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せんばの釣り日誌

山形生活17年に終止符を打って埼玉に転勤。山や渓流に行く回数は減りましたが、釣りだけは細々と続けていきます。月に一度行くかどうかの釣りの備忘録。たまーの更新だと思います。たまーに遊びにいらしてください。(笑)

江戸川ボートハゼ(11月6日)

 せんば家はこの秋、引っ越しでした。さいたま市の浦和区からお隣の南区へと近場での引っ越しとなりましたが、やはり2か月ほど釣りができませんでした。近所の釣り友、まんすりーさんが最も近い釣り友だったのですが、何と更に近所になったとか。(笑)それでは、ということで引っ越しから2週間後の片付けも終わっていない中、涸沼のジャンボはせを狙おう、ということになりました。ところが天気予報を見ると、当日は天気は持つものの、強風予報。せっかく涸沼まで行ってボートが出ないのも辛いです。引っ越し疲れも考慮して、近場の江戸川ボートはぜにチェンジです。


 月曜日、朝の6時にマンション前に来てもらい出発。今までの3分の2くらい近くなったそうです。外環からも近いので、帰りも20分くらいは早く帰れるはず。今後さらに一緒の釣行が増える予感がします。(笑)で、平日の朝なのでちょっと混んでいて江戸川到着は8時前。いつもの伊藤遊船さんにお世話になります。去年来た時とは違う外観。建て直しをしたようですね。何よりです。

 小さめのボートを借りて出船。大体8時半前には釣りをスタートしました。聞けばまんすりーさん、このところ4回連続ではぜ釣りだとか。なかなかに凝っています。先月も江戸川はぜを狙ったそうで、型も良く80程だったとか。今日もさらに大きいか、期待します。餌の青いそめとボイルホタテを使いながら、手前から探っていくと・・・「ブルブル」といつもの反応。10センチほどのハゼでスタートです。船頭さんは先月よりちょっと型が落ちたんだよねー、なんて言ってましたが、確かに先月のハゼよりも小さいらしい。それでも去年のように7,8センチのミニサイズばかり、という感じでもありません。10センチ前後がスタンダードという感じです。

 5,6匹釣ったところで安心したせんば、持参した缶チューハイをプシュッ。餌のボイルホタテと持参した蕨をあてにしばし極楽タイム。仕掛けは置きっぱなしですが、たまに上げると魚がついている。(笑)そんな感じで20分ほど美味しい時間を満喫。その後真剣に釣りますが、大体時速10匹ペースです。天ぷらサイズのを5,6匹という目論見でしたが平均して中くらい。苦労して天ぷら用に捌かざるを得ない感じです。

 午前中にもう一度ドリンクタイムを導入してまったりとした時間を過ごします。まんすりーさんはおつまみを食べながらも2本の竿をうまく操っています。それでも前回よりは数・型共に落ちるなあ、ということ。数回場所を変えて大きいのに巡り合えないか探るものの、同じペース。まあ、安定していて良いのは良いですが。

 ところが昼をまわったあたりから予報通りに風が出てきます。やはり涸沼に行かなくて正解かも。さすがに江戸川なので、撤収するほどの風ではないものの、少し釣り辛くなります。気のせいかアタリも間隔が空いてきたような・・・。そこで二人とも近くではなく、ちょっと遠目に投げて探る戦法に。先にそれをやっていたまんすりーさんの助言でせんばも真似ます。するとポツリポツリとアタリを取って、釣れてきます。やはり10センチアベレージ。

 午後2時に終了ですが、15分前くらいから数を数えながら撤収に入ります。51匹で仕舞おうと竿を上げるとおまけの1匹が付いてました。そして船に引っ張ってもらい陸に上がります。まあ久しぶりの釣りとしては良い感じでしょう。時期的には落ちハゼのシーズンですが、そこかしこの陸っぱりの方が数は少ないものの、サイズは出るような情報を見ます。サイズ的にだけ不完全燃焼だったので月末あたりに短時間でもデカはぜ狙って出撃してみようか、なんて思った今回の釣りでした。

 帰りもやはり早く、4時過ぎには自宅到着。まんすりーさんにはこれからもお世話になりそうです。今度お互いの中間点で一杯飲むお約束をしてお別れ。この日は下処理だけして2日後に念願のはぜ天。小さくて苦労しましたが、家族にも大評判の天ぷら。また行こうっと。
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雨中ヒラメ(9月4日)

