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せんばの釣り日誌

山形生活17年に終止符を打って埼玉に転勤。山や渓流に行く回数は減りましたが、釣りだけは細々と続けていきます。月に一度行くかどうかの釣りの備忘録。たまーの更新だと思います。たまーに遊びにいらしてください。(笑)

雨の中の爆釣り渓流(4月14日)

 今年も桜の季節が終盤となりました。4月の10日でもお花見が出来そうな関東。毎年恒例の盛岡の師匠との渓流釣りの季節で今年2回目の桜を見ながらイワナと戯れ、山葵をゲットしてお土産に。そんな目論見で13日の日曜日、飲み会を早めに終わり、高速バスに乗り込みました。幸いお隣が空席で、ゆったりとバスに揺られ、小雨降る盛岡駅に午前5時到着。師匠が今年から新しくなった軽自動車で迎えに来てくれました。予報はあいにく雨で90%。9時頃からは3~5ミリのけっこう強めの雨予報。まあ、渓流釣りには雨もまた良し、という師匠の一言で決行となりました。「雨でもあまり影響が出たことないんだよねー。」と師匠。さすが、精進の良い方は違います。それに期待して、いつもの川まで1時間弱のドライブ。道の駅でトイレを済ませ、6時過ぎから川に入ります。



 

 今回はウェーダーと魚籠をお借り。カッパは持参して、雨対策はバッチリ。餌は縞ミミズをたくさん用意してもらいました。雪解け水はそれほど無く、いつもの感じの水流です。釣り初めてさっそく師匠がヤマメを上げます。浮き釣りの師匠は瀬を流すので、ヤマメが食ってきます。ミャク釣りのせんば、どうしても淵中心なのでイワナがメイン。始めて10分ほどで小さめのイワナゲット。1年ぶりの再会です。そこから釣り上がります。やはり今年は寒かったのか、緑の進みは遅い感じ。山はまだ裸状態で見通しが良く、熊対策にはなりそう。




 

 師匠は今年2回目の渓流とかで、前回上がった場所から上を狙います。すると型が良いイワナが釣れてきました。8寸くらいがアベレージ。師匠が釣らないと魚はちゃんと残ります。二人で交互に釣りをする感じで、瀬が続くと師匠、落ち込みではせんば、とテンポ良く釣って1時間ほどで5,6匹ずつ。予報に反して雨は降ったり止んだり。カッパも濡れない程度です。魚の反応は良かったものの、師匠が枝に仕掛けを絡め、お気に入りの浮きをロスト。これが響いて、そこからバラシを何回か。調子をつかむまで1時間ほどかかったようです。結局いつもの堰堤まで来てそこで良型をせんばが2つ、師匠が1つ上げて場所替え。師匠が9匹、せんばが8匹。なかなか順調。

 



 魚のハラワタを抜いて、次のポイントへ。もう少し上流で、10年ほど前にせんばが淵で4つほど上げたところに久々に行ってみよう、ということに。ちょっと場が荒れ、数年ぶりにのぞいてみるとのこと。竿を出してみると2人ともすぐにイワナとご対面。これはなかなか、と続けます。2匹目を上げたところでせんばは枝に仕掛けを持っていかれます。魚は回収したものの、仕掛けをロスト。一旦道路に上がり、老眼鏡をかけて仕掛けを作ります。下を見ると師匠がポンポンとイワナを上げています。仕掛けを作り直して合流して聞いてみると5匹釣ったとか。魚は濃いようです。せんばも続きますが、やはりアタリは多く、尺サイズを含め、6匹釣ったところで、師匠もせんばも餌切れ。一旦車に戻り、餌の補充と今日の本命場所へ移動です。時間は10時半。4時間半で楽勝でつ抜け。今日の目標を20匹に設定します。車で10分ほど休憩し、水分補給。師匠も85歳だからあまり無理は出来ません。それにしても85歳には見えず、おばけのようです。()


 

 最後の川は毎年釣果の良い川。餌もたっぷりなので、目標を目指します。釣り始めの場所は今年2度目の場所らしく、型は小さめなのが数匹。30分ほど登るとそこからは今シーズン初のポイントらしく、サイズが上がります。この時間になってようやく雨も本格的に降りますが、それほど強くはなく、釣りに影響はありません。むしろ魚の活性には良いと思えます。反応も更に良くなり、アタリも続きます。8寸から尺はあるイワナが続き、絶好調。




