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せんばの釣り日誌

山形生活17年に終止符を打って埼玉に転勤。山や渓流に行く回数は減りましたが、釣りだけは細々と続けていきます。月に一度行くかどうかの釣りの備忘録。たまーの更新だと思います。たまーに遊びにいらしてください。(笑)

懐かしの渓流(9月10日)

 今年の貴重な夏季休暇は東北の友人たちに再会しようと予定を立てました。3日目には山形で午前中だけ時間が取れそうなので、これはいつも行っていた川にも挨拶するしかない、ということで10日火曜日に行ってきました。5月に生まれた初孫のお食い初めにイワナを釣って、持参するという個人的な目標もあり、気合をいれて荷物をまとめました。

 自宅のそばにドバが取れるポイントを見つけ、出発の前の朝に30匹ほどゲット。ところが虫かごに入れすぎたのか、翌日には全部死んでいました。15匹くらいずつ入れていた前回は大丈夫だったのに、荷物を少なくしようと横着したのがまずかったかも。餌は現地の上州屋さんで買うことに。前日も車を借りて運転をしたのでアルコールも取らずに、節制して当日を迎えます。(笑)ただ、駅に隣接する霞城セントラルという立派な建物の中に入っている「ワシントンホテル」宿泊だったので朝5時前に出発という、ちょっともったいない宿泊に。その分家内がゆっくりとホテルを満喫したようです。

 早朝から川に入り、昼には家内と合流予定。2年ぶりの川ですが、去年の豪雨の影響が心配でした。5時半ころに入渓。少しばかり川沿いを上っていきます。と、ミズのむかごが群生しているところを通ったので、最初に採ることにしました。貴重な山菜ゲット。10分ほど進んだところから釣り開始。購入したミミズ(大)を使ってみますが、最初はアタリがありません。サクサクと釣り上がっていきます。1時間ほどやりましたが、小さいサイズのがつついた程度であまり良くありません。

 それでもようやくアタリが出始めて、イワナをゲット。6寸サイズ弱でちょっと小さい。続けて更に小さいのが釣れます。針を飲んでしまいやむなく籠へ。川はおおむね昔通りですが、たまに枝が折れて川に倒れこんで少し釣りにくい場所もありました。それでもいつもの川に癒されつつ釣り上がります。

 ポツリポツリをアタリはありますが、小さくて食わないのでしょう。途中でぽちゃん、というのもありオートリリースは以前と同様。入渓点から退渓点の中間くらいでようやくまずまずのサイズを追加。還暦を迎えたせんば、足が上がらなくなってきたのか、けっこうしんどい釣りです。苦労しながら釣り上がります。以前工事をしていたところは建物が建ち、川べりにデッキチェアが置いてあってなんか良い感じに。人が入りやすくなったのかもしれません。
 毎回釣れるポイントも今年は沈黙。今年魚が減ったのか、使っている餌がドバではないからなのか・・・。これは来年以降に試してみる必要がありそう。それでもその上の淵で、今日イチの引き。後半トルクが弱くなってきて、上げたらやはりニジマス。8寸弱はありそうです。これでお食い初めの魚は大丈夫でしょう。

 イワナを追加して10時半。そろそろ退係点が見えてきました。最後の淵を流してハラワタを抜こうと考えつつ一流し、二流し。で、ガツンと餌を食って走り出します。ちょっとビックリしたものの、慌てずいなして、腰を落として引き上げます。まあ、それほど大物ではないものの、やはり8寸サイズのイワナ。ここでこれだけ大きいのが釣れるとは思ってもいなかったので、びっくり。入退渓点は釣れないか、小さい、というイメージでした。これで一旦釣れた6匹を捌いてクーラーへ。

 30分ほど待ち合わせまで時間があったので、もう少し上流部分を下見に。ところが今まで無かった工事用の建物が建っていました。人の気配はなかったものの、渓流魚にとってはちょっとマイナスかもしれないなあ、と見てきました。今回はドバが手配出来ずの釣りでしたが、懐かしい風景と、お食い初め用の魚もゲット出来たので、満足いく釣りとなりました。いつかは源流の釣りも再び行ってみたいですが、ちょっと足元が不安。(笑)頑張って体力を落とさないようにしないとです。

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