せんばの譲れない釣りは仙台カレイと仙台ヒラメでした。ところがカレイはこの数年、海流の変化なのか、海が変化したのか爆釣の海はどこかへ行ってしまいました。カレイがだめでもヒラメがある、ということできくしん丸さんの回数券を使うべくこの秋はヒラメ釣行を目指していました。9月4日は日程的にはベストなタイミング。お安いきっぷとレンタカーを予約して楽しみにしていました。が、急に数日前から当日は雨風の予報が。前日に確認したところ雨だけど船は出るとのこと。一瞬迷いましたが、準備万端だったのでいざ出発です。

 前日のうちにレンタカーで仙台入り。コンビニの駐車場で数時間仮眠を取って、きくしん丸さんには3時半ころ到着。すでに皆さん並んでいます。40分にはお店が開いて並んだ順から乗船名簿に名前を書くシステム。でもせんばは大体毎回ギリギリなので、空いたところに入れてもらっています。今回も同様に。左舷ともから3番目。両脇が空いているのもラッキー、と思ったのですが実はそうでもなかったのです。




 岸払いは4時半前。小雨が降る程度で、コンディション的には悪くはないような気がします。イワシが20匹配られますが最初は15匹。思ったほど大きくなくいつものサイズ。釣り開始は5時半ころでした。4年ぶりのヒラメ釣り、娘からのプレゼントされた竿のヒラメデビューです。40m弱で底から1mほど。以前は60号でしたが、今は80号の重り。いきなり左隣の大ともさんとそのお連れにダブルヒット。5,60センチのなかなかのサイズ。これは次はせんば?とワクワクです。

 が、一瞬でラッシュは終了。まあ、こんなこともあります。ところが最初の30分はあたりひとつありません。そして1時間。うーん、珍しいパターン。両脇の方にもアタリなく、大トモの方だけ3つ上げています。ミヨシの方も竿を曲げる回数が多く胴の間の我々は静か。何となく朝の行列と場所取りの理由が分かってきました。それでもピークのヒラメ祭りの時はどこであってもアタリが頻発していたので、心配はしていませんでした。今日もこれから・・・のはず。




 なんて思っていたのですが、前半3時間ほどは本当にアタリがありませんでした。右隣のおっちゃんは一度バラシていたので全くのノーバイトは私のみ。棚なのか、誘いなのか、いろいろ試してみますが実りません。ようやく3時間半ころにぐぐっと餌を持っていくアタリ。少し待つと引き込まれたので合わせたものの、すかっ。やってしまいました。今日は渋いのでじっくり待つべきでした。と、左隣のおっちゃんが竿を曲げています。そっちへいっちゃったか。(笑)



 それから左隣のおっちゃんに連続ヒット。ゾーンに入ったのか?(笑)それから1時間以上再び沈黙の時間。それでも右の胴の間の人も1,2匹上げています。活発なのでミヨシのお兄ちゃん。つ抜けを狙う感じです。終了1時間前に本日2度目のアタリ。今回はじっくり待って・・・いるうちに離れちゃいました。(泣)本当に不思議。最後まで粘りますが、奇跡は起きず何と、仙台ヒラメ初のボーズ。以前のヒラメ祭りのイメージとは違う船に乗った気分でした。関東のヒラメと変わりないかも、なんて。



 今日は大体多い人で4,5枚、1枚~3枚の人がけっこういたのではないでしょうか。それでも2艘で150匹とHPにはあったので、全くダメではなかったのかな?今年は7月から爆釣お祭りモードに入って8月がピークだったのがHPの釣果報告でうかがえます。天候も台風後の底荒れ以外では雨の日は今日くらい。コンディションは今一つだったかもしれません。とにかくきくしん丸さんの回数券はこれで使い終わりました。しばらくは関東の海で竿を振ってみようという決心をつけさせてくれた今回の仙台ヒラメ。数年後にチャンスがあればまたお邪魔したいと思います。なんか東北段々アウェイになっていきそうなちょっと寂しいせんばでした。

桟橋からハゼ(8月28日)

 海の日にボート釣りを楽しみましたが、最後の一時間のキス釣りが忘れられず、一昨年釣りを始めた友人を誘ってボートキスをしようと予定を入れていました。条件が悪ければ江戸川のはぜに逃げよう、という所までは段取りをしていましたが、数日前に急に台風が太平洋沿岸を通る予報になりました。友人は船酔いが弱点であまり波風があるとまずいので直前に江戸川ボートはぜに変更。まったりとハゼ釣りをすることになりました。




