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せんばの釣り日誌

山形生活17年に終止符を打って埼玉に転勤。山や渓流に行く回数は減りましたが、釣りだけは細々と続けていきます。月に一度行くかどうかの釣りの備忘録。たまーの更新だと思います。たまーに遊びにいらしてください。(笑)

最終渓流とキノコ(9月27日)

 9月はせんば的には一年で一番忙しい釣りの季節。今年も行くことが出来なかった仙台ヒラメ。渓流のシーズン最終。釣り仲間の船に乗って楽しいオフ。いろいろな予定が入る時期なのですが、今年はこのご時世。ヒラメは中止だし、船も台風の余波で中止。渓流だけは!と最後の月曜日に弾丸ツアーで盛岡の師匠にお世話になり、渓流&キノコ狩りツアーに行ってきました。

 今回も夜行バスと新幹線の併用。往復で11000円ちょい。これなら年に数回は可能です。夜行バスが盛岡に着いたのは6時。駅でピックアップしてもらい、宮古方面に向かいます。今回は弟子2号のHくんも一緒。二人まとめてお世話になっちゃいます。天気は晴れ。土日も天気が良かったので、コンディション的には?マークです。この予感はズバリ的中します。

 
 川には7時ころに到着。せんばは新たに探り当てたドバみみず採取場で30匹のどばを用意。これで半分イワナを釣った感じなのです。シーズン後半の月曜日ということで、渋いのは想定内。どばの威力を発揮するだけ・・・・と思っていました。さっそく最初のポイントでは見えていたイワナが餌を食いますが、横の枝にからまりバラします。うーん、幸先悪い。

 師匠もさっそく1匹釣りあげますが、それからピタリと魚の気配が消えます。弟子は二人とも苦戦。ところがそこから先は師匠まで苦戦。「いやー、かなり人が入って荒れちゃったなあ・・・」と嘆きながら釣り上がります。30分ほどで川を変えることに。そこは今年かなり実績があったところらしいです。しかし、イワナは見えるのですが、ドバを流しても見向きもしません。それどころか、餌をよける始末。

 師匠の分析は例年より早く産卵シーズンに入ったかも、とのこと。産卵になると餌を追わなくなるそうです。山形時代には9月末でもそんなことはなかったのですが、今年は川の変化が早いそう。それでも数匹師匠は釣りあげます。せんばも餌をかじられますが、小さいのかすぐ放してしまうみたい。Hくんは初心者なので、更に苦戦しています。

 二つ目の川も場所を変え、上の方を狙ってみたり、餌を大きくしたり、小さくしたり工夫しますが、やはり見向きもしません。ドバみみずが効かない、なんて渓流釣りを始めてから初めての体験です。それでも9月ということで、ちょっと期待していたキノコが所々に出ていました。師匠に教わり、モダシ(ナラタケ)を採りながら登ります。


 結局釣れないまま、3つ目の川へ。おそらくここが最後のポイント。今年初めて狙う川ということで、ちょっと期待。なぜ初めてか、というと2回ほど熊を見かけた川だから。(笑)今日は3人だから行こう!ということで挑戦です。この川でもイワナが走るのが見られます。
 Hくんもかけますが、残念ながらバラシ。ようやくせんばにもアタリ。じっくり食わせてようやくのイワナ。これは7寸サイズでまずまず。師匠も数匹追加。それでもかなり小さいのばかりらしいです。結局昼過ぎに終了。せんばはこの1匹。師匠が7匹。Hくんはボウズ。師匠が一桁、というのは数年ぶりらしいです。

 まあ、産卵シーズンに入ったら仕方ありません。しっかり孵化して来年も育ってほしいです。帰りがてらせんばのリクエストのキノコ採り。何年か前に山形から来た時に連れていってもらった山へ。その時は大シメジをメインに採りましたが、今回も同じ時期なので大シメジ狙い。Hくんは興味ない世界なので、車で留守番。30分ほど採りに。前回よりは少ないものの、しっかり大シメジを採りました。

 釣りの途中ではナラタケと畑シメジを採ったので、キノコ3種がお土産です。温泉に入って汗を流し、結局師匠から釣ったイワナもすべていただき、キノコを持って新幹線で浦和へ。2時間足らずで大宮まで戻れます。えきねっとの半額予約は使えます。来年は家内と旅行を兼ねて2泊くらい計画しても良いかもです。師匠、今回もお世話になりました。
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まったりと?江戸川ハゼ(9月19日)