 

 2時かほど釣り上がりこの川だけで10匹を超えたあたりで今日2回目の枝引っ掛かり。仕掛けを交換していたのですが、不注意でなんと竿を踏んでしまい竿先が折れてしまいました。久しぶりの渓流を歩いてちょっとヘロヘロだったのかも。で、師匠にギブアップ宣言。師匠はそこから3,4つポイントを釣りたいとのことで後からついていきます。ゆっくりと後ろから師匠の釣り姿を眺め、幸せ感一杯の一瞬でした。ただ、そのあたりは攻められていたのか魚は姿見せず。結局そこで終了となりました。



 

 腹を抜きながら数え、せんばは目標クリアの24匹。師匠はさすがの31匹で終了。2人ともかなり魚籠が重かったです。車に戻り、次の目的地、山葵畑?まで一気に走ることに。山葵を採ってから温泉に入ろう、と相談しました。盛岡方面に走り出したら天気が変わり、雨も土砂降りに。釣り終わるのを待っていてくれたかのような降り方です。ワイパーも効かないくらいの時間もあり、神様のおかげだねえ、なんて言いつつ1時間ちょいで盛岡へ。盛岡はまたまた小雨になっていて山葵採りも問題なく出来ました。袋一杯に山葵を詰めて、ようやく温泉へ。汗を流してリフレッシュして終了。駅まで送っていただき、帰りは新幹線で、お弁当とビールを飲みつつあっという間に大宮へ。今年も楽しませていただきました。折ってしまった竿を師匠に預けて修理。修理もお上手なので頼ってしまいました。師匠、今回も色々とお世話になりました。何とか夏の秋田遠征、実現しましょうね。


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走水のアジ船(3月10日)

 3月。毎年花粉に悩まされる季節です。花粉症のせんば、この数年はちょっと症状も落ち着き、マスクと対策メガネで発症せずに済んでおります。これなら釣りに行けるじゃね?と釣り友まんすりーさんにオファー。太刀魚デビューか、定番のアジか迷うところでしたが、あいにく太刀魚はハイシーズンではないので、デビューはもう少し良い時期にすることに。そこで、ブランドアジ、走水の深場アジをキンメ竿と電動リールで狙うことにして10日月曜日に行ってきました。



 

 いつものように自宅まで迎えにきてもらい、三浦半島大津港へ。6時集合7時15分出船のアジショート船です。ここは走水、というだけあり流れが激しく、130号のビシを使います。6,70mの深場を狙うらしく電動リールの出番です。深場のアジ、ということでは千葉・勝山港からのイサキ・アジリレー釣りのアジのような感覚なのでしょうか。また出船して20分くらいで釣り場に着くのも船酔いが怖いせんばにはありがたいことです。



 

 平日月曜にもかかわらず、アジ船は2艘でスタート。どちらもけっこう満員。皆さん、お仕事お休みでしょうか?今日は右舷胴の間あたりに2人並んで入ります。潮は若潮なので、激流・・・というほどではないことを期待します。8時前から釣り開始。最初は水深85m。思っていたよりも深いです。タナは底から3~5m。3mでスタートするとさっそくのアタリ。電動リールでゆっくり上げてきます。25センチくらいの食べころのアジ。動作はゆっくりですが、数投入れ食いが続きます。



 なぜかお隣のまんすりーさんは入れ食い、というよりポツリポツリ。開始早々二人ともお祭りでけっこう大変。どうしても潮が早くて、お隣や2軒お隣とお祭りしてしまいます。せんばもさっそく釣ったもののお祭り。仕掛けを新しくします。2セット購入したのですが、後ほどセット追加で購入することに。それほどお祭りが多かったです。


 それでも最初の1時間ちょいは順調に数を伸ばします。ダブルも2回ほどあり、仕掛け投入、アジの血抜きをしている間にまたかかっている、という理想的なペースです。やはり90m近い深場を釣っているので、巻き上げや仕掛け交換、慣れない釣りなので時速は6,7匹程度です。ところが順調なのもそれまで。ここからお祭り地獄が・・・。2つお隣のビギナーさんの棚取りが今一つなのか連続してお祭り。そして、せっかくあったアタリも巻いている途中にバレてしまいペースダウン。まんすりーさんは逆にコンスタントにポツポツと拾っているようです。



