忍者ブログ

せんばの釣り日誌

山形生活17年に終止符を打って埼玉に転勤。山や渓流に行く回数は減りましたが、釣りだけは細々と続けていきます。月に一度行くかどうかの釣りの備忘録。たまーの更新だと思います。たまーに遊びにいらしてください。(笑)

電動リールデビュー戦(5月27日)

 今年還暦祝いに子供たちからプレゼントされた電動リール。初めて使うチャンスがやってきました。昨年デビューした勝山港のアジ・イサキリレー船。最初に狙うアジは70~80mという深い場所を狙います。昨年は手巻きで頑張りましたが、かなり運動になります。今回は同じリールを持つ釣り友、まんすりーさんに使い方を教わりながらの初めての電動リール釣りです。

勝山港を目指したら、今年の春に上った鋸南町の鋸山(のこぎりやま)のすぐ近く。ここかあ、と思いながら車中で明るくなる時間まで待機します。去年は撮影クルーが入りましたが、今年は純粋に釣り人のみ。左舷胴の間に2人で並んで座ります。雨の予報でしたが、直前に曇り一時雨に変わり、風も予想より弱く絶好のコンディションです。さっそく準備をしながら電動リールなどのセッティングを教わります。船頭さんからは場所や座り方をご指導。そんなこんなで5時に岸払いです。

30分ほど走ったところでアジを狙います。棚は75m。根が多いからタナはしっかり守ってね、と念押しされます。さっそく仕掛けを下ろします。まずは糸の色をチェックしながらリールの数字との誤差をチェック。4,5mほどのずれなのか・・・。まだ慣れずに良くわかりません。回収してコマセを詰めて、再びおろしますが、糸の出るスピードが遅い。まんすりーさんに確認すると糸が出る速度を調整するとろこが左側に付いていました。これかあ!で、スムーズに仕掛けと糸が落ちていくように。

3投目くらいでようやくアタリ。電動リールの真価発揮の時。(笑)ちゃんと5m手前くらいから減速しておりこうさん。ここのデカアジのレギュラーサイズ。27,8センチ。段々とアタリも出てきて3つくらいアジを追加。なかなかのスタートで、しかも楽ちん。少しずつ電動リールにも慣れてきます。まんすりーさんにもアタリが続いてお互いに写真を撮り合います。1時間ほどで4,5匹釣りあげますが、段々とサバの猛攻が始まります。そうするとお祭りはするし、仕掛けはぐちゃぐちゃに。サイズは良いので持ち帰りますが、それも5本まで。その後はリリース。2時間を前にまんすりーさんはアジの部終了。せんばもアジ6匹、サバ5匹(リリース3ほど?)で前半戦終了です。

そこから10分ほど移動して、いよいよイサキ狙いです。せんばはそのまま電動リールで。まんすりーさんは手巻きで引き味を楽しみたい、ということで竿を交換です。船頭さんの指示ダナは20m。23mまで落として、3mコマセを振りながら上げるとのこと。さっそく釣り開始。そこから船頭さんの皆さんへの釣り方アドバイスが始まります。釣り方からコマセの巻き方など特にレンタルタックルの初心者の皆さんへは熱いアドバイス。(笑)何とか釣って欲しいのでしょうね。と言いつつ我々も船頭さんが実際に竿を取って、自分で実演しながら教えてくれました。確かに理にかなっていて、そこから爆釣りモードに突入。タナも15mまで上がってきました。

最初は1匹ずつ上げていましたが、船頭さんからアタリがあったら少し待ってみて!と教えられ、そこからダブル・トリプルが増えていきます。順調に10匹、20匹と増えていきもう数もわからないほど。ただ不思議なのはまんすりーさんと私は隣同士なのですが、釣れる魚はなぜか私の方が一回り大きい。場所なのか、何なのか?「タナは同じですか?」と聞かれるも本当に同じ条件、タナなので不思議です。

刺身サイズ、塩焼きサイズが釣れまくり、そろそろクーラーの心配をしなけれならないかなあ、と休憩しておにぎりを食べつつ考えます。隣のまんすりーさんは絶好調。さすがにクーラー2つ持ちは違います。その後も入れ食い状態は続いて忙しいこと。これが噂のイサキ祭りかあ、なんて思ってしまいました。昨年はポツポツだったので、うれしい限り。

10時を越え船頭さんが残り2時間あるよー。クーラー満タンにしてねー、とハッパをかけてくれます。まあ、埼玉の釣り友におすそ分けもあるし、せんばも山形の知り合いに送れるし、頑張りましょう。10時半ころには予報通りポツポツきましたが、一瞬ざーっときて30分くらいで上がりました。風も無く、気分良いままにイサキのグングン!という引きを楽しみます。大体2匹、3匹釣れるので、生かしバケツには常にイサキがいっぱい。なかなか見られない絵です。
12時ころに「あと1回下ろしたら終了します」という船頭さんの声に、最後かあ、と投入。アタリを待って、回収すると最後はトリプル。有終の美を飾りました。終了しますのアナウンスで、道具を片付けながら、〆たイサキを数えながらクーラーに放り込みます。あまりに数が多くて、刺身サイズのイサキしか〆ることができませんでした。結局48匹という結果。多分まんすりーさんは70を超えているのではないでしょうか。でかいクーラーに入りきらず、せんばのクーラーに10くらい放り込んでくれました。

港に帰ってきたら、クーラーボックスを陸に上げるのが一苦労。二人で持たないと重すぎて無理という。(笑)ここでも船頭さんのアドバイスで、「重くても海水をいっぱいに入れ、氷を入れておかないと魚が焼けて美味しくないから気を付けてー」とのこと。頑張って海水を満杯にしましたとも。帰りも順調で高速道路もすいすい。自宅マンションには午後3時過ぎに帰ってきました。たまたま休みだった娘を呼んで、荷物を持ってもらい上に上がりました。まんすりーさんはそのあと2軒に配達。それでも処理が大変だろうなあ・・・・。



自宅に戻り、休む間もなくイサキの処理開始。その前に山形の知り合いに宅急便で送る手配。2軒で24匹ほど送りました。それから3時間ほどイサキとサバにアジを処理。何とか今日のアジのタタキとイサキの塩焼きに刺身だけは間に合わせます。残りは翌朝にすることにしてギブアップ。まんすりーさんは4時間かかったらしいです。貴重な体験が出来、電動リールの使い方もわかってきました。今回もまんすりーさんにはお世話になりました。次回、本命のキンメダイのご指南もよろしくです。
PR