 今年は珍しく日曜日に夏休みを1日取る事ができ、釣り仲間の船に乗せてもらい、4人で泳がせ釣りで大物を・・・という予定を立てていました。ところが台風14号が狙ったかのように日曜日にかけて関東を通り、置き土産の強風により、ボートは出ないことに。自然には勝てませんから、これは仕方ありません。それでも天候は回復するので、竿だけは出したい!ということで一緒に行く予定だったまんすりーさんと相談。この時期テッパンの江戸川ボートハゼに行くことになりました。


 始発電車だと貸しボートがいっぱいになるかも・・・ということで、まんすりーさんの車でピックアップしてもらい、5時半には現地着を目指します。順調に到着し、台風一過の晴天のもの大きめのボートに乗り込みポイントまで引っ張ってもらいます。去年の10月にご一緒して以来約1年ぶりの再会です。釣り物も去年と同じハゼ。ちょい投げの天秤仕掛け、針はまんすりーさんに分けていただき、スタートです。





 最初のポイントはけっこうボートが集まっているところ。空いている場所にアンカーを落として釣り始めます。朝一番から入れ食いタイム。乗ったり乗らなかったりですが、小さいハゼが次々に釣れてきます。明らかに去年より食いが良い。一カ月早いと違うのでしょうか。まんすりーさんも仕掛けを落としてすぐにアタリ。次々とハゼを拾っていきます。





 時速20匹を超えるペースで釣れますが、何せ小さい。(笑)たまーにちょっと大きめが釣れますが、それでも天ぷらサイズにはなりません。明日のお客さんにはぜ天を出したいので、7,8匹は天ぷらサイズが欲しいところです。1時間くらい釣ったところで、まんすりーさんから場所替えの提案。今日も船長さんはまんすりーさん。もうすべておまかせです。


 少し移動して、人が少ない橋の下流へ。潮は下げなので、段々沖へと逃げる算段で、深さ1,5mくらいからスタート。と、ここでは10センチを超える念願の天ぷらサイズが続けて釣れてきました。二人でにんまり。それでも小さいのと中サイズと色々ばらつきがあります。しばらく楽しんでから力水をプシュッとあけます。入れ食いが続いていて、ゆっくりする間もありませんでした。

 潮止まりの10時ころには少し暇に。それでもポツリポツリとハゼが釣れてきます。既にこの時点で二人とも50匹は超えています。これはから揚げに、南蛮に、処理が忙しいかもしれません。それから今度は上げ潮なので、ポイントを変えます。今日の場所替えの成功率はほぼ100%。船長、今日も冴えてます。コンスタントに釣れるのは、7,8センチのスモールサイズ。たまに10センチを超えるのが混じる感じ。それでも去年の10月よりは数も型も揃います。

 今日最後の場所はカキ場の近くか、けっこうカキに針を取られます。魚影は濃いのでそこで粘ります。場所が場所だけに、フグやイシモチなど外道の顔も良く見ました。昼過ぎから天気は快晴。日焼け止めを忘れてきたせんば、ちょっと顔が日焼けで痛い感じです。


 2時の納竿ギリギリまでせっせと釣ります。1時間ほど前に束釣りを達成。久しぶりの束です。数えながら釣りましたが結局122匹で終了。天ぷらサイズも10匹は超えたと思います。片付けて再び船で引っ張ってもらい、岸へ。気づくと8時間ほど座りっぱなし。ちょっと腰が痛いです。(笑)
 車で自宅まで送っていただき、解散。まんすりーさん、今回もお世話になりました。次回の釣りもぜひ、と約束してお別れ。その後家内を招集してハゼの処理タイム。明日のお客さんがあるので、今回も快く手伝ってくれます。それでも束越え。やはり2時間ほどかかってしまいました。この日は南蛮漬けに。翌日の飲み会にはから揚げと天ぷらなりました。ハゼはあまりお店に出ない魚なので、友人たちも珍し気に食べて味も大好評。年に一度は手軽に楽しみたいハゼ釣りです。

再び隠密釣行(8月30日)