 今回は電車釣行なので、荷物はコンパクトに。それでも釣りをしながら飲むアルコールと水分は多めに持参します。JRと地下鉄東西線を使って原木中山に到着したのは午前6時半前。いつもお世話になっている林遊船さんに電話するものの、出ません。まあ行ってみよう、ということで10分ほど歩いて江戸川まで行きます。ところがお店はシャッターがしまっていて慌てて桟橋まで見に行きました。話を聞くと今年は平日のはぜボートはやっていないとか。(汗)お隣のボート屋さんを紹介されました。

 その高常(たかつね)遊船さんは少し下流のお隣さん。のぼりもあって営業中らしいです。尋ねると「うちもボートやらないんだよねー。」という衝撃のお言葉。「桟橋でも変わらないくらい釣れるよ。昨日常連さん100くらい釣ったし。」というお誘いに乗るしかありません。1500円の入場料と餌500円をお支払いし桟橋へ。まあボートに揺られるより友人は良いかな?なんて思っちゃいました。

 おっちゃんが案内してくれ、場所のレクチャー。係留してあるボートで釣れば良いみたい。「今日はあいにく青潮だなあ。浅場しかアタリないよ。せいぜい50センチくらいのところまで狙ってね。そのかわり大きいのや中くらいのも寄ってくるからね。」とアドバイスをもらい釣りスタート。おっちゃんも試し釣りをしながら場所のアドバイスをしてくれます。せんばの他は一組のご夫婦のみ。両方ともおっちゃんのアドバイス通り竿を出します。


 浅いところで確かにアタリが頻発します。友人は初のはぜ釣り、ということもあり、なかなか合わせがうまく行かず、空振りが多め。30分くらいで何となく状況がつかめたせんば、時速10匹くらいのペースで釣ります。ようやくコツもつかめたのか、友人もポンポンとハゼを上げます。我々が竿を出した岸側はカキの殻が多く引っ掛からないように気を付けながらするように言われましたが、やはり数回は針を切られてしまいます。

 友人の様子から、アタリが取りにくいのかなあ?とPEラインのせんばの竿と交換してみます。それでもあまり劇的な変化が無く、??と思いながら釣ります。9時半が干潮の潮どまりでアタリも遠のいてきたあたりで、プシュッとビールを開けて枝豆と。塩分も取らないといけません。(笑)サワーも開けて、暑いながらもまったりとした時間を過ごします。

 潮が動いてきたのでまた真剣に釣りを開始。ボート釣りの人たちも今日は岸よりで釣っています。これは桟橋で十分ですね。去年は100以上ボートで釣りましたが、半部くらい4,5センチのミニサイズ。それが今年は1割くらいいるかどうか。どれもそこそこの大きさで、天ぷらサイズもたまーに釣れる。確かに青潮で色々なサイズが寄ってきているのかもしれません。

 お隣のご夫婦は昼過ぎに撤収。釣果を聞いたら二人で80くらいとか。昼前にはおじいちゃんと孫さんらしき二人が1時間ほど遊んで帰りました。ご近所なんでしょうね。午後は日差しもあり段々と暑くなってきます。せんばは60匹を越えようか、というところ。友人はつ抜けをした程度。チェックして最終盤に分かったことは針先を餌から出していなかった、という事実。うーん、これはちょっと差が出てしまいます。見抜けないせんば、まだまだ未熟です。

 1時頃に友人がギブアップ。1時半過ぎにはおっちゃんが来て、「そろそろ上がらない?」って言われタイミング良いのでおしまいに。せんばは結局72匹。友人は10匹ちょいでしたが、おっちゃんが試し釣りの釣果20ほどとせんばも10匹ちょい上げたので40匹は超えるお土産が出来たと思います。電車釣行なので、駅前でビールと餃子等で反省会。ほろ酔い気分で帰りました。爆釣りではないですが、サイズ・数とも丁度良い釣りになりました。トイレもあるし楽な桟橋はぜ。これは今後の選択肢の一つになりそうです。


走水のボート釣り(7月17日)

