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せんばの釣り日誌

山形生活17年に終止符を打って埼玉に転勤。山や渓流に行く回数は減りましたが、釣りだけは細々と続けていきます。月に一度行くかどうかの釣りの備忘録。たまーの更新だと思います。たまーに遊びにいらしてください。(笑)

太刀魚デビュー(7月28日)

 釣り友のまんすりーさんには関東の釣りを色々教えてもらい、イサキやキンメ船にも乗れるようになりました。いつかは関東でもメジャーになった太刀魚を狙ってみたい、というせんばのリクエストに応えてくれたまんすりーさん。入門には最適なハイ・シーズンの夏タチを提案してくれ7月の中旬に予定していました。7月初旬からすでに猛暑で、暑さ対策はしていましたが、台風の風には勝てず、延期。ようやく28日にデビューを果たすことが出来ました。



 

 今回は金沢八景の乗り合い船、弁天丸さん。ここは太刀魚とアジのリレー釣りをしていて今が旬のアジと今が釣り易そうな太刀魚と両方狙ってしまおう、という贅沢なプラン。金沢八景は黒川丸さんが常船宿なのですが、色々と試してみるのも勉強になりそうです。いつもの通り、まんすりーさんに自宅まで迎えにきてもらい、6時前にはお店に。お客さんもけっこう出足早くにぎわっています。




 太刀魚は大阪に住んでいたころ、堤防で陸っぱりで狙っていました。指3本ほどのサイズでたまに4本くらいのも釣れる夏から秋の釣り物でした。船からの太刀魚、昔は関東ではあまり見かけませんでしたが、温暖化の影響か最近はかなりメジャーで、一年中狙える魚になったようです。とにかく船からは初挑戦。色々道具や仕掛けを教わり、今回はヒラメ竿で、同軸リールのヒラメ仕様でいけそうです。



 

 岸払いは7時過ぎ。ポイントまで30分ほど走ります。暑いものの、海の上、しかも船が走っていれば風が涼しくて快適です。仕掛けは天秤に60号の錘。太刀魚針と糸だけのシンプルな仕掛け。動画で予習してきましたが、サバやコハダの短冊を生きた魚のように動かして釣ります。リール半巻きでシャクる、これを繰り返します。タナは船頭さんがアナウンスしますが、どんどん変わるので聞き洩らせません。20mから40mの間を行ったり来たり。それでも第1投からアタリがあり、しゃくっていると「ガン」と本アタリ。さっそく巻きます。幸先良く指4本くらいの本命でした。



 

 それからは毎回のようにアタリがあります。乗らない時もありますが、いきなり持っていくやる気ある太刀魚もいたりで面白いです。まんすりーさんも上げています。でも釣れてくるのは指3本とか何ならそれ以下のも掛かってきます。大阪の堤防で見た大きさ。(笑)ドラゴンと言われる1m超えの大物はなかなか見られないようです。食いが悪い時は少しステイしてみたり、色々工夫をしながら釣るもの楽しい太刀魚。2時間半ほどで14本の太刀魚をゲットしました。



 

 リレー釣りということでしたが、何となくメインは太刀魚かな?と思っており、アジは後半2時間程度と考えていました。更にここ数日はアジが調子悪く0~3匹、という日もあったようで、そんなにはやらないかな・・・と。ところが予想より早く残り3時間をアジ釣りすることになりました。目標は太刀魚がつ抜け、アジが15匹だったので何とか頑張りたいものです。

 

 太刀魚ポイントから20分ほど八景に戻り、八景沖での釣りです。ポイントを慎重に船頭さんが調べ、いざ開始。水深20mほどのポイント。釣り始めてすぐにミヨシとトモの釣り人がアジを上げます。なぜか胴の間の我ら二人にはアタリが無く、30分くらいひたすらコマセを撒くのみ。ようやくせんばにアタリがあり20センチほどのアジを釣ります。まんすりーさんはさらに10分後に1匹目。これは予想外に厳しそう。



 

 それでも両端の方々は着々と釣果を伸ばしています。まんすりーさんと私は??マーク。何が違うのだろう・・・。2時間やって2人とも2匹ずつ。時速1匹。で、そろって大きそうなやつをバラシ。痛恨。最後のポイントで目標5匹に下方修正しながら釣っていると何故かせんばのところだけスイッチが入ったかのように入れ食い状態に。5,6回連続でアタリます。2匹バラシたものの、最後は6匹で終了。あの30分は何だったのだろう?謎だらけのアジ釣りとなりました。



 

 アジ釣りの奥深さを感じたのは釣果報告。太刀魚の10~20匹はまあまあ、そんなものでしょう。で、アジ。1~30匹!この差は一体?まんすりーさんは結局スイッチが入らず3匹、せんばは6匹。ミヨシのお兄ちゃんは10は軽く超え、トモのおいちゃんは20匹超え。今後の課題となりました。またアジ釣りに行かねば。それでもお土産としては充分。太刀魚は処理も楽だし、その日のうちに処理は完了。さっそく塩焼きとアジはタタキに。夏の定番の釣りになりそうな太刀魚。また新しい扉を開けてくれたまんすりーさんには感謝です。


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