 譲れない釣りの、仙台ヒラメ。一カ月以上前から、半額の新幹線チケットを予約しており、準備万端。と思ったら予想外の緊急事態宣言の延長、拡大。仙台の船も関東圏からのお客さんはお断りになってしまいました。さて、それではと第2案の釣りを決行することに。仙台行きのレンタカーを一路山形に走らせ、懐かしい川へ入ることにしました。そうと決まれば問題は餌です。どばみみずを今年初めて採りに行きました。9月になる前なのでまだ大丈夫だろうと思っていましたが、数はいるものの大きさは今一つ。イワナが喜びそうなぶっとい物は数匹。あとは全て師匠がお好みの縞みみず程度の細さ。まあ無いよりはましでしょう。40匹くらいゲットして、いざ出発です。




 いつものように福島まで新幹線。そこからのレンタカーです。午後10時過ぎには物産館の駐車場に。ここで朝方まで仮眠です。外気温は20度。やはり東北、秋が進んでいます。4時過ぎに起床して顔を洗い出発。20分ほどでいつもの川に到着。5時には車を出て川に入ります。まだ日の出直前で川は暗くて目印も見にくい。段々老眼になり、年を取った自分を思い知ります。
 それでも30分くらいすると明るくなり、ポイントも分かるように。ただ、けっこう人が入っていて叩かれているようです。うんともすんとも言いません。ふと見ると、いつもミズが群生している場所に。ムカゴはどうかな?と思って見てみるとムカゴをたくさんつけているものがあります。そこからはしばしムカゴ採り。やはり季節は確実に秋です。




 それから懐かしい渓流を上りつつ、竿を出しますが、当たっても小さいのがつつく程度。2時間ほどしたら雨が降ってきました。今日は曇りの予報でしたが、1日降ったりやんだりでした。最初はカッパを持って来なかったので、早々に切り上げ一旦車に戻ります。


 そこから車を移動して、去年釣りを終えたあたりまで上ります。そこからカッパを着て、再び川に。そこでようやくしっかりとしたアタリ。食わせて釣れたのはニジマスでした。けっこう上流にまでいるんだー、と感心しながら釣り上がります。その少し上流でまたまたヒット。再びのニジマス。(笑)さらにチビニジマスに針を飲まれ三連発。いつからニジマスの川に?




 ここで休憩。おにぎりを食べながら雨がやんで、霧にかすんだような渓流を見ながら命の洗濯です。再び釣りを始めたのは9時過ぎ。もう一つ川を見たいので、残り1時間程度と考え釣り上がります。淵よりも川の流れの方がアタる感じがして、エサを流すとその通り食ってきました。あまり大きくは無いですが今日の1匹目のイワナ。約1年ぶりのご対面です。しっかりと腹が黄色い天然もの。そこのちょっと上でも同じようなアタリでイワナ2つ目。これはけっこう食べごろサイズ。7寸というところでしょうか。


 10時前に一旦魚をさばき、場所替え。記念写真は、針を飲まれたチビニジマス入れて5匹。そこから今度は釣り仲間と何度か行った、もう一つの川に向かいます。ここは転勤後には訪れたことはなく、4年ぶりに来ました。昼まで1時間半くらいですが、懐かしい川にご挨拶です。


 こちらの川は岩が大きくて、こけもついており、フェルトの渓流ブーツだった以前よりスパイクタイプの今の靴が滑る滑る・・・。歩きにくいことにびっくりです。それでも餌を流すも、反応なし。それどころか、餌を流したら、魚影がサーっと散っていく状態。よほど人が入っているのでしょうね。

 それでも春にはよく通ったこの川、ポイントを数か所探ってみます。と、ようやくのアタリ。上がってきたのは6寸でしょうか、ヤマメです。これまた懐かしい魚。1時間ほどで数回こけたので、この1匹で満足してしまい納竿。次回はフェルトの渓流ブーツにしようと思ったのでした。


 昼過ぎには片付けて、山形市内へ。おいしい蕎麦を食べて帰ろうと、狙っていた蕎麦屋に向かうも駐車場が一杯。仕方なく、去年と同じ一寸亭で冷たい肉蕎麦を食べました。安定の美味しさ。あまり長居することなく、八百坊温泉へ。570円の入浴料も埼玉価格に慣れた私にはそれほどお高くありません。(笑)

 そのまま東北中央道を走って福島へ。大体1時間半あれば余裕で山形まで来れてしまいます。新幹線を使えば楽に来られます。コロナ禍ではありますが、あまり人とも会わず、自然に親しむ貴重な1日となりました。来年は仙台ヒラメ、そして懐かしい山形の友人たちとも交流できるようになっていることを願っています。

旧友とアジ釣りへ(7月12日)

