盛岡で爆釣(5月23日)
今年も新緑の季節がやってきました。渓流のシーズンです。埼玉住まいのせんば、渓流に行けるのは年に数回。今年は盛岡の師匠と相談をし、去年の反省をもとに「釣れる」時期に遠征を組みました。GW直後は場荒れするかも、ということで少し間をおいて5月23日に盛岡まで弾丸ツアーで行ってきました。結果、師匠も私も満足する釣果。久しぶりにダブルつ抜けとなりました。
出発はいつも通り、夜行バス。今回は餌のドバみみずを土曜日早朝に採ってきたので、2日前から準備が始まりました。で、日曜日の夜行バスで新宿を出て、盛岡駅には朝5時着。苦手な夜行バスなので、うつらうつらしたかどうかで、若干の寝不足気味。それでも師匠に駅まで迎えにきてもらい宮古方面に向かいます。自動車道が出来たため、釣り場へは1時間弱で着くようになりました。
6時にはいつもの川に到着。5月ということで、師匠がウェーダーを貸してくれました。水が冷たい時期は助かります。最初に入った川はいつも様子見の川。大体いつも空振りして、次の川へ向かうのですが、今回もやはり20分ほどやって師匠がヤマメ1匹釣っておしまい。反応が薄く、ここは釣り人が入ったようで、次の川へ向かいます。次の川は師匠が今日メインで攻めるつもりのところ。せんばも毎回そこそこ釣っている川でした。
さっそく反応があり、師匠もせんばもイワナを釣り上げます。サイズはこの川では平均サイズ。あいにく水量は少なめ。ただ、曇天なので魚に影を見られることが無くて何とかポツポツと拾っていけます。師匠は浮き釣りなので、瀬に出ていた魚をポンポンと。どばのせんばは、たるみや淵で誘う感じ。それでも同じ淵で数匹上げたり、順調に数を伸ばします。川辺にはコゴミやミズが出ていますが、この川ではアイコ(深山イラクサ)が多く、気になって仕方ありません。が、車に軍手を置いてきてしまい、トゲトゲが嫌なので後半に取っておこうとスルー。実はここのアイコが一番成長が良かったのは後から分かりました。
2時間ほど釣り上がって師匠は10匹、せんばは7匹。師匠はサイズ的には少し不満げ。尺近くのものが出ない!って言ってましたが、せんば的にはかなり良いスタートでした。一度車に戻り、もう少し上流へと向かいます。餌も補充してさっきの川の上流部に入ります。今回どばミミズを40匹以上持参していたのですが、早くも半分近く消費。かじられたり取られたり、反応が多くて楽しいです。上流では釣り始めはそれほど反応が良くなかったのですが、30分ほど釣り上がってからいきなり釣れ始めます。師匠も私も一流しごとにアタリをとらえます。まさに1淵1匹って感じ。二人で?マークで「きっと竿抜けポイントに当たったんだねー」としゃべりながら釣ります。サイズも7寸、8寸と徐々にアップ。あっという間につ抜け達成です。師匠は「あーっ!」と声を。どうしたのか聞いたら尺近いものを落としてしまったとか。うーん残念。それ以降、しばらく師匠は小さめのイワナ、せんばは満足サイズのイワナが釣れてきてちょっと不思議でした。
それでも1時間ほど釣れる時間帯があったものの、しばらく釣り上がると再び元のペースに。釣れないわけじゃないけど、足で釣る感じ。更に上がるとピタッとアタリも無くなったので、この先は人が入ったと判断。川を変える決断です。ここではせんばは10匹、師匠は8匹でした。
「あと3匹で20だね!頑張って」って師匠に言われ、着いたのが3つ目の川。ここは以前師匠がクマに遭遇した川で“熊の川”なんてあだ名の川です。(笑)二人でピストルを鳴らしながらいけば大丈夫だろうとそれからも通っているとのこと。この川では浮き釣りの師匠のペース。ポンポンとイワナを上げていきます。せんばもどばミミズの威力でたるみや、淵で拾っていきますが、さっきの川よりは小さめのイワナ。逆に師匠は7,8寸サイズを上げていきます。
アイコが採れるように軍手も持参していたのに、何故かこの川のアイコは小さいものが多く、採っても味見くらい、という程度でした。半分山菜に目を奪われていたのか釣れるペースは若干落ちます。それでもあっという間に3匹釣って20匹をクリア。更に2人で釣り上がり7匹釣ったところで竿をたたみました。結局この日、せんばは24匹で師匠は26匹という結果。2人で50匹は6,7年ぶりかもしれません。
師匠も忙しくいつも3時間程度で釣りを終えることが多いそうで、これだけ長時間釣ったのは久しぶりだと喜んでいました。帰りには日帰り温泉で汗を流し、盛岡の師匠の自宅へ。新幹線の時間まで休ませてもらい、庭にあるフキをお土産にいただきました。駅まで送ってもらい次回のお約束をして握手。午後6時過ぎの新幹線に乗って、自宅には9時前に到着。新幹線はホント早いですね。当日は後片付けをしてすぐにダウン。翌日からイワナと山菜の渓流定食が楽しめました。80歳をとうに超えている師匠。1回でも多く一緒に川を上りたいと改めて思いました。
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