、江戸川放水路までドライブ。前回の反省から今回はお尻が痛くならないように、クッションを準備。まんすりーさんは折り畳みの椅子を持参です。6時半の朝いちばんでボートをこぎ出します。朝もめっきり冷えてきて7,8度の予報。寒がりのまんすりーさんは防寒対策をしながらの釣り。せんばはまあ、秋の感じ。心地よい朝の気候だったりします。




 林遊船さんにお世話になりましたが、情報を収集。対応してくれるお兄さんは前回同様、丁寧にポイントや狙い方を教えてくれます。ただ、お話が好きなのか情報量が多すぎる。(笑)なんとなく理解して最初は近場のポイントからスタート。それでもちょっと沖目の3mくらいの深さから狙います。針は前回4号袖から5号にアップ。それでもアタリがあり、釣れてきたのは7,8センチの夏場サイズ。ひんぱんにアタリはあるものの、乗りが悪い感じ。それでもポツリポツリと釣れます。


 まんすりーさんはスタートからしばらくはアタリがあってもなかなか乗らず、苦戦。それでも段々ヒットするように。数匹目には12,3センチを超える今日のねらい目サイズをゲット。順調なスタートに見えましたが、それも続かず、小ぶりなはぜが多いです。数回場所を移動するものの、どこも同じ。お兄さんが教えてくれた通りどこも同じようです。




 1時間ほどで10匹。時速10匹はまずまずですが、何せ型が小さい。9月の時は10匹に1匹ほど天ぷらサイズが釣れたのですが、今回は全てから揚げサイズ。まんすりーさんは数匹天ぷらサイズを釣り上げています。これは前回と逆のパターン。2時間ほどで下流へ移動します。8時を過ぎても気温はそれほど上がらず。それでも私の特権、朝からビールをしちゃいます。うーん、最高。問題は飲みだすと止まらないので、釣りに集中できないのですよねー。


 ようやくそのポイントで天ぷらサイズをゲット。やはり10センチを超えると引きが違います。これが10匹ほど揃うということなしです。それでも一つずつアタリをとりながらはぜを拾っていきます。ペースは相変わらず時速10匹。別の船頭さんが来て様子を聞きますが、どこも様子は同じようです。後半は更に河口へ向かうことにして、ボートを下流まで引いてもらいます。帰りも迎えてきてくれる、ということで安心して下流を攻められます。

 びっくりしたのはそこに乗り合いの船が居たこと。はぜ狙いとのことですがはぜ釣り乗り合いあるんだー!とびっくり。遠目で見ていますが、やはりそれほど大きいのは釣れていない様子。アルコールという燃料も入れたので、釣りに集中して数を狙います。とにかく数を上げれば天ぷらサイズが混じる・・・・。と思いながら数を伸ばします。沖上がりの2時の1時間半ほど前に様子を見に来た船頭さんに60くらいかなー?と報告したのですが、しっかり数えてみると85匹の釣果でした。

 残念ながら天ぷらサイズのはぜは5つほど。残りは全部から揚げ、南蛮サイズ。まんすりーさんは天ぷらサイズをつ抜けほど釣っていたようです。帰りにお兄さんにボートを引いてもらいながらいろいろ情報を聞きました。水温が高いこと、はぜがなかなか下流に落ちないこと、サイズも上がらないこと、等々。やはり温暖化の影響ではないか、との見立てでした。

 ハゼ釣りは手軽で楽しいので、来年もチャレンジしたいのですが、少し工夫して、小さいはぜを減らしてそこそこのサイズが増えるよう、時期や道具なども考えてみたいと思います。100匹も釣ると処理からして大変なので・・・。(笑)ということで、来年もボート、乗りましょうね。>まんすりーさん

念願ののぞみ艇へ(9月17日)

 せんばの釣り仲間(飲み仲間?)の「のぞみ船長」さんの“のぞみ艇”が“のぞみ艇Ⅱ”になって数年になります。一昨年、昨年と2回ほど「乗らない?」とお誘いいただきましたが、月曜休みのせんば、なかなかスケジュールが合わず、何とか段取りしたお声がけいただいた2回とも台風で断念。今年は三度目の正直となります。それでも迷走台風が日本を伺っていましたので、直前までドキドキ。釣り物ものませ釣りかアジ釣りか、9月になったら船長に決めていただく段取りでした。