 毎年海の日には海へ行くことを目標としていましたが、ここ数年行けていませんでした。今年は早々に釣り友と約束をしており、あとは天気次第でした。梅雨とは言いながら連日の猛暑。海の日には35度を超える所も多く、外出は控えて下さい、なんてテレビでは言っていました。ただ快晴で波も穏やかで暑さ対策をすれば条件は良さそう。予定通り、走水のボート釣りでアジなどを狙うことにしました。釣り友、まんすりーさんにいつものように自宅まで迎えに来てもらい、朝4時半に出発。一路三浦半島を目指します。

 受付を6時半過ぎに済ませ、7時から岸払い。順番待ちで結局7時半前にボートに乗れました。さすがに海の日です。まんすりーさんに操縦をしてもらい、せんばはアンカー係。いつもお任せなので、今回は一生懸命にアンカーの上げ下げをするつもりです。魚探を設置して、まんすりー船長さんの操縦にお任せ。作戦としてはアジの鉄板ポイント含め何か所か攻め、後半は釣り物を変えてみますか?という感じ。

 最初のポイントに向かう途中、魚探に反応が。中層がメインなので、ちょっと迷いながらスルー。鉄板ポイントをまず攻めよう、ということに。ところが、ボートは多いものの、釣れている様子がありません。様子を聞くとダメ見たい。二人でうーん、と悩んでさっきの魚探に反応があったところに戻ることに。ようやくアジ釣りを始めます。


 水深は23m。ポツポツと反応はあるものの、アタリはありません。と、まんすりーさんにヒット。「なにこれ?アジじゃないかも・・・」と言いながらやり取りをしています。鯛?黒鯛?とか推測しながらもなんとか上げたのは軽く尺を超える大アジ。俄然やる気が出てきます。しかし反応も薄く、アタリもないまま次の場所に移ることに。

 その場所も実績あるところらしいのですが、アタリはありません。反応はものすごく出ていて「アジじゃないのか?」と不思議がる二人。そこでも1時間ほど粘るものの、結局食わないなあ、ということで場所替え。沖で一発大きいのを狙う前に、もう一つ別のポイントを見てからにしましょう、とボートがけっこう集まっている場所に移動。さっそくアンカーを降ろすものの、場所が定まらずもう一度。やってみるといきなりのアタリ。上がってきたのは20センチを超えるアジ。これこれ、これを待っていました。

 まんすりーさんにもアタリがあり、しばらく入れ食いモードに突入。ダブルや型が良いアジが立て続けに釣れます。これは早々に満足してキス釣りになるかも?って思いながら入れ食いタイムを堪能。30分ほどで入れ食いからポツポツに。(笑)やはりいつものパターンか。それでも二人ともつ抜けをした感じです。

 昼過ぎからは風も無くなり、アタリも無くなり、暑さとの闘いに。(笑)お茶とか枝豆や梅干しおにぎりなどをかじりながら、塩分と水分を補給します。「体調大丈夫?」とまんすりーさんから声を掛けられ、お互いに気を付けながらの釣りです。アタリも遠のき、大潮で流れも出てきて少し釣りずらくなったのを機にボート店近くに戻り、キス釣りを1時間ほどしようと相談。ボートを走らせます。

 やはり海風は心地よく、ボートが走っている間は涼しいです。10分ほど走って近場のキス釣りに切り替え。ちょい投げ、イソメで狙います。少しやってみて魚が居ればアンカーを打って本格的に。まずはせんばが狙います。すぐにキスらいしい「ブルル」とアタリ。中型のキスが釣れました。アンカーを打ち、そこでキス狙い。

 20mくらい投げてサビいているとアタリがある、最高のパターン。潮が動いているのも良いのでしょう。次々とキスが釣れます。まんすりーさんは出足が遅かったものの、「肘タタキ」サイズのデカいキスをゲット。1時間ほどで8匹のキスを釣りました。外道のベラとメゴチを入れてこれまたつ抜け。天ぷらの具材が集まりました。(笑)

 帰りの時間が2時45分でしたが、ギリギリ戻ると我々が最後の1艘だったみたい。ちょっとキス釣りが楽しすぎました。後片付けして着替えをして埼玉に戻ります。高速道路は思ったほど渋滞がなく、スムーズに。やはり猛暑、自宅でゆっくり、という方が多かったと思われます。夕方には自宅に戻り後始末。祝日で家内にも手伝ってもらい、アジのタタキとキスの天ぷらのごちそう。釣りも、食べるのも大満足のボート釣りとなりました。次回は秋のはぜ釣りでご一緒できるかな?まんすりーさん、また宜しくです。

