関東秩父の管理釣り場へ(7月29日)
せんばの釣り仲間で埼玉在住のA山さん。山形時代には仙台や山形に遠征してくれたり、一緒に盛岡まで渓流釣りに行ったりしました。こちらではあまり渓流はしなくなったそうですが、以前通った管理釣り場に一度行こうと誘われていました。秩父の川とのことですが、ここは自然の川を利用した管理釣り場で、初心者用と中級者用があり、中級者もけっこう楽しめるそうで、それなら一度行きましょう、と29日の月曜日、行ってきました。
自宅まで迎えてきてもらい、そこから車で約2時間。秩父の有名なスポット三峰神社のそば、大血川渓流釣り場です。A山さんの仕事仲間の集まりに混ぜていただき、皆さんが三峰神社に行っている間も渓流釣りを楽しむという作戦です。ここは1日券が4500円。1人15匹まで持ち帰りOK。魚はイワナとヤマメのようです。
2人で入場し、それぞれお金を支払いますが、A山さんは2時間ほどで皆さんのお世話があるので短時間勝負のようです。ポイントになる淵を決めるとしばらくしてバケツにイワナを7匹入れてそこに放ちます。それを釣ってからポイントを移動して放流後野生化?した魚も釣ってしまおう、という感じです。何と言っても管釣り場は初めてのせんば。とにかくまずは経験です。
渓相は確かに自然のままで、水もさすがに秩父まで来ると綺麗。清流と言っても過言ではありません。東北の川で釣っている感じです。エサはドバを使いますが、お客さんは現地でぶどう虫かイクラを買って使うようです。放流したイワナが目の前でゆらゆら泳ぐなか、エサを流す不思議な感じ。(笑)それでも30分ほどで3匹釣り上げます。A山さんはエサが合わないのかバラシが多いようです。
少しポイントを休ませようと、魚籠を置いたまま少し上の淵へ上がります。やはり釣り残しがあるのでしょう、すぐにイワナが釣れました。またアタリはあるものの警戒しているからか、食いが浅い魚もいて、それなりに楽しめます。A山さんが他のメンバーのお迎えで居なくなり、すぐに会社の仲間を連れてきて自分のところで釣らせます。必然的にその方のお世話はせんばがすることに。イクラを餌に何とか二つ釣ってもらいます。
様子もわかったようなので、あとはお任せして、昼までせんばは上流の方を攻めることに。さすがに管釣り場だけあって、淵がうまいこと出来ていてその淵ごとに釣れ残りがいるようでポンポンと釣れて8匹のイワナが釣れました。どばの数も減ってきたし、午後からも楽しみたいので昼前に一度休憩することにしました。今回の集まりの皆さんともご挨拶して、食堂でラーメンを食べいっぷくです。先ほどのお世話したおっちゃんは釣れた2匹を塩焼きにしてもらい食べたようです。これは美味しいだろうなあ。
午後からは皆さん三峰神社へ。せんばは先ほど止めた場所に戻り釣りを再開します。ところが20分もたたないうちにゴロゴロ・・・と嫌な音。雷が段々大きくなり、空が急に暗くなります。と、ポツポツの雨が、大粒に。ありゃ。雷は怖いし、雨も強いので岩陰に避難します。まあ本当の源流ではないので、増水もそれほど無いだろうからちょっと余裕でしたが。
それでも30分以上避難して、雨が小降りになってから釣りを再開。再開後にはニジマスが釣れてしまいました。これは初級者用のポイントから逃げてきたやつでしょう。それから家族連れがいるポイントを通り過ぎ、イワナ釣り場最後のポイントへ。どばも最後でしたが、そこで1匹イワナを追加。残り30分ほどでしたが、A山さんのイクラをもらって少し流してみますが、ちょっと感じが違うようで、そのまま終了。
結局この日はイワナ9匹にニジマス1匹の10匹で終了。どばをもう少しとっていれば追加できたかなあ・・・。それでもお店の人に魚籠を渡すと数をチェックしつつちゃんと捌いてくれるのでこれは帰ってから楽ちんです。まあ、東北迄行く交通費と入漁料を考えたらお手軽にここで練習するのも「ありよりの有り」って感じでしょうか。(笑)
A山さん、お世話になりました。今度は釣りに専念しましょうねー。