 

 2時間半ほど釣って場所移動。せんばもまんすりーさんもつ抜けちょい、という感じです。次のポイントも87mと場所によっては90mまで糸が出ることも。あさイチに比べ、アタリは減ってきますが、それでもポツリポツリと釣れてきます。中型がメインでも尺近いものも混ざり、型は大満足。刺身サイズも何匹か釣れました。朝ちょっと吹いていた風もなくなり、気温も上昇。コンディションは良い感じです。

 

 ショート船ということで、13時前くらいまでの釣りかな?と予想していました。11時ころ3回目の移動。更に深く90m超え。しかしそこは空振り。20分ほどで最後の場所変え。そこも同じく90m。その時点で二人とも17、8匹。何とか20が目標です。お祭りとアタリを繰り返し、数匹釣った次に、その日一番の手ごたえ。中乗りさんに「ドラグを弛めたら?」とアドバイスもらうほど竿が曲がっています。ただ途中からふわっと軽くなり、またまたのお祭り。それでも協力してもらい魚だけは上げちゃいました。今日イチの尺アジ。34センチありました。




 

 仕掛けを交換しながら、船頭さんにあと何分くらいで終わりですか?って聞くと「あと20分だね」とのこと。もう1,2流し出来そう。最後の1投は何か違和感、みたいな後に巻いてみたら今日イチの小さいなアジがダブル。これで終了。数えると22匹でした。小アジは最後の2匹のみであとは中~大アジ。1月に行ったアジ釣りよりもクーラーボックスは確実に重いです。片付けをして、船は港に戻りますが、20分ほどで帰港。やはり楽です。



 

 釣果を聞くと、トップは42匹。まんすりーさんのお隣のおばちゃんで、どうやら常連さん。続いて40匹。せんばたちは20匹ちょいでまあ平均かな?って感じです。季節的にも厳しい釣りを予想していたので、満足しつつ、次回はお祭り対策を考えようと話しながら帰ってきました。16時過ぎには家に戻ったのでそこから3時間で処理を頑張って終わらせました。食べると脂も乗っており、走水のアジ、これは次回もアリ!という二人の結論でした。次は恒例の5月後半からの房総イサキ。またまた電動リールの活躍が期待されます。今回もまんすりーさん、お世話になりました。


 


今年の釣りはアジから(1月13日)

 年末のキンメ船から2週間。竿納めをしてすぐではありますが、釣り初めに行ってきました。キンメ船での心強いナビゲーターのまんすりーさんと再び一緒に江戸川の伊藤遊船さんのアジ釣りです。まんすりーさんは12月に金沢八景からアジ、正月2日には相模湾でアマダイとけっこう続けて船に乗っていましたが、あまり良い釣果はキンメ含めて出せていなかったそう。せんばも久しぶりにクーラーボックス満タンの釣りをしたいと思っていたのですが、思いは同じ、アジを爆釣しようと成人の日にアジ船に乗ってきました。



  今回の伊藤遊船さんは毎年ハゼ釣りに行く江戸川放水路にあるお店
。去年は次男と桟橋でハゼ釣りをしました。まんすりーさんはお気に入りの船みたいで今回で3、4回目のアジ釣りとか。自宅に4時半に迎えてきてもらい5時半過ぎには江戸川放水路に着いていました。受付を済ませ、6時40分の出船の準備。船頭さんは何とか魚を釣ってもらおうといつも心掛けてくれるそうで、それを感じるそうです。ただ、江戸川放水路から釣り場までは1時間以上船に乗るので、船酔いだけは避けようと前日から節制しての当日。酔い止めもしっかり飲んで出船です。  今回はイサキの竿を持参しましたが、ちょっとそれだと硬いみたい。まんすりーさん持参のアジにぴったりの竿をお借りしての釣り、と思ったら元々ビギナーの時購入したそうで全く使っていない、ということでせんばに譲ろうと持ってきてくれたとか。これで子供など2人で釣りに行ってもレンタルタックル不要になります。ありがとうございます。>まんすりーさん。



