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せんばの釣り日誌

山形生活17年に終止符を打って埼玉に転勤。山や渓流に行く回数は減りましたが、釣りだけは細々と続けていきます。月に一度行くかどうかの釣りの備忘録。たまーの更新だと思います。たまーに遊びにいらしてください。(笑)

今年2度目の岩手(8月25日)

 今年は夏休みを使って家内と盛岡へ旅行の計画を立てました。家内は往復新幹線。せんばは半日早く出て夜行バス。早朝から師匠と渓流へ。で、家内は初日に市内観光というナイスな案が受け入れられ25日に渓流、26日に一緒に観光、という旅に。今年は2回も盛岡に行けてラッキー。85歳になる師匠と1度でも多く川を歩きたいと願うせんばです。 

 夜行バスは20分ほど遅れ、6時半に盛岡着。直前まで秋田か宮古か迷ったものの、豪雨被害が懸念される秋田よりも通い慣れている宮古方面に出撃することになりました。先週はけっこう雨が降ったのでおそらくコンディションは良いだろう、という師匠のもくろみもありました。



 

 色々話しつつ向かいますが、どうも師匠元気がありません。実は奥さんが体調悪く入院中。愛妻家の師匠、家族からはたまには気分転換に釣りに行っておいで、と言われながらも3か月ほど竿を振っていないとか。家にばかり居ても仕方ないと思いせんばも思い切って釣行をお願いした経緯もあります。更に餌のみみずが思うほど取れなくて、人生で初めてミミズ餌を買ったとのこと。これはせんばも同様でどばミミズが思ったほど取れず、今一つ不安な面はあります。







 

 7時半過ぎにはいつもの川に到着。川を見るなり、師匠はびっくり。雨が降ったにもかかわらず、水量が少なすぎるらしいです。渇水期の最低レベルの水の量。これは苦戦は必至っぽいです。こんな時は6,7匹いる太めのどばの威力を借りるしかありません。とりあえずスタートします。



 

 釣り始めてもなかなか反応はありません。やはり水が少ないので、魚は出にくく、アタリがあっても小さい魚がつつくぐらい。それでも開始10分ほどで師匠がヤマメの良いサイズを上げます。せんばも続きますがこれは小さめ。ポツリポツリアタリがありながらも釣れずに上っていきます。師匠が大きめのを1回バラシ。せんばは何とか3つ釣りますがどれも満足いくサイズではありません。2時間ほどで川を変えることにしました。




 

 次の川は実績のある川。しかも師匠が今年は釣り回数が少ないので、釣られていない可能性が大きい。(笑)4月にもそこそこ釣れた場所になります。せんばは順調にアタリがあり満足サイズも2匹ほど出ますが、師匠は何だか調子悪そう。ちょっと目まいなのか後ろに引っ張られるような・・・なんて怖いことを。休み休み進みますが早上がりも脳裏に浮かびます。その割にはお元気そうなのですが。




 

 4時間ほど釣って、一旦ハラワタを抜くことに。そこまででせんばはつ抜け。目標は達成、というところ。ところが師匠はまさかの2匹。調子が悪くアタリのタイミングから仕掛けを絡ませたりいつもと違う様子。ただここでその原因が発覚。なんと補聴器を外したら元に戻ったらしいです。三半規管に影響したのか気圧の関係か山歩きには補聴器、相性悪かったらしいです。いつもは外すのに今日に限ってつけていたとのこと。

 





 そこからは復活し、いつもの通りイワナを上げていく師匠。ラストの2時間は8匹釣ってちゃんとつ抜けしていました。せんばは型が良いのを2匹バラシ。最初のはハリス切れ。2回目はかかりが浅かったのかバラシ。水が少ないので、魚も食いが浅いし、目の前に餌があっても興味も示さないものもいました。それでも何とか6匹追加して16匹で終了。



 

 歩いている時に、足元からイワナがすーっと、あるいはバシャッと走ること10回以上。魚は居るものの、かなり警戒され釣りにくかった感想です。師匠は雨が降ったらこれは釣れるぞ!っとリベンジに燃えていたので来月には良い報告が聞けるかもしれません。


 

 夕方には盛岡に戻り、無事家内と合流。その日は有名な焼肉と冷麺を堪能し、翌日は岩手山の焼走りと小岩井農場を見学。特に焼走りは写真で見た以上の迫力。実際に溶岩の上を歩くのですが、貴重な体験でした。温泉にも入り、帰りは新幹線であっという間に埼玉に帰れました。このパターンはありかも?と家内と話していて、来年は盛岡・宮古観光を入れて・・・なんて相談しています。来年は師匠も86歳。何とかご一緒したいものです。奥様の回復も祈っています。

