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せんばの釣り日誌

山形生活17年に終止符を打って埼玉に転勤。山や渓流に行く回数は減りましたが、釣りだけは細々と続けていきます。月に一度行くかどうかの釣りの備忘録。たまーの更新だと思います。たまーに遊びにいらしてください。(笑)

浦安でハゼ(9月30日)

 9月になって3回目の釣り。そのうち2回ははぜ釣りなのですが、今回は陸っぱりの釣りを友達と行く約束をしていました。去年江戸川で桟橋からのはぜ釣りでデビューした彼ですが、今回はもう少しのんびりとはぜ釣りを楽しんで2,30匹くらい天ぷらと唐揚げ用にお持ち帰りをする段取りにしました。釣り終わりにはビールで乾杯してから解散、という何とも贅沢な秋の一日になる予定です。
 ところが数日前になっても江戸川の青潮は収まらず、釣果はパッとしない日が続いています。釣れる場所を探すだけで1日が終わってしまいそうなので、慌てて情報収集。木更津が釣れている、という情報と浦安の境川でも小さいけどそこそこ調子が良い、という状況でした。木更津は遠いし、帰りに飲むなら近い浦安一択でした。(笑)


 とは言うものの浦安でのはぜ釣りは学生時代以来45年ぶり。とりあえず釣り具屋さんで餌を買って情報収集かな、という感じで地下鉄東西線の浦安駅に降り立ちました。天気は曇りベースでたまに小雨が混じるような。10時半過ぎに着いた時には小雨でした。7,8分で釣り具屋さんに着いて、餌と針を購入。情報では小ぶりながらも釣れているとのこと。水門がありその上流と下流と2か所ほど探ってみようという作戦を立てました。

 歩いて10分ほどで水門上流のテラスに到着です。今回友人は新しいちょい投げ竿の使い初め。魚を釣って、魂を入れなければなりません。仕掛けを作ってはぜ天秤に2号の錘。針は6号のハゼ針。さっそく手前から釣りはじめます。深さは6,70センチというところ。手前でアタリがありますが、小さいのか釣れません。数回やってみてようやくヒット。7センチくらいの唐揚げサイズでした。友人も釣り始めるものの、アタリも少なく、あっても乗らないことが続きます。

 場所を変えつつ、探ってみます。時々釣れてくるのは唐揚げサイズのミニばかり。30分くらいで5匹くらい。友人もようやく1匹。これは10センチほどの天ぷらサイズ。無事に魂が入りました。雨も上がって段々と暑くなってきます。地元の方も声を掛けてくれて、ポイントも教えてくれました。アタリは続き、前回行った涸沼の渋さに比べたら格段に楽しいです。(笑)
 1時間半ほどで場所を移動することにします。何せサイズが小さい。もう少しサイズアップを狙って、今度は水門の下流を目指します。竿を片手に歩くこと15分ほどで同じような親水デッキに到着。釣り具屋さんからは下流域は牡蠣殻が多くて面倒だよ、と聞いていましたが見ると確かに牡蠣が目視出来ます。これは注意しながら釣ろうと声を掛け、再びの釣り開始。試しに仕掛けを落とすとたちまちヒット。入れ食いです。上流部よりやや大きめのハゼ。

 友人にはナイロン糸のリールだったので、PEラインのリールを貸し出して、違いを感じてもらいます。この場所にはそれが正解だったのか、アタリを取ってしっかりとハゼを釣りあげます。友人のハゼはなぜか天ぷらサイズが多め。それでも1時間ほどは入れ食いが続きます。針がかりしないことも多く、餌だけ取られたり。2人で「あー!」っとお決まりの声を上げたり。

 それでも段々とアタリの間隔が伸びてきます。16時が潮どまりなのですが、15時くらいからそれが顕著。それでもポツリポツリとハゼを拾います。バケツのハゼを数えながらクーラーに入れつつ釣り続けます。残り1時間ほどでせんばは目標の30匹を超えます。あとは釣って友人にお土産を、と頑張ります。後半はアタリが減ったものの、終了まで7匹を追加。友人は15匹。それでも去年よりは自分で釣った感があるとのこと。お土産に7匹進呈して22匹お持ち帰りです。

 今回は全体的に小さめで、30匹持って帰り7匹を天ぷら。残りは唐揚げになりました。捌く量も少ないと分かっていたので、竿をしまってJR新浦安まで5分ほど歩いて武蔵野線直通電車に乗ったらあとは南浦和まで乗りっぱなし。釣り仲間と良くいくお好み焼きのお店で乾杯して解散しました。釣りからの一杯もたまりませんね。釣った魚は翌日捌いて、天ぷらと唐揚げ。連日のビールにピッタリでした。のんびり、まったりと秋の一日をハゼと戯れる。とっても豊かな休日となりました。
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