 船は江戸川放水路からディズニーランド沖、羽田沖、京浜工業地帯
を通って川崎沖へ。いつもは金沢八景からアジ船に乗り、沖を釣るという感じですが、今回は沖堤やストラクチャー、立ち入り禁止の堤防すぐ近くとか今まで釣ったことが無いエリアを攻めるので新鮮です。最初のポイントでまんすりーさんが立て続けに4,5匹釣りあげます。せんばも遅れて数匹ゲット。中くらいのアジが多いです。30分ほど釣って、ちょっとアタリが遠のいたと思ったらすぐに船頭さんは場所替え。この頻繁な場所替えは他の船と一線を画すようです。



  それからも数か所場所を変えながら釣りますが、冬のこの時期、あ
まりアジのご機嫌はよろしくないようで、ポツポツと拾う程度。クーラー満タンは絵に描いた餅になりそうな気配。時速5匹くらいでスタートしたものの、2時間経ってもまだつ抜けしません。潮どまりの10時半前くらいから入ったポイントは型は小さいものの、魚が群れているようで、入れ食いタイムが始まりました。小ぶりですが、連続して釣れてようやくアジ釣りらしくなってきました。と、今までとは全く違う感じのアタリがあり、慎重に巻き上げます。途中でドラグを弛め、もしかしたらクロダイ?って感じでやり取り。上がってきたのは尺はありそうな大アジ。バレないことを祈りつつ取り込みました。すかさず船頭さんから「良いサイズのアジ、上がりました~」とアナウンス。ちょっと嬉しい。(笑) 



 そこで数を伸ばします。1時間ほどで20くらいは追加。しばらく
してちょっとアタリが遠のいたところで次の場所。そこからは残念ながら爆釣のポイントにはなかなか当たりません。それでも時速5匹くらいには釣れ続け残り1時間ほど。予報通り風が吹いてきました。午後から風が強くなるとまんすりーさんが言ってましたがけっこう強い。風が強いとやはり釣りづらいです。  結局先ほど魚が多かった場所に戻り、釣ります。そこでもポツリポツリ釣り上げ35は超えたか?というところに。「あと20分で終わります」とのアナウンスがありましたが、風が思ったより強く結局10分ほどで終了。風裏に移動して、後片付け。船頭さんが釣果を聞きにきます。37くらい?って答えましたが、自宅で処理しつつ数えると40匹ジャスト。サイズは小型の南蛮サイズが半分。あとは刺身・アジフライサイズでちょうどよい。尺アジは32センチあり、これは大満足。ちなみにまんすりーさんは55匹とのこと。さすがです。



  まんすりーさんが車で自宅まで送ってくれるのでいつも楽ちん。あ
りがたいことです。5時半には帰り、祝日で家にいた家内も手伝ってくれて魚の処理。冬にアジ釣りは初めてでしたが、中型サイズはどれも脂がのっていて美味しい。しばらくはアジの料理を楽しめます。まんすりーさんが教えてくれた、小型アジの丸のままの一夜干しを試してみようと準備中。年の初めに良い釣りが出来ました。皆さん、今年もよろしくお願いします。 


 

キンメ船デビューも(12月30日)

今年の還暦のお祝いに子供たちから、電動リールと竿をプレゼントされ、キンメダイを釣ってくる約束をしました。11月初旬に予定をしていましたが、あいにく強風で船が出ず。師匠役のまんすりーさんと日程を調整しながら、年末の30日なら月曜日で二人で行ける、ということになり段取りをしました。しかし、今年は風が吹く日が多く、どこの船も1週間に1回出られれば良い方。この月曜日も予報では強風で、数日前までは半分諦めていました。前日になりちょっと回復し、吹き始めが遅くなり、何とか出るかな?という感じになり準備だけはしておきました。当日の朝、船が出るとのことで、10時にせんば家出発。ゆっくりと千葉の乙浜を目指します。 