 

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太刀魚デビュー(7月28日)

 釣り友のまんすりーさんには関東の釣りを色々教えてもらい、イサキやキンメ船にも乗れるようになりました。いつかは関東でもメジャーになった太刀魚を狙ってみたい、というせんばのリクエストに応えてくれたまんすりーさん。入門には最適なハイ・シーズンの夏タチを提案してくれ7月の中旬に予定していました。7月初旬からすでに猛暑で、暑さ対策はしていましたが、台風の風には勝てず、延期。ようやく28日にデビューを果たすことが出来ました。



 

 今回は金沢八景の乗り合い船、弁天丸さん。ここは太刀魚とアジのリレー釣りをしていて今が旬のアジと今が釣り易そうな太刀魚と両方狙ってしまおう、という贅沢なプラン。金沢八景は黒川丸さんが常船宿なのですが、色々と試してみるのも勉強になりそうです。いつもの通り、まんすりーさんに自宅まで迎えにきてもらい、6時前にはお店に。お客さんもけっこう出足早くにぎわっています。




 太刀魚は大阪に住んでいたころ、堤防で陸っぱりで狙っていました。指3本ほどのサイズでたまに4本くらいのも釣れる夏から秋の釣り物でした。船からの太刀魚、昔は関東ではあまり見かけませんでしたが、温暖化の影響か最近はかなりメジャーで、一年中狙える魚になったようです。とにかく船からは初挑戦。色々道具や仕掛けを教わり、今回はヒラメ竿で、同軸リールのヒラメ仕様でいけそうです。



 

 岸払いは7時過ぎ。ポイントまで30分ほど走ります。暑いものの、海の上、しかも船が走っていれば風が涼しくて快適です。仕掛けは天秤に60号の錘。太刀魚針と糸だけのシンプルな仕掛け。動画で予習してきましたが、サバやコハダの短冊を生きた魚のように動かして釣ります。リール半巻きでシャクる、これを繰り返します。タナは船頭さんがアナウンスしますが、どんどん変わるので聞き洩らせません。20mから40mの間を行ったり来たり。それでも第1投からアタリがあり、しゃくっていると「ガン」と本アタリ。さっそく巻きます。幸先良く指4本くらいの本命でした。



 

 それからは毎回のようにアタリがあります。乗らない時もありますが、いきなり持っていくやる気ある太刀魚もいたりで面白いです。まんすりーさんも上げています。でも釣れてくるのは指3本とか何ならそれ以下のも掛かってきます。大阪の堤防で見た大きさ。(笑)ドラゴンと言われる1m超えの大物はなかなか見られないようです。食いが悪い時は少しステイしてみたり、色々工夫をしながら釣るもの楽しい太刀魚。2時間半ほどで14本の太刀魚をゲットしました。



 

 リレー釣りということでしたが、何となくメインは太刀魚かな?と思っており、アジは後半2時間程度と考えていました。更にここ数日はアジが調子悪く0~3匹、という日もあったようで、そんなにはやらないかな・・・と。ところが予想より早く残り3時間をアジ釣りすることになりました。目標は太刀魚がつ抜け、アジが15匹だったので何とか頑張りたいものです。

 

 太刀魚ポイントから20分ほど八景に戻り、八景沖での釣りです。ポイントを慎重に船頭さんが調べ、いざ開始。水深20mほどのポイント。釣り始めてすぐにミヨシとトモの釣り人がアジを上げます。なぜか胴の間の我ら二人にはアタリが無く、30分くらいひたすらコマセを撒くのみ。ようやくせんばにアタリがあり20センチほどのアジを釣ります。まんすりーさんはさらに10分後に1匹目。これは予想外に厳しそう。



 

 それでも両端の方々は着々と釣果を伸ばしています。まんすりーさんと私は??マーク。何が違うのだろう・・・。2時間やって2人とも2匹ずつ。時速1匹。で、そろって大きそうなやつをバラシ。痛恨。最後のポイントで目標5匹に下方修正しながら釣っていると何故かせんばのところだけスイッチが入ったかのように入れ食い状態に。5,6回連続でアタリます。2匹バラシたものの、最後は6匹で終了。あの30分は何だったのだろう?謎だらけのアジ釣りとなりました。



