茨城の師匠と(6月19日)
去年から水戸に月2回行くようになって、たまに渓流の師匠と会うようになりました。と言ってもいつも日帰りなのでいつか釣りに行きましょうと言いながらあっという間に1年。これは日時を決めないとと思い、6月19日月曜に強引に予定を組んでもらっちゃいました。(笑)師匠のご都合もあり、ゆっくり目のスタート。大甕(おおみか)駅集合が午前9時でそこから師匠に乗せてもらって20数年ぶりの茨城の渓流です。
1時間弱走って、昔連れてきてもらった川へ。20数年前のことなので、あまり記憶がありません。当時は初めての渓流だったので言われるままに針を流し、3匹ほど釣らせてもらったと思います。今回は自力で数匹ゲットが目標。というのも最近は魚が減ってきて、しかも休み明けの月曜で天気もしばらく良く釣り人もたくさん入っているだろうという、厳しい条件。雨の翌日などはまだ釣りになるそうなのですが、さすがに遠方なので仕方ありません。
師匠は8mの長い竿で、護岸の上からの狙いうち。餌はブドウ虫。仕掛けはちょうちん釣りで長さは1、5mくらいでしょうか。せんばは5,4mの竿が精いっぱい。長い竿を扱う技術はありません。釣り始めてすぐに師匠が魚を掛けた様子。遠目にも良いサイズというのが分かります。せんばも落ち込みにどばを流してみるとアタリ。しばらく待つも、かじられておしまい。小さいやつでしょう。そこから少し釣り上がりますが、渋い状況が続きます。
結局最初は1時間弱上流・下流に分かれて釣りましたが師匠があの後小さいのを上げて2匹。そのまま少し上流に車を走らせます。今度は護岸ではなく川の中を釣り上がります。源流というより里川ですが、ポイントもそこそこあり楽しい時間。ここでも1回かじられますが、どばだと食いきれないようです。小さい魚を釣ることが無いので、まあ良しとしましょう。ここでは師匠も針を飲んだちび1匹。ブドウ虫だと飲まれちゃうみたい。
今日は4時間ほどしか釣りが出来ないので、あと一か所釣ったら場所替えとか。更に上流へ行ったところに堰堤が。落ち込みの所はいつも魚がいるからと教えてもらいそこに流します。と、すぐにググっとアタリです。しっかり食わせて、釣れたのはそれほど大きくはありませんが、ヤマメです。これでボウズは逃れました。(笑)師匠はそれを見て安心して下流の方へ向かいます。せんばは堰堤まわりをじっくり狙いますが、20分ほどやっても2匹目は出ず。師匠はそこそこのを1つ上げたようです。
そこから20分ほど車を走らせ、師匠の故郷近くの川へ。ここはせんばも初めての川。側道を走るとやがて舗装が無くなり、砂利道に。何となく東北の山に入るイメージです。ちょっと初めてだと入りにくそうな道ですが、けっこう人は入っているとのこと。広めのスペースに車を置いて、師匠は上へ、せんばは下にそれぞれ入ります。
渓相が良く、釣っていて気持ち良い川です。東北の澄んだ川みたいで里川というより源流に近い感じです。落ち込みや淵も所どころにあり、どばを流します。しかし、攻められているのか、魚の気配はありません。一度アタリがあったものの、半分だけかじられておしまい。1時間ほど川を下りましたが、残念ながらヤマメの2匹目は釣れず。
師匠はまあまあの型のをバラシてしまったそう。「天気が続くとだめだねえ・・・」と半分諦め顔。今日はこれくらいにしておこう、と2時すぎに納竿。結局せんばはヤマメ1つ。師匠は3匹ほどまずまずのサイズと針を飲まれたミニサイズ。今日のお土産、少ないけど・・・と全ていただいてしまいました。雨の後だと10くらいは釣れるそうなのですが、秋に支流に上る時期だと期待できるかも、と教えてもらいました。来年あたり秋の渓流とキノコ採りなどしたいかも。
やはりきれいな川を歩くだけでも気持ち良く、リフレッシュ出来た1日となりました。師匠も齢80。あと数年は現役で頑張ってもらい、再びの釣行をお願いしたいものです。楽しい釣りをありがとうございました。次回は(少しだけ)上達した弟子の釣りを見せられるよう頑張ります。
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