 下道を多用しながら、休み休み向かい、乙浜到着は15時過ぎ。お世話になる船は恵津丸さん。10名の乗船です。受付を済ませ、岸払いは16時ころ。初めてのキンメ船、まんすりーさんに針を止める磁石コーナーや、仕掛けをいただいたり、手とり足取り教わります。錘は150号。8本針を1本減らして7本針でスタート。投入から一連の動作は予習をしていましたが、実際は恐る恐る。(笑)16時半から釣りはスタートです。明るいうちにクロムツを狙い、暗くなって本格的にキンメに移る、という感じみたい。風は段々強くなり、早上がりも視野に入れ、前半勝負というイメージ。 



さっそく第一投。127mとのアナウンス。125mくらいで着底。そこから徐々に上げていくのか?と120mくらいのところでいきなりのアタリ。直前にはまんすりーさんにサバが掛かっていて、これもそう?と半信半疑。電動リールを使い上げますがしばらくして何か違和感。全然上がってません。ドラグが効きすぎで滑っているようです。ドラグを締めてようやく少しずつ上がってきます。どんどん重くなっている感もあり、すぐに中乗りさんが飛んできて仕掛けを回収。なんと後ろの人とお祭り&メダイ2匹にサバ。外道ですがいきなりの大物。後ろの人とメダイを1匹ずつ分けて、サバとバケツに入れます。メダイも美味しい魚とのことで、幸先良さげです。 




続いてまんすりーさんに本命クロムツ。私にも同様にクロムツがかかります。水深は110m前後とちょっと浅くなりました。確認するとべた底から少し上げたあたりがポイントらしです。フラッシャー仕掛けですが、サバの身餌を付けた方に掛かる感じ。暗くなると少しずつアタリも増えてきますが、何故かアジやサバも釣れてきます。1時間ほどでクロムツはまだ1匹。完全に暗くなってから100m前後のポイントに移動。ここでは投入してすぐにアタリが続きました。少し待って多点掛けを狙いますが、クロムツのダブル止まり。なかなかうまく乗りません。 大潮で流れがものすごく早いか、というとそうでもないのですが、ちょこちょこお隣や後ろの人とお祭りが。大事故にはならず、釣りは続けられます。アタリもしっかりと取れ、追い食いを待つ。が、お祭りも怖くて上げて2匹止まり。そんな感じでポツポツと拾っていきますが、キンメに場所替えする気配がありません。まんすりーさんが確認すると今日はキンメが口を使わず、キンメを狙った船もこのクロムツ狙いに戻ってきている、とのこと。船頭さんは「釣果」という結果第一主義みたいで、そのあたりは共感を覚えるところ。



 それでも19時を過ぎたころから風が強くなってきます。まさに予報通り。まんすりーさんは何者かに糸をスパッと切られて錘をロスト。船で買おうとしたものの、強風で早上がりと告げられ断念。それから10分後に終了のアナウンス。何となく不完全燃焼、という感じですが、とりあえずはクロムツとメダイを釣り上げ子供たちにプレゼントされた竿には魂が入りました。うねりもあり、帰る船ではちょっと船酔い気味でしたが、酔い止め効果もあり何とか大丈夫でした。 船から上がると、おかみさんが早上がりの時のお土産かアジの干物とジュースを差し入れてくれました。船頭さんも口数は少ないけど親切。割引券ももらったので、次回もここかな?なんてまんすりーさんと話しながら一路埼玉へ。高速を飛ばすと乙浜からは2時間かからずに帰ってこられました。結局釣果はクロムツ7匹、メダイ1匹、アジとサバを各2匹。メダイが50センチあり、正月用に刺身が出来るのでやや満足。次回は海の様子を見て、キンメを上げましょう!と約束してお別れ。今回はキンメ船デビューにお付き合いくださり、まんすりーさん、ありがとうございました。一人だと敷居がちょっと高い釣りでした。これで無事に令和6年の釣り収めも終了。来年も良い釣りが出来ますように! 