 

 アジ釣りの奥深さを感じたのは釣果報告。太刀魚の10~20匹はまあまあ、そんなものでしょう。で、アジ。1~30匹!この差は一体?まんすりーさんは結局スイッチが入らず3匹、せんばは6匹。ミヨシのお兄ちゃんは10は軽く超え、トモのおいちゃんは20匹超え。今後の課題となりました。またアジ釣りに行かねば。それでもお土産としては充分。太刀魚は処理も楽だし、その日のうちに処理は完了。さっそく塩焼きとアジはタタキに。夏の定番の釣りになりそうな太刀魚。また新しい扉を開けてくれたまんすりーさんには感謝です。



今年もイサキ爆釣(5月19日)

 関東の初夏の釣り物と言えばイサキが真っ先に浮かびます。その他にも色々あるでしょうが、せんば的にはここ数年譲れない釣りになっています。昨年電動リールのデビューをイサキ釣りで果たしたのもこのイサキ。千葉県は勝山港から出船のイサキ船は最初に深場で大アジを狙い、後半イサキ釣りになるリレー釣りが多いようです。今回も前半のアジ釣りでは電動リールに活躍してもらわなけれなりません。今年もご近所釣り仲間のまんすりーさんに休みを合わせてもらい、一緒にイサキ釣りを楽しみました。昨年は爆釣でしたが、今年も釣る気満々の二人。月曜日19日に予約を入れてもらいます。

 

 せんば家午前2時出発、というハードなスケジュール。前日に21時に就寝して少しだけ寝られました。出発してから聞いた話だと、去年までお世話になっていた「庄幸丸」さんは強風予想で出船が無くなり、お隣の「宝生丸」さんに聞いたらそちらは出る、とのことで船宿の変更をしたとのこと。予報では風も収まるので多分大丈夫でしょう。私は初めてですが、まんすりーさんは数回乗ったことがあるとか。安心して向かいます。



 

 4時前に勝山港に到着。しばらくすると、受付のおばちゃん登場。宝生丸はサービス券が無いので、ネット割だけ。しかもこのご時世の値上げで12000円。これはしっかり釣って、コスパを上げなければ。(笑)仕掛けも購入し、5時前に岸払い。最初は深場のアジ狙いですが、5分ほど走ったらもうポイント。風も波もしっかり残っていて、釣りにくそう。餌は赤タン。タナは72m~65mと幅が広い。船頭さんによって違うなあ、と感じました。



 

 釣り初めて10分ほどでまんすりーさんはデカアジを釣り上げます。70mあたりで食った、とのことでタナをそのあたりに。少ししてアタリが。ただ、巻き始めるとふっと軽くなり、バラシ。アタリも少ないままちょっと苦労するせんば。まんすりーさんもそれほどアタリは無いものの、ポツリポツリと上げます。いきなり大きなアタリで竿が引き込まれ、やっとだ!と思いながら電動リールを巻きます。いざ取り込もうとしたら、デカアジとサバのダブル。と糸をつかんだ瞬間サバがポロリ。アジにぶつかり両方ともバラシと・・・。うーん、幸先良くない。




 

 1時間ほど釣って、ようやくしっかりしたアタリで上がってきたのは、1匹目のアジ。30センチは超えていそうです。やはりポツポツと食ってきて2時間ほどでサバ2つとアジ3つ。まんすりーさんは倍の10近く釣ったのではないでしょうか。あとはイサキを入れるスペースをクーラーボックスにとっておくためこのあたりで一服しています。せんばはギリギリまで粘り、小さいアジを2つ追加して合計アジ5匹。サバは1匹リリースして2匹持ち帰り。8時前にイサキに移ります。


 

 20分ほど移動しますが、波がすごいので後ろに皆さん避難。それでも波が飛んできて、カッパがびしょ濡れ。カッパ、良い仕事しました。ポイント移動が終わり、いざイサキ釣り。イサキのタナは20m~15mとこれもけっこう広め。仕掛けを変えて釣り始めます。22mまで落として、コマセを振りながら20mまで上げてきます。少しずつ更に上げていくと19mくらいでアタリ。1年ぶりのイサキのアタリです。グングンと強いアタリと引きで楽しい。25センチほどの良いサイズ。大体入れてタナを取るとしばらくしてアタる感じ。



 