 1週間前にのぞみさんから「でかアジ釣り」をする連絡をいただきました。同行はこどもパパさんとご近所アングラーのまんすりーさん。お二人とものぞみ艇の常連さんなので、サポート体制は万全です。まんすりーさんに同乗させてもらい17日土曜日、午前4時過ぎに出発。千葉県、木更津のマリーナに6時半集合。順調に全員が集まり、「おひさしぶりー」のご挨拶。のぞみ船長さんとは3年ぶりくらいかもしれません。パパさんとも2年半ほどご一緒していません。まあいつもSNSでやり取りしているので、なんかいつも通りでしたが。(笑)



 7時から順番に船が出て、やがてのぞみ艇も岸払い。出てすぐの所でのませ釣り用の小鯵を調達。サビキで狙うものの、なかなか釣れず30分ほどで数匹の釣果。まあ、本番は鯵、ということで沖に向かいます。1時間ほどでかアジ釣り場まで走ります。この夏はなかなかアジの釣果が安定せず、今日も「どうかなー?」という感じだとか。でも船に乗るだけで半分目的は達成できたので、わたし的には既に満足。そんな中、船長の奥様が餌の仕分けから、準備をテキパキと。まるで中乗りさん。すごいなあ・・・・と見とれているうちに釣り場到着。


 乗り合い船も密集していますが、船上は極めて静か。あれ?釣れてない?と船長はじめしばらく眺めていましたが、全く釣れていない様子。潮止まりでもあったのですが、更に30分ほど走ることに。情報を駆使しながら釣れてそうな場所を探します。結局どこも不発で最初の密集地帯に戻りますが、半部くらいの船は離脱していました。潮が動き出したら、と期待を込めてかご仕掛けを投入。今回の網かごやてんびんなどはパパさんやまんすりーさんにお借り。おんぶに抱っこ、って感じです。

 釣り始めますが、案の定アタリが少ないです。それでも最初のアタリで上がってきたのは型の良いフグ。もちろんリリースです。せんばの反対側で釣っていた船長の奥様が型の良いアジゲット。大体いつも結果を出されるのが奥様だとか。パパさんもそこそこのアジを上げました。せんばもフグの後にやはり大きめのアタリがあったものの針切れ。再びのフグだったかも。前方で釣っていたまんすりーさんが竿をけっこう曲げています。やり取りの後タモに入ったのはナント50センチ超えのクロダイ。その後パパさんもやり取りしながら上げたのはカンパチの子供ショゴ。30センチくらいでしょうか。アジは少ないものの魚は見られます。ところがそれからはアタリがあっても小アジおんりー。サビキで釣れるようなサイズばかり。2時間ほど粘りますが、船長さん判断で場所替え。

 木更津方向に戻りつつ、数か所ポイントをチェックするものの、どこもパッとせず。木更津近辺の橋脚まで戻ってきました。陸っぱりからも届きそうなそんな場所に何故か乗り合い船。しかも川崎からの船らしいです。今日はどこの船も苦戦しているようです。それでも小ぶりなアジがぽつぽつ釣れている様子。ここからはサビキ仕掛けに変更します。

 するとであアジ狙いの場所で釣れた小アジよりもかなり大きめな20センチクラスが上がってきました。もちろん小さいアジも釣れますが、その橋脚で細かい場所移動を繰り返しながらマアマアのサイズのアジを拾っていきます。生け簀にはけっこうな魚が入りました。最後に普段はタンカーが係留している場所が空いていたので、そこで1時間ほどまさに入れ食いを堪能します。船長さんやパパさんが生け簀の魚を〆だし、せんばとまんすりーさんはひたすら入れ食いを楽しみます。流石に20センチ程度の大き目以外は全てリリース。8割はリリースしたかも。

 3時ころに大満足して終了。船長さんから「最後にキスを釣っていく?」とお誘いいただきましたが釣り的には満足しちゃってキスはまたの機会に、ということで終了。ボートを陸に引っ張り上げてもらい、船の清掃と、道具を洗って解散。パパさん、まんすりーさんは翌週もアジ釣りとのことで、アジは8割いただいてしましました。船長さんは橋脚で一時入れ食いになったウルメイワシとアジ数匹だけお持ち帰り。せんばはアジたくさんとイワシ15匹くらい。クーラーがいっぱいです。(笑)

 木更津に住む次男に連絡して魚要る?って聞いたら「欲しい!」と即答だったので、次男の所に10匹ほど置いて、大きいのは刺身用にさばいてきました。帰りもまんすりーさんにお世話になりました。それから家内と魚の処理。しばらくアジ三昧の生活となりました。何から何までお世話になり、本当にありがとうございました。機会があったらまた「のぞみ艇」お邪魔させてくださいね。