ホテルモーニングからの鶴見川(11月18日)

 キンメのデビュー戦が延期となり、おそらくは年末になる感じ。それまでに釣りに行きたいし、出来れば前回の大はぜのリベンジをしたいなあ、と考えていました。タイミング良く、旅行サイト「じゃらん」からのクーポンがあり、川崎のホテルで朝食が300円で食べられる、といことが分かり、月曜日にホテル朝食からの鶴見川はぜの最終戦に行くことに決めました。

 天気予報は晴れるものの、冬型の気圧配置で、寒くなる予報。とは言うものの、東北に比べたら楽勝の気温。荷物も軽くして、身軽で自宅を出ました。午前中は曇りで少し雨も残るらしいのですが、午後は晴れ。食事中に天候が回復する予定です。ところが、JRで踏切の緊急停止ボタンが押された、とのことで30分ほど遅れてホテル着。ゆっくり朝食、とはいきませんでした。

 それでも美味しいフレンチトーストをいただき、満足して鶴見川へと向かいます。ここで今日2度目の試練。なんといつもいく餌屋さんが閉まってます。おかみさん、足が辛そうだったからなあ、なんて心配しつつもこれから使う餌も心配。スマホで調べるとさっきまで居た川崎まで戻らないと餌を買えないことが判明。まあ、今日は運動のため歩く日だな、と切り替え一駅戻ります。時間は予定より1時間ほど早いので、問題はありません。ただ、上州屋さんの青イソメ、値上がりしてた!(笑)

 そんなこんなで鶴見川に戻り、前回よりも上流に入ろうと歩いていくと釣り他人発見。そこそこ釣れているようです。釣り場までぐるりと回ってこないと入れないらしく、前回のエントリーポイント近くから逆の上流に歩きます。その方は3本竿で置き竿。7匹釣れたとのことで、アタるポイントとかこの一帯の情報収集。この時期やはり釣れる数は落ちているそうです。一昨年が爆釣したらしくそれから通っているとか。時間は正午過ぎ、そろそろ干潮から上げに変わる時間帯。さっそくその方の下流側で竿を出します。


 30~40mあたりで釣れた、とのことで、そこらへんを重点的に探ります。今の時期、3分くらい様子を見て、アタリが無ければ少し巻く、ということを繰り返します。1時間ほどは生体反応が無く、その方もアタリがないのかおしゃべりタイム。多摩川をホームグラウンドにしている方で、今の時期は大きなハゼを狙って鶴見川に通うらしいです。話しながらも全く反応が無いので、50mほど下流に場所を移します。そこでようやく初のアタリ。と言ってもたまたま竿を置いておいたら当たったので、餌を食いにげされました。さあ、と思ったらなんとポツポツ雨が来ました。

 予想外で、傘ももっていないため、更に100mほど下流の鉄橋の下に避難。雨が止むまでそこで竿を出します。おまけに寒くてトイレに行きたくなって、小ぶりになってからスーパーマーケットへ。1時間半ほど経過しており時間は3時前でした。トイレから戻ると雨も上がっており、また50mほど上流へ。そこで再び40mラインから責めます。と、3分くらい待っているとブルブルとアタリ。しっかり乗って上がってきたのは18センチのジャンボハゼ。釣れると必ずこのサイズなのが嬉しいです。ここから1時間ほどは反応がめちゃくちゃ増えます。一投必ずアタリがあります。コンコン、と小さいアタリの後持っていくやつあり、いきなり大きなアタリで持っていくものあり、小さな変化に試しに合わせて乗ったのもあり、4時までの1時間で5匹のはぜを釣りました。3,4回は食い逃げされたので、楽しい時間になりました。

 4時を過ぎ、段々と暗くなるにつれてアタリが遠のいてきます。夜は反対側の船着き場で1時間ほど手前を探ってみようと一旦4時半で片付けます。最初にご挨拶した方も同じころ上がり、釣果を聞いたら13,4匹とか。置き竿も今後は検討の余地ありです。暗くなり船着き場を探るも生体反応が無く、寒さも感じて、6時には終了。もし夜やるなら投げて、鈴とケミホタルつけた釣り方の方が良さげな気がします。
 今年は3回鶴見川に来て、坊主は無し。つ抜けすれば満足なので、来年の作戦としては10月、11月に上げ潮狙い。大雨がしばらく無いコンディションで、アタリが遠い時は2本竿も。多分こんな感じだと大はずれは無いのではないかな、と思います。でも涸沼が復調していたらそっちも魅了的なので迷ってしまうことになりそうです。とりあえず前回釣った3匹と、今回の5匹ではぜ天で一杯やる予定です。