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せんばの釣り日誌

山形生活17年に終止符を打って埼玉に転勤。山や渓流に行く回数は減りましたが、釣りだけは細々と続けていきます。月に一度行くかどうかの釣りの備忘録。たまーの更新だと思います。たまーに遊びにいらしてください。(笑)

隠密釣行2日目(9月15日)

 さて、2日目です。せっかくの山形の夜でしたが、誰とも会うことも出来ず、娘がバイトしていたラーメン店で懐かしいつけ麺を食べて早々に就寝。翌朝も5時起床です。チェックアウトをしてホテルを出たのが5時半。2日目は一番通った市内の川です。ここは毎年9月に釣りに行っていつも良い釣りができる最高の場所なのです。ただ雨が降ると水量が増すので、今日はどのくらいあるかが問題です。




 

 それでもいつもの場所から入渓したのが6時過ぎ。しばらく川を上り、6時半過ぎから釣り始めます。昨日採ったどばミミズが大きいので、魚が反応するか心配でしたが、さっそくアタリがあり7寸サイズのニジマスからスタート。ただ水量はやはりいつもより多く、活性は良いですが、川を上がるのが少し大変。しかも釣るポイントが限られてしまいます。それでも餌が25匹ほどなので丁度良いペースです。



 

 少し竿を出して、しまって川を上る。ポイントを見つけてまた竿を出す。釣るポイントは少ないのですが、ほぼポイントごとに食ってきます。それでも小さいのはかじるだけでオートリリースになるので安心。さすがにドバの10センチを超える太いやつにも来ますが、針がかりまで至らず、数回ぽちゃん。7寸は超えるのもあったのに・・・。(笑)


 

 で、エサはほどほど(と言っても昨日の倍はある)の大きさをメインに流します。渓相も2年前と変わらず懐かしい瀬や淵がありました。昨日8時間ほど川歩きをしているのでちょっと疲れ気味ですが、そこそこ釣れるのでやる気が失われません。2時間ほどで2つのイワナとニジマスで3匹。ぽっちゃんは、同じくらい。魚に遊んでもらっています。

 

 ここは少し上ると釣り人も減るのか魚影が濃くなります。相変わらず歩いてばかりで竿をたくさん振れませんが釣り場ごとに7寸、8寸が釣れてきます。いや、楽しい!魚籠がだんだんと重くなります。魚が暴れて竹で編んだ魚籠の蓋が飛んでしまわないように常に押さえながら歩きます。で、またしばらくすると少し開けた場所になって魚影が薄くなるのも相変わらず。ホームリバーって感じですね。

 



 途中で今日もミズを採ったり、休憩したりしながら上を目指します。今日はこの川だけなので、急ぐ必要もありません。大きな淵ではどばの15センチもあるビッグサイズで狙いますが、さすがに食ってきません。それでもそれほど大きな場所ではないところででかミミズにしっかりと食ってきた7寸サイズ。こんな餌でも釣れるんだなあ、とびっくり。やはりイワナは獰猛です。



 

 そろそろ退渓点が近いなあ、と魚籠を確認すると既に9匹。すべて満足サイズ。(まあ7、8寸ですけどね)ニジマスも2つ上げました。ラスト前にイワナを釣り上げてこれでつ抜け。いやいや水量のお蔭かも。ここではらわたを抜きます。時間を見ると昼前。あと小一時間あります。いったん車に戻り、クーラーに魚を入れてそこから上を見ることに。



 

 釣れてもよし、釣れなくともよし、です。(笑)それでもみみずを流すとアタリが。でも食い込まず。よく見ていると、くわえて走ろうとする小物。ポイントごとに当たるものの、各段にサイズダウン。1匹だけ飲まれてしまいやむなくお持ち帰りしましたが、30分ほどで竿をたたみました。退渓点にはミズがあるので10分ほどミズを採って終了。さすがに2日連続の渓流はしんどい。(笑)




 

 2日間で14時間ほど川歩き。普段卓球を2週間に一度だけする私にしては、けっこうな運動量でした。それから昼に冷たい鳥ソバを久しぶりに堪能し、温泉で汗を流して帰路へ。レンタカー&新幹線なので、すごく楽です。結局浦和には夜の8時ころには戻りました。漬物や味まるじゅう醬油、田舎ソバなどお土産を持って帰りました。そうそう、魚は2日とも11匹。2日目の方がサイズは大きくて満足。どばの大きさが比例した感じです。イワナ・ニジマス・山女も1つ釣れ渓流魚がそろいました。これでしばらく渓流ともお別れですが、命の洗濯をしたような遠征となりました。やっぱり山形最高っす。次回は懐かしいお仲間とも会いたいものです。


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