茨城の師匠と(6月19日)

 去年から水戸に月2回行くようになって、たまに渓流の師匠と会うようになりました。と言ってもいつも日帰りなのでいつか釣りに行きましょうと言いながらあっという間に1年。これは日時を決めないとと思い、6月19日月曜に強引に予定を組んでもらっちゃいました。(笑)師匠のご都合もあり、ゆっくり目のスタート。大甕(おおみか)駅集合が午前9時でそこから師匠に乗せてもらって20数年ぶりの茨城の渓流です。



 1時間弱走って、昔連れてきてもらった川へ。20数年前のことなので、あまり記憶がありません。当時は初めての渓流だったので言われるままに針を流し、3匹ほど釣らせてもらったと思います。今回は自力で数匹ゲットが目標。というのも最近は魚が減ってきて、しかも休み明けの月曜で天気もしばらく良く釣り人もたくさん入っているだろうという、厳しい条件。雨の翌日などはまだ釣りになるそうなのですが、さすがに遠方なので仕方ありません。

 師匠は8mの長い竿で、護岸の上からの狙いうち。餌はブドウ虫。仕掛けはちょうちん釣りで長さは1、5mくらいでしょうか。せんばは5,4mの竿が精いっぱい。長い竿を扱う技術はありません。釣り始めてすぐに師匠が魚を掛けた様子。遠目にも良いサイズというのが分かります。せんばも落ち込みにどばを流してみるとアタリ。しばらく待つも、かじられておしまい。小さいやつでしょう。そこから少し釣り上がりますが、渋い状況が続きます。

 結局最初は1時間弱上流・下流に分かれて釣りましたが師匠があの後小さいのを上げて2匹。そのまま少し上流に車を走らせます。今度は護岸ではなく川の中を釣り上がります。源流というより里川ですが、ポイントもそこそこあり楽しい時間。ここでも1回かじられますが、どばだと食いきれないようです。小さい魚を釣ることが無いので、まあ良しとしましょう。ここでは師匠も針を飲んだちび1匹。ブドウ虫だと飲まれちゃうみたい。

 今日は4時間ほどしか釣りが出来ないので、あと一か所釣ったら場所替えとか。更に上流へ行ったところに堰堤が。落ち込みの所はいつも魚がいるからと教えてもらいそこに流します。と、すぐにググっとアタリです。しっかり食わせて、釣れたのはそれほど大きくはありませんが、ヤマメです。これでボウズは逃れました。(笑)師匠はそれを見て安心して下流の方へ向かいます。せんばは堰堤まわりをじっくり狙いますが、20分ほどやっても2匹目は出ず。師匠はそこそこのを1つ上げたようです。

 そこから20分ほど車を走らせ、師匠の故郷近くの川へ。ここはせんばも初めての川。側道を走るとやがて舗装が無くなり、砂利道に。何となく東北の山に入るイメージです。ちょっと初めてだと入りにくそうな道ですが、けっこう人は入っているとのこと。広めのスペースに車を置いて、師匠は上へ、せんばは下にそれぞれ入ります。

 渓相が良く、釣っていて気持ち良い川です。東北の澄んだ川みたいで里川というより源流に近い感じです。落ち込みや淵も所どころにあり、どばを流します。しかし、攻められているのか、魚の気配はありません。一度アタリがあったものの、半分だけかじられておしまい。1時間ほど川を下りましたが、残念ながらヤマメの2匹目は釣れず。

 師匠はまあまあの型のをバラシてしまったそう。「天気が続くとだめだねえ・・・」と半分諦め顔。今日はこれくらいにしておこう、と2時すぎに納竿。結局せんばはヤマメ1つ。師匠は3匹ほどまずまずのサイズと針を飲まれたミニサイズ。今日のお土産、少ないけど・・・と全ていただいてしまいました。雨の後だと10くらいは釣れるそうなのですが、秋に支流に上る時期だと期待できるかも、と教えてもらいました。来年あたり秋の渓流とキノコ採りなどしたいかも。
 やはりきれいな川を歩くだけでも気持ち良く、リフレッシュ出来た1日となりました。師匠も齢80。あと数年は現役で頑張ってもらい、再びの釣行をお願いしたいものです。楽しい釣りをありがとうございました。次回は(少しだけ)上達した弟子の釣りを見せられるよう頑張ります。