忍者ブログ

せんばの釣り日誌

山形生活17年に終止符を打って埼玉に転勤。山や渓流に行く回数は減りましたが、釣りだけは細々と続けていきます。月に一度行くかどうかの釣りの備忘録。たまーの更新だと思います。たまーに遊びにいらしてください。(笑)

旧友とアジ釣りへ(7月12日)

 梅雨イサキを狙っていましたが、台風の影響でパスをしたのが6月末。その後の再チャレンジを狙っていましたが、Facebookでつながった旧友から一度釣りに行きたい、とオファーがあり調整していました。初心者で船酔いするらしい彼にいきなりのイサキ釣りはハード。と言っている私もイサキは初めてなので、お世話しながらの釣りは困難です。そこで、今回はいつもの黒川丸さんの午後アジ船に乗ることにしました。初心者でもアジならそこそこ釣れるはず。幸い天気も好転して、梅雨の合間の晴れ間となりました。







 電車釣行なので、ゆっくり待ち合わせ。金沢八景に昼前に到着する感じです。友人は少しだけ釣りの経験はあるそうですが、本格的な乗り合い船は初めて。ビシのコマセ釣りも初体験だそう。とりあえず動画を見てきたそうなので、あとは現地で。今日の午後船は3人だけ。少し早めに出て、早めに上がるというアナウンス。同乗したもう一人のお客さんが他船の船長さん。貫禄が違います。二人であたふたしているとスッとよってきてくれ、友人にレクチャーしてくれました。











 釣り場に着いたら、さっそくその船長さんが一度友人に釣り方まで教えてくれました。専門家におまかせ出来てなんてラッキー。せんばは自分の釣りにいそしめます。5分ほど教わり、彼も釣り始めます。最初の10分くらいはひたすらコマセをまいて魚を集めます。船頭さんからは後半潮が速くなるから、早めに釣ろうねー、と言われます。4回目くらいにアタリがあり、1匹目ゲット。次のアタリはちょっと弱いかなあ、と思っていたらサバ。隣の友人は「あたり?」と首をひねっています。船頭さんに「ほら、アタリだよ!」と言われやっぱり・・と理解したよう。









 それでもようやく1匹目を上げます。取り込みもさっきの船長さんに習っていたので、せんばは見守るだけ。(笑)家内と来た時よりめちゃくちゃ楽。自分の釣りに専念できます。餌はいかタンですが、普通にアタリが出ます。最初のうちはバレたり、途中でふっと軽くなったりしながら1匹ずつ追加していきます。最初の1時間ほどでつ抜け達成。友人も棚取りに苦労しつつ、カサゴを釣ったりホウボウが釣れたり、もちろんアジも釣れそれなりに忙しそうです。
 潮が速くなる、と予告されていましたが、確かに仕掛けが流されることが増えます。それでもちゃんと棚を合わせればすぐにアタリ。段々と入れ食いになってきます。たまに「ぐいっ」っと大きめのアタリがきて、引きもちょっと違う感じのが来ます。これは刺身サイズ。27,8センチの大きなアジ。慎重にやり取りしつつ、引き上げます。このサイズが多いと嬉しいのですが、大体20センチちょいがアベレージです。







 船長はほぼ漁のようにバンバン釣っています。友人も船長や私の釣り方を見ながら工夫して段々とアジをうまく掛けられるようになってきました。私もそこそこのアタリの時は少し待ってダブルを狙います。ほぼダブルになりますが、途中であるいは、船べりで落とすことも。いやー面白い。アジ船でこれだけの入れ食いが続いたことは初です。





 いきなりさらに大きなアタリで、ぐいぐい引くことがありました。これは何だろう?と思いながら無理せず上げてきたら今日一番のデカアジ。抜けるか?とちょっと不安でしたが無事ゲット。タモを使っても良かったかな、とも思いました。バケツに入らずすぐにクーラーに入れました。帰ってから計測してみると36センチありました。これは満足です。






 その後も流されつつも、入れ食いタイムは続きます。残り20分のアナウンスの時には30匹も超えていました。数えつつ釣っていましたがもしかしたら40の壁を突破するかも・・・と思いつつ39匹まで来たところで「これで終わってくださいねー」と終了宣言。と最後のアタリを取ってラスト1匹!って思っていましたが、上げる途中でバラシ。今日5,6回目になります。(笑)






 結局せんばはアジ39匹のサバ1匹。数的には40です。友人はアジ22匹とかさご、キス、ホウボウとにぎやか。大アジは少ないですが、数的には満足そうでした。船長さんはさすがの52匹。レベルが違います。大満足で陸に戻りました。クーラーは重いけれど、気持ちは軽く。友人も次回も行きたい、とのことなので、秋に家内を連れてくるときに一緒にどう?と予約を入れました。釣りを覚えた人がまた一人。きっと釣りの深い魅力にずぼっと入ってくるのではないでしょうか。自宅に戻り、久しぶりに40もの魚の処理をしました。これからしばらくは鯵三昧の晩御飯です。


PR