 まんすりーさんはワンピッチジャークで、タナを広く探しながら釣る方法。船によってはタナを厳しく指定されるので、この船限定の手法かも。楽しみながらどんどん釣りあげます。せんばも大体調子がつかめて5,6匹釣ったあたりからダブル、トリプルを狙い少し待つ作戦。ところがたまにダブルにもなりますが、半分くらいはせっかく食ってもダブルを待つうちにはずれてしまったり、巻いている途中でバラシたりが続いてしまいます。1時間半ほどやってみましたが、1匹ずつ確実に釣るまんすりーさんの方が数が出ています。



 

 それでもやはり当たっても針にかからないことも多々ある、とのことで去年の爆釣とはまた違う感じ。去年は何回もダブルで釣れました。潮も早く30分に一度くらいはお隣さんとお祭り。それでも傷は浅く、大体すぐに復活します。20くらい釣ってからはワンヒットでしっかり上げる作戦に変更。終了の正午まであと30分というところまでは時速12,3匹。まんすりーさんは50匹近いので、もう終わりそうな雰囲気で仕掛けを片付け・・・ないのです。(笑)二人とも最後までベストを尽くす、という釣りスタイルは似ています。



 

 残念ながら最後の30分は何故かアタリが減少。数えながら釣っていましたが、30匹台かなあ、という印象で終了しました。締めながら魚を数えたら40匹ちょうど。軽い入れ食い状態が続いた感じでしょうか。まんすりーさんは50匹台。HPを見るとイサキは22匹~70匹とあったので、まあ、中間あたりにはなったのかな?イサキの間は風は収まっていましたが、最後の1時間は再び吹いてきて結局波もずっとありました。酔い止めを飲んできて大正解。船から上がっても体調も良い感じ。



 

 重いクーラーを車に乗せて、一路埼玉へ。途中、おすそ分けする方々にラインをしつつ、ようやく今日初の食事、おにぎりとパンをほおばります。渋滞もなく、自宅には午後3時半には到着。結局アジ5匹、サバ2匹、イサキ41匹という釣果。イサキは半分はおすそ分け。それでもアジサバ入れて30匹近くをさばくのは大変です。早々に諦めて、今日食べる分と少しだけさばいて、残りは明日の朝にしようとのんびり処理を始めます。


 

 それでも6時半ころまでかかってしまいました。この日はアジのタタキとイサキの小さいやつを塩焼きに。翌日にはイサキの刺身とサバの味噌煮。連日の美味しいお魚三昧の1週間になりそうです。今年もしっかりと結果を出せたイサキ釣り。まんすりーさん、お世話になりました!次の遠征は冬のキンメ、かな?


 


雨の中の爆釣り渓流(4月14日)

 今年も桜の季節が終盤となりました。4月の10日でもお花見が出来そうな関東。毎年恒例の盛岡の師匠との渓流釣りの季節で今年2回目の桜を見ながらイワナと戯れ、山葵をゲットしてお土産に。そんな目論見で13日の日曜日、飲み会を早めに終わり、高速バスに乗り込みました。幸いお隣が空席で、ゆったりとバスに揺られ、小雨降る盛岡駅に午前5時到着。師匠が今年から新しくなった軽自動車で迎えに来てくれました。予報はあいにく雨で90%。9時頃からは3~5ミリのけっこう強めの雨予報。まあ、渓流釣りには雨もまた良し、という師匠の一言で決行となりました。「雨でもあまり影響が出たことないんだよねー。」と師匠。さすが、精進の良い方は違います。それに期待して、いつもの川まで1時間弱のドライブ。道の駅でトイレを済ませ、6時過ぎから川に入ります。



 

 今回はウェーダーと魚籠をお借り。カッパは持参して、雨対策はバッチリ。餌は縞ミミズをたくさん用意してもらいました。雪解け水はそれほど無く、いつもの感じの水流です。釣り初めてさっそく師匠がヤマメを上げます。浮き釣りの師匠は瀬を流すので、ヤマメが食ってきます。ミャク釣りのせんば、どうしても淵中心なのでイワナがメイン。始めて10分ほどで小さめのイワナゲット。1年ぶりの再会です。そこから釣り上がります。やはり今年は寒かったのか、緑の進みは遅い感じ。山はまだ裸状態で見通しが良く、熊対策にはなりそう。




 

