三浦半島ボート釣り（９月２０日）

　年に一度、土曜日にお休みが取れるせんば、毎年９月が多いのですが、以前は木更津からマイボートに乗せてもらったこともありました。今年は千葉に住む次男がボート釣りをしたい、というので釣り仲間こどもパパさん、まんすりーさんとの釣りに混ぜてもらい、４人で三浦の海勇丸さんでボートを借りて太刀魚、アジ、キスと色々楽しもう、ということになりました。お二人は山形時代に我が家までいらしてくださり、次男とも会っています。次男は学生時代だったので、忘れているっぽいですが。（笑）

　行きはまんすりーさん車に乗せてもらい、６時に横須賀パーキングエリアで千葉から来る次男と合流。そこから餌を仕入れ、お店に向かう段取りでした。パパさんも到着してさあ出発！ってところで大変なアクシデント。トイレを利用して個室に財布を忘れてしまっていたことに気づきました。慌ててトイレに戻るもすでに財布はなく、清掃員の方に尋ねるも分からず。免許など一式入っていたのでかなりのショック。ただ、トイレでまんすりーさんが「財布忘れてませんか～？」と尋ねている人の声を聞いた、という情報が頼り。親切な方に拾われたことを祈ります。とりあえず二手に分かれ、次男と私は最寄りの警察署に届け出をすることになりました。

　次男の車に乗り換え、横須賀警察署で手続き。あとはクレジットカード類を停止して、１０時ころから船に合流する段取りにしました。まあ痛いけど命にはかかわらないし、体も元気なので、切り替えて今日は息子にお金を借りて釣りを楽しむことにしました。馬堀海岸の海勇丸さんに到着し、沖から一旦迎えに来てもらいます。２時間ほど釣ったようですが、太刀魚ポイントには入れず、アジも大きいのが１つだけとか。ちょうど潮どまりなので、これから期待です。心配なのは財布に酔い止めを入れたまま。息子と二人船酔い注意です。（笑）

　次男に釣り方のレクチャーをしてさっそく釣り始めます。気配はないものの、比較的すぐに次男にアタリ。けっこう引いているようですが、もうすぐ上がる、というところで痛恨のバラシ。それでも魚はいるようです。しかし、１時間ほどせっせとコマセをまくものの、魚は寄ってきません。１時間半ほどで場所移動を決断。そこからパパさんの運転、まんすりーさんの方向指示と魚探による探索です。２か所くらい回るものの、アタリは全くありません。周りの船も釣れている気配なし。

　まんすりーさん最後の「鉄板ポイント」に勝負をかけます。多少魚の反応が魚探に出ているらしく、ボートも２艘くらいいます。しばらくコマセを撒いていると息子にアタリ。今度は慎重に巻き、２０センチほどのアジをゲット。初めてのアジでニコニコ顔の記念写真。それからプチ時合。まんすりーさん、パパさん、そしてせんばにもようやくアジがかかります。次男も続けてヒット。何とアジのダブル。パパさんも置き竿にダブル。約３０分ほどの時合でしたが、何故かせんばは１匹のみのアタリで終了。他のメンバーもピタリとアタリが止まってしまいます。時間は１時半。

　最後にお土産のキスをやりますか？ということで場所を移動。お店の目の前がポイントなのでギリギリまで釣れます。ここのキスは裏切らない、という感覚なのですが果たして今日も次男にさっそくのアタリ。１２センチほどのキスです。ここではまんすりーさんはマゴチ狙いのルアー。せんばは次男と並んでキス釣り。ここからは１投ごとにアタリがあり、１０センチ～１５センチまでのキスが釣れます。船を流して釣るので、何回か移動しますが、どこでもアタリがある感じです。

　結局まんすりーさんは１回アタリがあったものの、乗らなかったようです。せんばと息子で１７匹、パパさんも何匹か上げていました。２時４５分に終了。３時までに帰らないといけないのですが、余裕で帰港。キス釣りは次男も楽しかったようで、船酔いも飛んで行ったそうです。今日はアジが息子が３匹、せんばが１匹とちょっと物足りない感じ。それでもキスがお土産になりました。

　ボートから上がって、道具をしまい、解散です。財布事件で心配をかけてしまいましたが、あとは幸運を祈るのみです。帰りは息子に乗せてもらい埼玉まで帰りました。釣りに行って、息子に乗せてもらって帰る。これまた念願のシチュエーションでした。財布事件がなければ更に良かったのでしょうが、仕方ありません。この日は釣ったアジを塩焼きに。タタキまで作れなかったのは残念。キスは翌日の天ぷらになりました。キス天やはり最高です。はぜの天ぷらも美味しいので、「来月はぜ釣りどう？」って次男をお誘い。一緒に行けると良いのですが。

　で、翌日夕方に警察から電話。何と財布が見つかったとのこと。お陰さまで中身も無事で、手元に帰ってきました。拾った方が海のそばの交番に届けてくださったとか。日本に住んでいて良かったなあ、と改めて感じた一件でした。それにしても還暦過ぎのおじさん。これから一層気を付けて行動しないとです。

ご心配おかけしました＞パパさん、まんすりーさん