 梅雨イサキを狙っていましたが、台風の影響でパスをしたのが6月末。その後の再チャレンジを狙っていましたが、Facebookでつながった旧友から一度釣りに行きたい、とオファーがあり調整していました。初心者で船酔いするらしい彼にいきなりのイサキ釣りはハード。と言っている私もイサキは初めてなので、お世話しながらの釣りは困難です。そこで、今回はいつもの黒川丸さんの午後アジ船に乗ることにしました。初心者でもアジならそこそこ釣れるはず。幸い天気も好転して、梅雨の合間の晴れ間となりました。







 電車釣行なので、ゆっくり待ち合わせ。金沢八景に昼前に到着する感じです。友人は少しだけ釣りの経験はあるそうですが、本格的な乗り合い船は初めて。ビシのコマセ釣りも初体験だそう。とりあえず動画を見てきたそうなので、あとは現地で。今日の午後船は3人だけ。少し早めに出て、早めに上がるというアナウンス。同乗したもう一人のお客さんが他船の船長さん。貫禄が違います。二人であたふたしているとスッとよってきてくれ、友人にレクチャーしてくれました。











 釣り場に着いたら、さっそくその船長さんが一度友人に釣り方まで教えてくれました。専門家におまかせ出来てなんてラッキー。せんばは自分の釣りにいそしめます。5分ほど教わり、彼も釣り始めます。最初の10分くらいはひたすらコマセをまいて魚を集めます。船頭さんからは後半潮が速くなるから、早めに釣ろうねー、と言われます。4回目くらいにアタリがあり、1匹目ゲット。次のアタリはちょっと弱いかなあ、と思っていたらサバ。隣の友人は「あたり?」と首をひねっています。船頭さんに「ほら、アタリだよ!」と言われやっぱり・・と理解したよう。









 それでもようやく1匹目を上げます。取り込みもさっきの船長さんに習っていたので、せんばは見守るだけ。(笑)家内と来た時よりめちゃくちゃ楽。自分の釣りに専念できます。餌はいかタンですが、普通にアタリが出ます。最初のうちはバレたり、途中でふっと軽くなったりしながら1匹ずつ追加していきます。最初の1時間ほどでつ抜け達成。友人も棚取りに苦労しつつ、カサゴを釣ったりホウボウが釣れたり、もちろんアジも釣れそれなりに忙しそうです。
 潮が速くなる、と予告されていましたが、確かに仕掛けが流されることが増えます。それでもちゃんと棚を合わせればすぐにアタリ。段々と入れ食いになってきます。たまに「ぐいっ」っと大きめのアタリがきて、引きもちょっと違う感じのが来ます。これは刺身サイズ。27,8センチの大きなアジ。慎重にやり取りしつつ、引き上げます。このサイズが多いと嬉しいのですが、大体20センチちょいがアベレージです。







 船長はほぼ漁のようにバンバン釣っています。友人も船長や私の釣り方を見ながら工夫して段々とアジをうまく掛けられるようになってきました。私もそこそこのアタリの時は少し待ってダブルを狙います。ほぼダブルになりますが、途中であるいは、船べりで落とすことも。いやー面白い。アジ船でこれだけの入れ食いが続いたことは初です。





 いきなりさらに大きなアタリで、ぐいぐい引くことがありました。これは何だろう?と思いながら無理せず上げてきたら今日一番のデカアジ。抜けるか?とちょっと不安でしたが無事ゲット。タモを使っても良かったかな、とも思いました。バケツに入らずすぐにクーラーに入れました。帰ってから計測してみると36センチありました。これは満足です。






 その後も流されつつも、入れ食いタイムは続きます。残り20分のアナウンスの時には30匹も超えていました。数えつつ釣っていましたがもしかしたら40の壁を突破するかも・・・と思いつつ39匹まで来たところで「これで終わってくださいねー」と終了宣言。と最後のアタリを取ってラスト1匹!って思っていましたが、上げる途中でバラシ。今日5,6回目になります。(笑)






 結局せんばはアジ39匹のサバ1匹。数的には40です。友人はアジ22匹とかさご、キス、ホウボウとにぎやか。大アジは少ないですが、数的には満足そうでした。船長さんはさすがの52匹。レベルが違います。大満足で陸に戻りました。クーラーは重いけれど、気持ちは軽く。友人も次回も行きたい、とのことなので、秋に家内を連れてくるときに一緒にどう?と予約を入れました。釣りを覚えた人がまた一人。きっと釣りの深い魅力にずぼっと入ってくるのではないでしょうか。自宅に戻り、久しぶりに40もの魚の処理をしました。これからしばらくは鯵三昧の晩御飯です。



