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せんばの釣り日誌

山形生活17年に終止符を打って埼玉に転勤。山や渓流に行く回数は減りましたが、釣りだけは細々と続けていきます。月に一度行くかどうかの釣りの備忘録。たまーの更新だと思います。たまーに遊びにいらしてください。(笑)

鹿島ドンコの予定が・・・(2月10日)

 冬は竿に鈴をつけてドンコの「チリンチリン」というあたりを待つのんびりした釣りが好きです。寒さも東北に比べたら楽勝なので(笑)埼玉に引っ越してからも釣り友と一度行きました。今シーズンも年末と1月に鹿島の新浜ドンコを、と予定していましたが、あいにく両日とも悪天候が見込まれ中止に。ようやくこの月曜日に「さっか」さんと鹿島遠征に行ってきました。




 

 さっかさんは月曜日を休んで4連休にしちゃうという何とも羨ましい日程。最寄りの駅まで朝はせんばが電車で行って合流。そのままドライブです。作戦としては午後イチで着いて夜釣りの準備をしたところで、鍋を楽しむ。で、夕方から竿を出し寒いので温かいコーヒーでも味わいつつ釣りを楽しむ、という完璧すぎる作戦です。

 

 行きは3時間、交代で運転をしながら鹿島近くのスーパーマーケットへ。検討して鍋の種類はチゲ鍋風。肉・タラ・カット野菜・キノコ・餃子に〆のラーメン。つまみにから揚げとほうれん草の煮物。これで一人1000円。飲み物は持参しているので、あとは釣り具店に寄って足りないものを買ったらOK。いよいよ新浜へ。





 

 あれ?何か車が多い!ん?パトカーが2台?あれあれ・・・。さっかさんと顔を見合わせ「どうしたんだろ?」とりあえず、情報収集です。車を降りて何人かのおっちゃんに聞いてみたところ、どうやらここ数日新浜岸壁からカンパチが釣れている。そこでルアーマンや泳がせで狙う人が急増。路駐が多くトレーラーの運ちゃんが激おこ。そこで警察に通報しておまわりさん4人ほどが来て釣り人を新浜から退去させているとのこと。そもそも立ち入り禁止なので釣り人は無抵抗で帰っていく、という場面に遭遇したのでした。

 

 今から入れないし、そもそも鍋どころではなく・・・。結局一度港公園に転進することに。20分ほどで着きましたが、やはり鍋を楽しもう・・・という気にならず。迷った末もう一度引き返してみました。小一時間経過しているので、おまわりさんもいないはず・・・いた!(涙)最終的にちょっとつまみを仕入れて港公園の駐車場でエネルギーを注入してから夜釣りをしつつ、鍋でもしましょうか、という結論に達します。

 



 せんばは初めての港公園。「よっさん」が毎回アジを釣っているところでしょうか。家族釣れのお父さんに聞いてみると狙いはアイナメ、サビキでアジ、メバリングも、という感じ。肝心なドンコは以前は釣れたけど、震災後は全く釣れなくなってしまったそう。それでも根が見えるので、竿を出してみます。さっかさんは3本、せんばも3本出します。30分経過しても全く反応がなく、早々に鍋の支度にかかります。

 

 30分ほどで鍋が出来て、熱々の鍋に舌鼓。途中食べるのを妨げる鈴の音もなく…。お隣の家族連れに何か釣れた模様。偵察に行くとでかいアナゴ。ということは砂地か。聞くと手前は根が多く少し投げると砂地らしいです。根回りでジグサビキを使ってアジやメバルも釣れているらしいです。やはり地元の方は詳しいです。




 

 さて、我々は釣れる気もせず(笑)食後のコーヒーを温めて飲み始めました。たまに竿を上げるも根に仕掛けを取られること数度。少し遠投しアナゴがいそうなところまで仕掛けを入れます。と、放置していた竿をさっかさんが重そうに・・・。おっと、アナゴゲットのようです。しかも太くて良いサイズ。これは嬉しいボーズ逃れ。「持っていきます?」のお言葉にもちろん「あざーっす」といただいてしまいました。


 

 ラスト30分ほどですが、私も真剣にアナゴ狙い。ラスト前に何か重いかな?と巻いてきた仕掛けにはちょっと良いサイズのはぜが。これでせんばもボーズを逃れました。アナゴとはぜの天ぷら確定です。午後8時半を目途に仕掛けを撤収して、公園を後にします。9時前に鹿島を出発し埼玉着は午後11時40分過ぎ。それでも帰りは自宅まで送っていただいたので楽でした。



 

 新浜のドンコ釣りはできませんでしたが、港公園を初めて訪れることができ、また鍋をつつきながら楽しいひとときを過ごせました。一番寒いこの時期ならではの楽しみですね。さっかさん、ありがとうございました。またチーム埼玉の皆さん、今度はご一緒しましょうね。

 

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