山形隠密釣行(9月14日)
秋の恒例行事的な仙台湾のヒラメ祭り。コロナの影響で今年は関東圏からの釣り人は受け入れてくれない、とのこと。残念ですが、今年は諦めざるを得ません。もしかしたらそんなことも・・・と予想はしていたので、数少ない連休は渓流に行こう、とそちらの段取りもしておりました。レンタカーで山に行き、2日間渓流を歩く。夜は例のトラベルキャンペーンで数千円でホテル。極力人とは接しない中での川遊びです。
となると勝手知ったる山形の渓流、ということに。こんな時期なので懐かしい人たちにも全く連絡もせず、一人山形へ。前日のうちにレンタカーで米沢の道の駅まで行って仮眠。月曜日に1日目の釣行です。埼玉でどばみみずをとって準備万端。幸い天気は朝方まで小雨で午後から回復傾向。前日まではけっこうな雨だったようで最高のコンディションです。
早朝5時過ぎに米沢を出て、新しく出来た東北中央道でかみのやま温泉まで。そこからは蔵王のふもとの川へ。源流もどきの懐かしい川に3年ぶりに入ります。ここは2本の川に入り、ミズのむかごも採る予定。最初のころは手も足も出なかった川ですが、通ううちに少しずつ釣れるようになってきた川です。熊除けのピストルを鳴らして6時過ぎ釣り開始。
どばを流すとさっそくアタリ。くわえて走ったのか、水中の木に引っ掛かりいきなりのロスト。そこからアタリはあるものの、かじられるだけ。ちょっと小さいのでしょう。少し上で小さめのイワナ。これは針を飲まれてしまいやむなくキープ。せめて7寸をと狙うのですが釣れるのは6寸ちょいのリリースサイズ。何回かリリースしますが、飲まれたやつだけ魚籠に。
けっこう勾配があり、いったん竿をしまって上に上り、ポイントで竿を出す、という感じで釣り上ります。少し上がるとようやく7寸サイズが上がってきてちょっと満足。マイナスイオンの森の中に居るだけで癒され、極楽気分です。幸い雨が上がって薄日も射しています。結局ここでは7匹のイワナで終了。サイズは今一つですが、ここに来られただけありがたいです。
時間は9時半過ぎですが、ここから少し下ったところにミズの群生地があります。ポイントを拾いながら群生地まで進みます。ちょうど秋の今頃はミズにむかごが出来ていて、おひたしにして食べるとおいしいのです。今回は山菜のお土産はムカゴで決まりです。しばらく採って、昼前にはもう一つの川へ。下流域ではヤマメが1つでした。
2時間ほど今度は別の川へ。ここは最初に蔵王のふもとの川を知った時に来てその時まさかの大漁だった川。釣り友の山形遠征でも源流イワナを狙って来た川なのです。それ以来大釣りはありませんが、そこそこ釣れているのでこちらの川にもご挨拶を。(笑)
どばも30匹以上採ってきたのですが、かじられてしまい消費が激しいです。どうせ一泊するので公園で明日の分は採る予定ではありますが、最悪餌屋に走らねばなりません。ところがこちらの川ではそれほど小物は居ないのか、アタリは少ないものの、7寸サイズがポツリポツリと。この分だと餌も10匹前後は明日に使えそうです。
2時前にいつもの滝まで行って終了、と思い餌を流します。と岩陰からすーっとイワナが近づきパクリ。目の前に見えました。しっかり食わせて竿を上げると今までとは違う重さ。これはでかい!とようやく上げたのは9寸を超える大満足のイワナです。最後に今日一番のサイズが上がり気持ちよく納竿。後半は4匹でした。
チェックインまで時間があるので、足元だけ替えて霞城公園へ。いつもどばみみずを採っていた公園ですが果たして採れるのでしょうか・・・。数か所周り苦労しましたが、15匹ほどゲット。しかもサイズが大きい。浦和で調達したのより倍以上あります。果たしてこのエサが吉と出るか、逆に食わないのか・・・。明日の第2日目のお楽しみです。