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せんばの釣り日誌

山形生活17年に終止符を打って埼玉に転勤。山や渓流に行く回数は減りましたが、釣りだけは細々と続けていきます。月に一度行くかどうかの釣りの備忘録。たまーの更新だと思います。たまーに遊びにいらしてください。(笑)

年末イシモチ船(12月18日)

 今年も師走を迎え、残すところ2週間あまり。今年最後の釣りは毎年恒例になりつつある、金沢八景からの黒川丸さんのイシモチ船に乗ることにしました。引っ越ししたので、浦和から南浦和が最寄り駅になりました。イシモチなら20も釣れたら御の字だと思い、小さいクーラーボックスに予備の保冷バッグを用意して、自転車で駅まで行ってそこから電車利用を考えました。リュックを背負って電車乗り換えはちときついけど、まあ大丈夫か?と思いつつ早朝の京浜東北線に乗り込みます。

 黒川丸さんには7時前に着いて、お店が改装中なので、仮店舗で受け付け。時間的にも余裕があります。残念なのはスタンプカードがリニューアルされ、今までのカードのポイントが失効したこと。あと少しだったのになあ。新しいカードをもらって、乗船です。天候が回復して、凪の予報だからなのか月曜日にもかかわらず、15名くらいのお客さん。せんばは右舷ミヨシを指示されました。船の構造上足元が高く、座って釣る感じ。とりあえず竿をセットします。

 岸払いは7時半前。今日の釣り場は横浜沖で40分ほど走るとのこと。波風ともに無いはずですが、けっこう北風に波も収まっていない感じ。ちょっとゆっくり目に船は進みます。ベイブリッジが見え、遠くに富士山が臨める絶好の場所。ただ一気に寒くなったので、寒さに強い私も帽子に手袋を準備。8時15分くらいに釣り開始です。

 水深は25mとのこと。仕掛けを落として錘でそこを5,6回叩き、餌を上げてアピール。再び落として底いっぱいで待ちます。すぐに右となりのおっちゃんにヒット。3分くらい経って最初のアタリです。1年ぶりのイシモチの派手なアタリ。なんか懐かしい。そこそこサイズのイシモチを釣って、すぐに餌を付けて投入。時合を逃さないように気を付けます。で、そこを取って、釣ったイシモチの血抜きをしようとバケツに手を入れていたら、「ガンガン!」と竿がしなっていました。慌ててしめて、リールを巻きます。重いなー、と思っていたらダブル。出だし好調です。

 風は弱くなったものの、うねりがあり、ミヨシなのでこれがけっこうゆらゆら。最初から餌つけ、血抜き、仕掛けのからみを直し、餌付け・・・というルーティーンが続きます。ゆっくり遠くの景色を見ることがなく、段々と気持ち悪くなってきます。1時間で8匹のイシモチを釣ってふと今日は小さいクーラーボックスで来ていたことを思い出します。20匹くらいを想定しており、最大でも30匹かなあ・・・と予備の保冷バッグを取り出しました。
 船のあちらこちらでイシモチが上がっており、皆さん忙しそう。この調子で釣れ続いたら困ってしまうせんば、いっぷくして何か飲んだり、食べたりしようか、という気持ちもこの揺れとコンディションだと湧いてきません。幸いなのはずっと座って釣りができること。ダブルを含めて2時間くらいで15,6匹。途中潮どまりがあるので少しペースは落ちるでしょうが、魚の活性は高い。

 10時過ぎになってようやくアタリのペースが落ちます。もうすでに誘いはせず、仕掛けを入れて待つだけ。そうすると多少釣れるまでの時間がかかるようです。しかし、再び潮が動き出した11時過ぎからまたまた活性が上がります。ここは小アジが多いらしく、たまに15センチほどのアジが釣れます。アジのタタキが食べたいのでキープ。正午にはアジ匹を入れて30匹の大台に乗っちゃう感じでした。

 限界は35匹に設定して残りの1時間弱はのんびり休みながら釣ります。それでもアタリは多く、配られたイソメも使い切る勢い。最後の餌を使ってひとつイシモチを釣り上げ、今日の釣りはおしまい。少し早いですが片付けを始めます。長い釣り歴で5分でも早く仕舞うのは初めてかもしれません。(笑)でも、今日は予備の保冷バッグと小ぶりのクーラーにイシモチ36匹と小鯵3匹を収納して帰らないといけません。何とか収めて港に向かいます。帰りに何とかおにぎりを一つ食べられました。

 今日の竿頭は64匹。まあ、そんなに釣れても…なのですが。リュックに詰め込み重い荷物を抱えて電車で浦和へ。自宅に戻ってから処理が始まりますが、これは無理だと思ってあらかじめ近所の釣り友、まんすりーさんに差し上げ、手伝ってもらうことに。あとはひたすら捌きますが、当日に終わらすのは断念。刺身と一夜干しだけ作って残りは翌日朝に。やはり還暦が近いと疲れが取れにくいのか、翌日もけっこうへろへろでした。それでも塩焼きも食べられ、お正月のアテも用意できて大満足。終わり良ければ総て良し、で今年の釣りを終えました。来年も楽しい釣りができることを願っています。




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