銚子港でどんこ釣り(1月9日)
快晴が続く関東の1月。今年も穏やかなお正月となり、子供たちや私の兄弟家族と楽しい集まりとなりました。あわよくば息子とイシモチ船に乗れたらなあ、なんて考えていましたが、釣り友まんすりーさんから9日の成人の日にドンコ釣りのお誘いをいただき、釣り初めは久しぶりのドンコ狙いに決定。場所はまんすりーさんお勧めの銚子港となりました。朝出発して、途中で食材を買って昼に港で焼き物をしつつ美味しい飲み物を飲む。まったりと過ごして夕方から準備をして夜釣りでドンコ狙い。寒くなったら芋煮からのカレーうどんで温まろう、という作戦です。
午前7時半にせんば家に迎えに来てもらい埼玉から下道で銚子を目指します。何度か行った鹿島方面に向かい、途中から南下して銚子を目指します。距離は120キロほど。山形から日本海酒田くらいまでの距離で、遠征気分になります。連休最終日で道路は渋滞がなく11時前には銚子に到着。スーパーで食材を仕入れ、魚市場で焼き物にするイカを物色。更に餌の青イソメを買って釣り場に着いたのは昼過ぎ。そこから荷物を広げ、炭を起こしてお昼の準備です。
まんすりーさんは手慣れたもので、火を起こしてイカを捌き、焼く準備。せんばはとりあえず1本竿を出して、釣りをしてますよ、というアピールを。小一時間ほどでイカ焼きにウインナー、買って来た枝豆と良い感じで出来上がりお昼がスタート。と、イソメ餌ではぜ狙いで出していた竿が「チリリン!」となります。巻いてみると何か付いている感じ。10センチを超えるハゼが釣れ、二人で「いるじゃん!」と真剣に釣りを始めます。このサイズのはぜが揃えば天ぷらが待っています。でも小さいアタリはあるものの、乗りません。仕方ないので今度は焼き鳥を焼き、食べつつまったりです。
途中漁船の水揚げがあり、生け簀から良い感じのヒラメがたくさん出てきます。観光の方もちらほらいて、我々をのぞきにきます。風もなく穏やかな港ですが、漁師さんも穏やかで優しい方が多いそうで、ニコニコ対応です。釣り人とのトラブルから厄介顔する漁師さんもいるそうですが、ここはそんなことはないみたい。他の釣り人の様子も見てきましたが、サビキでイワシ、泳がせでヒラメを狙っている方が多いように見受けられました。
結局昼の部ははぜ1匹。一度大きなアタリがあり、乗った感じがしたのですが、貝棚に糸が擦れてプツン。ちょっと残念でした。少し場所を移動してドンコを狙います。明るいうちに仕掛けをセット。ヘチ狙いで胴付き仕掛け、餌はサンマが理想だったのですが、品薄で今回はサバの切り身です。まんすりーさんは4本、せんばは3本竿を出します。
薄暗くなってきた4時半ころに釣り開始。薄暗いうちはアタリもなく、まったりと時間が流れます。周りにはイワシ狙いのサビキの方が一人。ポツリポツリとイワシを上げています。聞くと群れが入ると入れ食いになるものの、あとはポツポツらしいです。それでも50匹ほどは釣っている様子。我々は残念ながらサビキの準備はなし。ドンコ一本です。うーん、ダメかなあ…と思い始めた5時半ころせんばの竿に待望の「チリリン!」。上げると生体反応。20センチほどのドンコゲット。
まんすりーさんの竿にもチリリン!いよいよ時合到来か?さば餌で食い込みが悪いのか、チリンだけで乗らないこともしばしば。それでもまんすりーさんが2つ連続で上げ、せんばも同様に連続。しかも1匹は25センチオーバーの刺身サイズ。ところが30分ほどの活性化タイムの後はまたまた落ち着いてしまい、せんばもまんすりーさんも8時の終了まで一つずつ上げておしまい。暇な時間は芋煮を温め、〆のカレーうどんを食べる時間に。これはこれでおけ、でした。(笑)
粘ればまた魚にスイッチ入ることがあるかもですが時間切れ。二人とも4匹ずつ。年末にも来ていたまんすりーさんは刺身サイズの1匹をクーラーボックスに入れ、残りは全てせんばにくださいました。ありがたやー。久しぶりのドンコ釣りを楽しめ帰りも埼玉までのドライブ。3時間ほどで自宅まで送ってもらえました。その日は遅かったので、風呂に入ってダウン。翌朝にちょっと早起きして、処理に入ります。大きいのは初めて挑戦したナメロウ。2匹は一夜干し。残りは肝と一緒に煮つけ。どれも間違いない味でした。特にミソ・しょうが・ネギで作ったナメロウは初めて食べましたが、最高でした。リピート決定です。常磐の海でもなかなか釣れなくなってきたと言われるドンコ。関東での少ない冬場の釣りとしてこれからも行きたいと思います。今回もまんすりーさん、お世話になりました。