夫婦でアジ船(5月10日)

 最近はコロナの影響で、海釣りがブームになっているとか。確かに密にはなりにくいし、自然に抱かれて、癒しの時間になるのは間違いありません。そんなテレビを見ていた家内が、「釣りに一緒に行こうかな?」と言い出しました。山形時代に小鯵のサビキ釣りは経験ありますが、それ以外はしたことはありません。そもそもイソメ類に触れないので、出来る釣りも限られます。アジ船だと赤タン餌なので、一緒に行ってみる?と聞いたらチャレンジしてみたいとのこと。ちょうど黒川丸さんの割引はがきもあるので、半日船に二人で9千円で乗れちゃいます。さっそく潮が良さげな月曜日に予約を入れました。



 

 楽な日程を、ということで午後船をチョイス。自宅を9時過ぎに出れば間に合うので余裕です。電車釣行でしたが、金沢八景には11時半には到着。受付をして準備をしても時間があったので、持って行った焼きそばを待合所で食べました。12過ぎに船に乗り込み、さっそく準備です。貸竿を渡してレクチャー。簡単に仕掛けを説明します。あとは実際やりながらでしょう。月曜なのでお客さんは少ないかも、と思っていたら我ら夫婦と、ベテランぽいお姉さん。3人での出船となりました。




 

 せんばはロッドキーパーをセットして、家内のお世話しながら釣る体制。大潮ということで、午前中は流れが速くて難しかったそう。家内が初めて、と船頭さんい言うと、じゃあ浅いところでやるから、と言ってもらい午後は近場を攻めることに。25mくらいの深さでスタート。餌の赤タンを付けて、コマセかごにイワシのミンチを詰めて、リールのクラッチを切って・・・・・ととりあえず、一連の動きを教えます。大体わかったようなので、せんばも竿を出してコマセをまきます。



 

 10分くらいまくものの、魚が寄ってこず、場所移動。同じく25mほどのところで釣ります。と、2投目くらいで横のお姉さんが小さめのアジを釣ります。続いてせんばもアジ。ポツリポツリとアタリがあり、小さいアジのダブルも。と、横を見ると家内もなんか釣れたような巻き方。1匹目はせんばが取り込みますが、意外に23,4センチの十分なサイズ。けっこう重かったようです。それでもアタリが遠くて、船頭さんの判断でもう少し浅い方へと向かいます。

 

 今度は21mのポイント。魚影が出たり、なくなったりで小まめにコマセをまいてねー、と船頭さん。ここでは3回目くらいからアタリが出始めます。根がある場所で、今シーズン初めてやる場所だそう。ここでは家内が釣っていきます。しかもすべて20センチオーバー。せんばはまだ小鯵主体。それでも時速5、6匹くらいのペース。




 

 しばらくすると今度はせんばに大きめのアジが釣れてきます。一転、家内の方は小アジに。不思議なものです。横のお姉さんはコンスタントにアジを上げています。船頭さんに「もっとしっかりコマセまきなよー。」とハッパをかけられます。(笑)

 

 釣れるペースが落ちてくると、家内の顔が曇りつつあるので、様子を聞くとちょっと気持ち悪いとか。船酔いのきざし?遠くを見て、釣るようにアドバイス。それでもラスト1時間ほどはまたアタリが出だして、忙しく船酔いはどっかにいってしまったみたい。このあたりになると、自分でコマセをまいて、アタリを取って、取り込みまで一人で出来るようになりました。



 

 せんばもラストスパート。数匹のバラシはあったものの、ラスト30分で5、6匹追加。終了直前が一番良い時間帯、という船釣りあるあるでした。結局家内は15匹、せんばは19匹とまずまずの釣果。大小交じり、自宅で見てみると3分の1は南蛮サイズの小。3分の1は塩焼きサイズの中。そしてもう3分の1が刺身サイズ。

 


 船から上がると、気持ち悪いのも完全になくなり、「あー楽しかった!」と満足そうな家内でした。次回は気候の良い秋かなあ、なんて自分で言っていたので、船釣りの楽しさを体験できたようです。まあ、イソメを触れないので、しばらくはアジ釣り限定かもしれません。