 師匠は今年2回目の渓流とかで、前回上がった場所から上を狙います。すると型が良いイワナが釣れてきました。8寸くらいがアベレージ。師匠が釣らないと魚はちゃんと残ります。二人で交互に釣りをする感じで、瀬が続くと師匠、落ち込みではせんば、とテンポ良く釣って1時間ほどで5,6匹ずつ。予報に反して雨は降ったり止んだり。カッパも濡れない程度です。魚の反応は良かったものの、師匠が枝に仕掛けを絡め、お気に入りの浮きをロスト。これが響いて、そこからバラシを何回か。調子をつかむまで1時間ほどかかったようです。結局いつもの堰堤まで来てそこで良型をせんばが2つ、師匠が1つ上げて場所替え。師匠が9匹、せんばが8匹。なかなか順調。

 



 魚のハラワタを抜いて、次のポイントへ。もう少し上流で、10年ほど前にせんばが淵で4つほど上げたところに久々に行ってみよう、ということに。ちょっと場が荒れ、数年ぶりにのぞいてみるとのこと。竿を出してみると2人ともすぐにイワナとご対面。これはなかなか、と続けます。2匹目を上げたところでせんばは枝に仕掛けを持っていかれます。魚は回収したものの、仕掛けをロスト。一旦道路に上がり、老眼鏡をかけて仕掛けを作ります。下を見ると師匠がポンポンとイワナを上げています。仕掛けを作り直して合流して聞いてみると5匹釣ったとか。魚は濃いようです。せんばも続きますが、やはりアタリは多く、尺サイズを含め、6匹釣ったところで、師匠もせんばも餌切れ。一旦車に戻り、餌の補充と今日の本命場所へ移動です。時間は10時半。4時間半で楽勝でつ抜け。今日の目標を20匹に設定します。車で10分ほど休憩し、水分補給。師匠も85歳だからあまり無理は出来ません。それにしても85歳には見えず、おばけのようです。()


 

 最後の川は毎年釣果の良い川。餌もたっぷりなので、目標を目指します。釣り始めの場所は今年2度目の場所らしく、型は小さめなのが数匹。30分ほど登るとそこからは今シーズン初のポイントらしく、サイズが上がります。この時間になってようやく雨も本格的に降りますが、それほど強くはなく、釣りに影響はありません。むしろ魚の活性には良いと思えます。反応も更に良くなり、アタリも続きます。8寸から尺はあるイワナが続き、絶好調。




 

 2時かほど釣り上がりこの川だけで10匹を超えたあたりで今日2回目の枝引っ掛かり。仕掛けを交換していたのですが、不注意でなんと竿を踏んでしまい竿先が折れてしまいました。久しぶりの渓流を歩いてちょっとヘロヘロだったのかも。で、師匠にギブアップ宣言。師匠はそこから3,4つポイントを釣りたいとのことで後からついていきます。ゆっくりと後ろから師匠の釣り姿を眺め、幸せ感一杯の一瞬でした。ただ、そのあたりは攻められていたのか魚は姿見せず。結局そこで終了となりました。



 

 腹を抜きながら数え、せんばは目標クリアの24匹。師匠はさすがの31匹で終了。2人ともかなり魚籠が重かったです。車に戻り、次の目的地、山葵畑?まで一気に走ることに。山葵を採ってから温泉に入ろう、と相談しました。盛岡方面に走り出したら天気が変わり、雨も土砂降りに。釣り終わるのを待っていてくれたかのような降り方です。ワイパーも効かないくらいの時間もあり、神様のおかげだねえ、なんて言いつつ1時間ちょいで盛岡へ。盛岡はまたまた小雨になっていて山葵採りも問題なく出来ました。袋一杯に山葵を詰めて、ようやく温泉へ。汗を流してリフレッシュして終了。駅まで送っていただき、帰りは新幹線で、お弁当とビールを飲みつつあっという間に大宮へ。今年も楽しませていただきました。折ってしまった竿を師匠に預けて修理。修理もお上手なので頼ってしまいました。師匠、今回も色々とお世話になりました。何とか夏の秋田遠征、実現しましょうね。



走水のアジ船(3月10日)

 3月。毎年花粉に悩まされる季節です。花粉症のせんば、この数年はちょっと症状も落ち着き、マスクと対策メガネで発症せずに済んでおります。これなら釣りに行けるじゃね?と釣り友まんすりーさんにオファー。太刀魚デビューか、定番のアジか迷うところでしたが、あいにく太刀魚はハイシーズンではないので、デビューはもう少し良い時期にすることに。そこで、ブランドアジ、走水の深場アジをキンメ竿と電動リールで狙うことにして10日月曜日に行ってきました。



