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せんばの釣り日誌

山形生活17年に終止符を打って埼玉に転勤。山や渓流に行く回数は減りましたが、釣りだけは細々と続けていきます。月に一度行くかどうかの釣りの備忘録。たまーの更新だと思います。たまーに遊びにいらしてください。(笑)

今年2度目の岩手(8月25日)

 今年は夏休みを使って家内と盛岡へ旅行の計画を立てました。家内は往復新幹線。せんばは半日早く出て夜行バス。早朝から師匠と渓流へ。で、家内は初日に市内観光というナイスな案が受け入れられ25日に渓流、26日に一緒に観光、という旅に。今年は2回も盛岡に行けてラッキー。85歳になる師匠と1度でも多く川を歩きたいと願うせんばです。 

 夜行バスは20分ほど遅れ、6時半に盛岡着。直前まで秋田か宮古か迷ったものの、豪雨被害が懸念される秋田よりも通い慣れている宮古方面に出撃することになりました。先週はけっこう雨が降ったのでおそらくコンディションは良いだろう、という師匠のもくろみもありました。



 

 色々話しつつ向かいますが、どうも師匠元気がありません。実は奥さんが体調悪く入院中。愛妻家の師匠、家族からはたまには気分転換に釣りに行っておいで、と言われながらも3か月ほど竿を振っていないとか。家にばかり居ても仕方ないと思いせんばも思い切って釣行をお願いした経緯もあります。更に餌のみみずが思うほど取れなくて、人生で初めてミミズ餌を買ったとのこと。これはせんばも同様でどばミミズが思ったほど取れず、今一つ不安な面はあります。







 

 7時半過ぎにはいつもの川に到着。川を見るなり、師匠はびっくり。雨が降ったにもかかわらず、水量が少なすぎるらしいです。渇水期の最低レベルの水の量。これは苦戦は必至っぽいです。こんな時は6,7匹いる太めのどばの威力を借りるしかありません。とりあえずスタートします。



 

 釣り始めてもなかなか反応はありません。やはり水が少ないので、魚は出にくく、アタリがあっても小さい魚がつつくぐらい。それでも開始10分ほどで師匠がヤマメの良いサイズを上げます。せんばも続きますがこれは小さめ。ポツリポツリアタリがありながらも釣れずに上っていきます。師匠が大きめのを1回バラシ。せんばは何とか3つ釣りますがどれも満足いくサイズではありません。2時間ほどで川を変えることにしました。




 

 次の川は実績のある川。しかも師匠が今年は釣り回数が少ないので、釣られていない可能性が大きい。(笑)4月にもそこそこ釣れた場所になります。せんばは順調にアタリがあり満足サイズも2匹ほど出ますが、師匠は何だか調子悪そう。ちょっと目まいなのか後ろに引っ張られるような・・・なんて怖いことを。休み休み進みますが早上がりも脳裏に浮かびます。その割にはお元気そうなのですが。




 

 4時間ほど釣って、一旦ハラワタを抜くことに。そこまででせんばはつ抜け。目標は達成、というところ。ところが師匠はまさかの2匹。調子が悪くアタリのタイミングから仕掛けを絡ませたりいつもと違う様子。ただここでその原因が発覚。なんと補聴器を外したら元に戻ったらしいです。三半規管に影響したのか気圧の関係か山歩きには補聴器、相性悪かったらしいです。いつもは外すのに今日に限ってつけていたとのこと。

 





 そこからは復活し、いつもの通りイワナを上げていく師匠。ラストの2時間は8匹釣ってちゃんとつ抜けしていました。せんばは型が良いのを2匹バラシ。最初のはハリス切れ。2回目はかかりが浅かったのかバラシ。水が少ないので、魚も食いが浅いし、目の前に餌があっても興味も示さないものもいました。それでも何とか6匹追加して16匹で終了。



 

 歩いている時に、足元からイワナがすーっと、あるいはバシャッと走ること10回以上。魚は居るものの、かなり警戒され釣りにくかった感想です。師匠は雨が降ったらこれは釣れるぞ!っとリベンジに燃えていたので来月には良い報告が聞けるかもしれません。


 

 夕方には盛岡に戻り、無事家内と合流。その日は有名な焼肉と冷麺を堪能し、翌日は岩手山の焼走りと小岩井農場を見学。特に焼走りは写真で見た以上の迫力。実際に溶岩の上を歩くのですが、貴重な体験でした。温泉にも入り、帰りは新幹線であっという間に埼玉に帰れました。このパターンはありかも?と家内と話していて、来年は盛岡・宮古観光を入れて・・・なんて相談しています。来年は師匠も86歳。何とかご一緒したいものです。奥様の回復も祈っています。

 

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