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せんばの釣り日誌

山形生活17年に終止符を打って埼玉に転勤。山や渓流に行く回数は減りましたが、釣りだけは細々と続けていきます。月に一度行くかどうかの釣りの備忘録。たまーの更新だと思います。たまーに遊びにいらしてください。(笑)

1年ぶりの仙台ヒラメ(9月2日)

 今年も暑い夏が過ぎ、秋の気配が近づいてきました。1年に一度のお楽しみ、仙台ヒラメのシーズンです。山形時代は秋に2回行けましたが、さすがに関東からは1回が限度。それでもきくしん丸さんの回数券がある間は通わないといけません。(笑)前回はレンタカーでの遠征でしたが、帰りの運転がかなり辛い。眠気との戦いなのでした。今年はちょっと工夫して安く新幹線と在来線を組み合わせ福島までJR、そこからレンタカーという作戦を立てました。おそらく浦和でレンタカーを借りて高速代・燃料代を考えると2割ほどお安く行ける計算です。とは言うものの電車だと移動が大変。ブロ友の「さっか」さんに教えてもらったキャリーカートを引っ張っての遠征となりました。

 

 前日9時に福島でレンタカー確保。そこからゆっくりご飯を食べながら亘理に11時過ぎ着。コンビニの駐車場で車中泊。当日はきくしん丸さんに4時前に到着。今回も残り物に福、の比較的好きな右ミヨシの3番目。でもお隣は空きなのでミヨシ2番目です。両隣の方にご挨拶して、岸払いは4時20分。そこから約1時間の行程です。両隣りのおっちゃんと話しつつ釣り場に向かいましたが、なんと左のおっちゃんは山形の鶴岡から。右のおっちゃんは仙台ですが、庄内に良く釣りに行くとか。懐かしい山形話でした。「で、あんちゃん、どこから?」「埼玉っす」「あれまあ!」とびっくりされてしまいました。(笑)




 

 釣り場着が5時半前。エサのイワシが配られて、開始の合図。水深は40mほど。今年のイワシは13センチ~15センチと例年より小さ目。せんば的には使いやすく好きな大きさです。イワシが大きいとなかなか針がかりしないんですよねー。孫針を腹側にセットして、釣り開始。でも最初のポイントはアタリが出ずに場所替え。数か所探りますが、開始30分でノーバイト。これは厳しい戦いかも、というスタートでした。




 

 それでもやがて右のおっちゃんが竿を曲げて35センチほどのヒラメを釣ります。左手、ミヨシの鶴岡のおっちゃんも数回アタリがあったようですが、早すぎて乗らず。そんなせんばにも初のアタリが。しかしじっくり待っているうちに離してしまいました。残念。それでも次には同じようなアタリをじっくりまって竿が引き込まれて軽く合わせ。今度は乗りました。比較的楽に上がってきたのは右のおっちゃんとほぼ同じサイズ。35センチスタートです。今回はしっかり血抜きしようと小出刃ととがったドライバーを。キリのようなところで脳を突いて、エラとしっぽ近くを出刃で切って、桶に入れる。数分ですが、桶が真っ赤になるくらいでした。




 

 ポイントを変えつつ少ないアタリを拾っていく感じです。次のアタリは30分後。これもしっかりと待って乗りました。若干サイズアップの40センチ。両隣のおっちゃんもポツリポツリをアタリながら数匹ゲットしています。潮の関係か活発なアタリはこれからのようです。それからかじられたり、乗せたりしつつ2時間半ほどで6打数3安打。この時期としては予想外にアタリが少ないです。釣れているヒラメも3,40センチがメイン。一時の大物ラッシュがありません。

 



 後半戦は15分ほど戻ったところ。やはり砂地のようです。このポイントで釣り出してから15分くらいしたころからアタリが出始めます。どうも潮が動き始めたようです。右のおっちゃんは70センチサイズを上げます。左手のおっちゃんは連続してあげますが、すべて小さいサイズ。苦笑いしながら釣っています。せんばにもアタリ。一度離すも、再び食ってきてゲット。これも35センチサイズ。で、場所移動のブザーと同時にアタリがあって、少し待ってもらいつつ食わせる場面が。以前もあったのですが、どうも焦って早めに合わせてしまいます。今回は焦りつつもじっくり待ったつもりでしたが、合わせたとたんに手ごたえがあったものの「ふっ」と軽くなってしまいました。




 

 それでもアタリの頻度は両隣に比べ少し少ない感じ。聞いてみたら、底いっぱいで待っているとか。1m弱上げているせんば、すぐに50センチほど下げます。するとアタリが増えてきて1枚追加。ここまでで10打数5安打。順調に数は伸びています。また少し走って今度は根の上での釣りになりました。残り2時間、今回の目標はひそかに昨年プラス1の「つ抜け」。時間的にはギリギリでしょう。

 

 船頭さんから根があるので今度は1m棚を上げてくださいー、とアナウンス。毎年根にもぐられるので、ちょっと苦手な岩場です。ここでは最初からアタリ。すぐに本アタリがあって乗ります。今日一番の抵抗を見せる魚。果たして…と期待したら50センチオーバーの納得サイズ。ちゃんと計ったら53センチでした。このサイズがそろうと万歳なのですが。ここはアタリも多いのですが、やはりお約束通り根化けされちゃいます。底近くでいきなりアタリ、少し上げたのですが間に合わず。2回根がかりしましたが、どちらもアタリの処理の間違いでした。次回は修正しなければなりません。




 

 ようやくもう1枚追加。12打数6安打。5割はまずまずか。そこからバラシにエサ外れ、根化け、で3連続失敗。残り1時間は更に集中します。続いたアタリは徐々に少なくなり朝一のペースに。潮止まりが近づいたようです。一回のアタリを慎重にとり、35センチサイズと40センチサイズをゲット。17打数8安打。そこでラスト10分の声。

 

 きくしん丸さんでの釣りはラスト10分からの成績は6割ほど。何かが起こる気配あるのです。今回も残り5分でラストのアタリ。じっくり待って、本アタリまで確認して合わせます。よし!乗りました。サイズ的には小さ目ということが分かりますがとにかく昨年の9枚に並びました。18打数9安打とヒット率も5割。1年に一度の釣りならまずまずではないでしょうか。ここで終了して片付けに入ります。




 

 帰りに聞いてみるとけっこう釣っていたような左のベテランさんは11匹。(それでもイナダ2とマトウダイ1も釣っている)右の鶴岡のおっちゃんも11匹。1枚だけ50センチクラスがありましたが、総じて小さいって嘆いてまいした。それはそうです、この方先月に89センチを釣ったばかり。今回も大き目のクーラーかついで釣る気満々だったらしいですから。



 

 帰りは40分くらいで港に着きました。氷をもらって2匹は発送。小さいけど山形の知り合いに送ります。山菜と物物交換ですね。レンタカーで福島に向かう途中、白石で温泉に入り、汗を流します。福島で車を返してから新幹線・在来線と乗りついで浦和には8時前。電車だと寝てこれるのでその辺は楽。移動の辛さか、運転の辛さか・・・。これはちょっと検討の余地ありです。まあ

来年は秋の連休に山形遠征を考えているので、そこに仙台ヒラメを組み込めば解決かな。今年も恒例の釣り、「ゆずれない釣り(笑)」が出来て良かったです。あと、しっかり〆て血抜きしたヒラメは初日から硬くなりすぎず良いアンバイでした。連日のヒラメ三昧、堪能中のせんば家でした。

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