 

 いつものように自宅まで迎えにきてもらい、三浦半島大津港へ。6時集合7時15分出船のアジショート船です。ここは走水、というだけあり流れが激しく、130号のビシを使います。6,70mの深場を狙うらしく電動リールの出番です。深場のアジ、ということでは千葉・勝山港からのイサキ・アジリレー釣りのアジのような感覚なのでしょうか。また出船して20分くらいで釣り場に着くのも船酔いが怖いせんばにはありがたいことです。



 

 平日月曜にもかかわらず、アジ船は2艘でスタート。どちらもけっこう満員。皆さん、お仕事お休みでしょうか?今日は右舷胴の間あたりに2人並んで入ります。潮は若潮なので、激流・・・というほどではないことを期待します。8時前から釣り開始。最初は水深85m。思っていたよりも深いです。タナは底から3~5m。3mでスタートするとさっそくのアタリ。電動リールでゆっくり上げてきます。25センチくらいの食べころのアジ。動作はゆっくりですが、数投入れ食いが続きます。



 なぜかお隣のまんすりーさんは入れ食い、というよりポツリポツリ。開始早々二人ともお祭りでけっこう大変。どうしても潮が早くて、お隣や2軒お隣とお祭りしてしまいます。せんばもさっそく釣ったもののお祭り。仕掛けを新しくします。2セット購入したのですが、後ほどセット追加で購入することに。それほどお祭りが多かったです。


 それでも最初の1時間ちょいは順調に数を伸ばします。ダブルも2回ほどあり、仕掛け投入、アジの血抜きをしている間にまたかかっている、という理想的なペースです。やはり90m近い深場を釣っているので、巻き上げや仕掛け交換、慣れない釣りなので時速は6,7匹程度です。ところが順調なのもそれまで。ここからお祭り地獄が・・・。2つお隣のビギナーさんの棚取りが今一つなのか連続してお祭り。そして、せっかくあったアタリも巻いている途中にバレてしまいペースダウン。まんすりーさんは逆にコンスタントにポツポツと拾っているようです。



 

 2時間半ほど釣って場所移動。せんばもまんすりーさんもつ抜けちょい、という感じです。次のポイントも87mと場所によっては90mまで糸が出ることも。あさイチに比べ、アタリは減ってきますが、それでもポツリポツリと釣れてきます。中型がメインでも尺近いものも混ざり、型は大満足。刺身サイズも何匹か釣れました。朝ちょっと吹いていた風もなくなり、気温も上昇。コンディションは良い感じです。

 

 ショート船ということで、13時前くらいまでの釣りかな?と予想していました。11時ころ3回目の移動。更に深く90m超え。しかしそこは空振り。20分ほどで最後の場所変え。そこも同じく90m。その時点で二人とも17、8匹。何とか20が目標です。お祭りとアタリを繰り返し、数匹釣った次に、その日一番の手ごたえ。中乗りさんに「ドラグを弛めたら?」とアドバイスもらうほど竿が曲がっています。ただ途中からふわっと軽くなり、またまたのお祭り。それでも協力してもらい魚だけは上げちゃいました。今日イチの尺アジ。34センチありました。




 

 仕掛けを交換しながら、船頭さんにあと何分くらいで終わりですか?って聞くと「あと20分だね」とのこと。もう1,2流し出来そう。最後の1投は何か違和感、みたいな後に巻いてみたら今日イチの小さいなアジがダブル。これで終了。数えると22匹でした。小アジは最後の2匹のみであとは中~大アジ。1月に行ったアジ釣りよりもクーラーボックスは確実に重いです。片付けをして、船は港に戻りますが、20分ほどで帰港。やはり楽です。



 

 釣果を聞くと、トップは42匹。まんすりーさんのお隣のおばちゃんで、どうやら常連さん。続いて40匹。せんばたちは20匹ちょいでまあ平均かな?って感じです。季節的にも厳しい釣りを予想していたので、満足しつつ、次回はお祭り対策を考えようと話しながら帰ってきました。16時過ぎには家に戻ったのでそこから3時間で処理を頑張って終わらせました。食べると脂も乗っており、走水のアジ、これは次回もアリ!という二人の結論でした。次は恒例の5月後半からの房総イサキ。またまた電動リールの活躍が期待されます。今回もまんすりーさん、お世話になりました。


 


        
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